文学

彼の声

この世界について、この社会について、この時代について、未来について、過去について、人々について、自分が日頃感じていることを率直に語る。

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彼の声 2015.2.18 「言語ゲーム」

2015/02/18

この世界は誰も何もやる必要がない世界なのだろうか。
でも実際にだれかが何かをやっている。
それに関して何か気づきかけているのかもしれないが、
いざ言葉を記す段になると何も語れない。
そんな状況がいつまでも続いている。
それでも何かに気づきかけているのだろうか。
たぶん気づいているのだろう。
もう何も語る必要がないということだ。
それは以前からわかっていたことかもしれず、
わかっていながらあえてそれに逆らいながら、
何かを語っていたのではなかったか。
そして語る必要のないことを延々と語ってきたのかもしれず、
たぶんそれに気づいてしまったわけだ。
今それに気づいたのではなく、
だいぶ前から気づいていたはずだが、
なかなかそれを言葉にできなかったのではないか。
そう思えば納得がいくわけではない。
なぜ今さらそんなことを述べなければならないのか、
理由が思いつかず、
述べる理由などないのかもしれず、
ではなぜ述べているのか、
その辺がよくわからない。
そう考えてしまうと、
何も語れなくなってしまうだろうか。
でも実際にこう語っているのではないか。
この状況をどう語っているのだろうか。
語っている通りに語っているはずだ。
それでかまわない。
そして納得しているはずだ。
何もやる必要もないのに何かやり、
語る必要もないのに語っている。
たぶんそういうことなのではないか。
現状はそこから生じ、
この世界はそんな現状の中にあるらしい。
それは間違った認識だろうか。
そう思いたいのだろう。
本当はやるべきことがあり、
そして語るべきことがあり。
実際にやるべきことをやっていて、
語るべきことを語っている。
そう語らなければならないわけだ。
そんなふうに語ってから、
実際に語りたいことを語ろうとしている。
それは嘘かもしれないが、
たぶんそう語らないと、
本当に語りたいことにたどり着けないのではないか。
そのためには、
先ずは語る必要のないことを延々と語り、
語っている己れを疲れさせないと、
そこまで行けないのであり、
それを語る状況にもならないのではないか。

なぜそうなのだろうか。
だからといって何を語っているわけでもなく、
たぶん中身のないことを延々と記しているのではないか。
きっと今もそうだ。
語りたいことへと言葉の連なりを持って行けず、
その代わりに出てくるのが無内容となるのだろうか。
少し変化をつけなければならない状況となっているわけか。
その変化が何をもたらしているかというと、
やはり虚無的な無内容となるのだろうか。
実際にそうらしい。
きっかけを未だにつかめないのだろうか。
それは本当に語りたいことを語るきっかけなのか、
そうではないかもしれず、
語らなくてもいいことを語ろうとしているのかもしれず、
実際にそのきっかけをつかんで、
現に語らなくてもいいことを延々と語っているのかもしれない。
なぜそうなってしまうのかわけがわかないが、
どうやらそれが通過しなければならない状況らしく、
いったいいつまでそれを語らなければならないのか、
この先も延々とそれを語って行ってしまうのか、
まったく見当がつかないが、
現にそれを語っている現状があるらしく、
未だにそうだ。
そうやって何かをつかんでいるのかもしれず、
それが語り続けていることの本質なのかもしれず、
語るとはそういうことの積み重ねなのではないか。
しかし何を理解しているとも思えない。
それは理解しなくてもいいことかもしれず、
理解しようのないことかもしれない。
焦りは禁物で、
無理に理解しようとする必要がないことかもしれない。
勘違いのままでもかまわない。
そう思っておけばいいのだろうか。
たわいないモノローグでしかないのかもしれないが、
いったんはこれを通過しておかないと、
どこへもたどり着けなくなってしまう可能性でもあるのだろうか。
さあそれはどうなのか。
とりあえず今日のところは
このとりとめのない自己対話に終始するしかないかもしれず、
さらにそれを続けておく。
いつまで続くのかわからないが、
とりあえず語るべきことはこれらしく、
記すべきもこれらしい。
要するに語りたくないことを延々と語り、
記したくもないことを延々と記している現状があるわけで、
なぜか今まさにそんなモードに突入中だ。
この現状はなんなのか。
いったいいつまで続けられるというのか。

まったくきりがないだろうか。
語り出したら止まらないというわけではなく、
実際に止めようと思えばいつでも止められるのかもしれない。
しかし今はこれが必要らしい。
これをやらないとこの先へ進めない。
なぜか知らないが、
これらの無駄で無意味な言葉の連なりが必要らしい。
わけがわからないまま、
ともかくさっさと語り、
さっさとこのターンを終わらせなければ、
先が出てこないようだ。
しかしこの先に何が出てくるのか。
何も出てこなければここで終わりだろうが、
たぶん終わらせないような何かが出てくるのではないか。
終わってたまるかという思いが強いわけかどうか知らないが、
なんとなく何かが出てくるような気がしていて、
今はそれを待っている状態なのかもしれない。
それはガラクタか何かだろうか。
何を予想しているわけでも想像しているわけでもないが、
出さなければならないのは何かの技か。
今この言語ゲームで技を出して
他人の気を引かなければならない状況なのか。
しかし技とはなんなのか。
思い当たる節はなく、
皆目見当もつかず、
わけがわからなくて途方にくれてしまうだろうか。
実際に困っているのではないか。
しかし誰が困っているのだろうか。
それは架空の誰かだろうか。
そういうことにしておきたい気持ちもあるにはあるだろうが、
困っているのは自分自身なのだろう。
語ろうとしていたことからだいぶ外れて、
不毛の荒れ地へと迷い出てしまったのだろうか。
なぜそうなってしまったのか原因も理由もわからない。
思い当たる節がないのが原因であり理由でもあり、
そして架空の誰かには、
君には何もわからないと言い放たれ、
そのままどこかへ意識が飛ばされてしまったようだが、
それはいつもの言葉がいつものように出てきただけで、
本当の原因や理由はわかっていて、
ただ記している言葉の連なりが、
その原因や理由へと向かわないだけで、
なぜかそれとは別の方向へ言葉が連なっていってしまう。
どうやら制御が効かなくなっているようで、
それが原因であり理由なのかもしれないが、
それでかまわないのだろう。
今日のところはあきらめておいたほうが良さそうだ。
語れば語るほど、
また言葉を記せば記すほど、
内容のない空疎な言葉の羅列となってしまい、
語らなくてもいいことばかりを延々と語っているわけだ。

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創刊日:2001-03-26  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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