文学

彼の声

この世界について、この社会について、この時代について、未来について、過去について、人々について、自分が日頃感じていることを率直に語る。

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彼の声 2013.12.6

2013/12/06

批判から批判が生じているのかもしれないが、
ここからが違うのだろうか。
抽象的な物言いだ。
果てしなくそう思われ、
気持ちに余裕が感じられない。
君は民主的な支配の形態を信じていない。
メディアは人の心を支配する道具なのだろうか。
簡単に言い切れるものではない。
でも何に抵抗しているわけでもない。
そうではないのかもしれず、
そうであってもかまわないのだ。
両義的な意味を見出したいのか。
公共放送は政府系メディアであってもかまないのだろう。
実際にそのようにしたいらしいから、
何かと政府に批判的な報道を慎むようにてこ入れしたいわけだ。
国家があり政府があり、
それを動かしている官僚機構がある。
別に議会制民主主義が官僚機構を作り出したわけではなく、
それ以前からあったものに、
議会制度が後から付け加えられただけで、
官僚たちが制御できる範囲内で議会を運営しているだけのことで、
元議員の子弟たちや元官僚たち、
それに国家に迎合的な元メディア関係者たちなどが、
議員となって牛耳っている議会と、
機構は持ちつ持たれつの関係にあるわけだ。
議会制民主主義であれ株式会社であれ何であれ、
それらは人を支配する目的で作られた制度に違いはなく、
支配する対象となっている人たちの自由など
制限されて当たり前なのだろうし、
そういうものにあまり幻想を抱く気にはなれず、
いくら憲法や法律で個人の自由が認められていても、
そんなのは制度の運用次第でどうにでもなるものなのではないか。
早い話が政府にとって邪魔な人間は、
適当な言いがかりをつけ、
警察が捕まえて裁判にかけ、
刑務所にでもぶち込めばいいだけのことで、
日本ではそれ以上に危険だと判断されれば、
オウムの連中のように死刑になるわけで
(北朝鮮では即公開処刑らしいが)、
いくら国民主権だの言論の自由だのといっても、
それは程度の問題で、
国家や政府や官僚機構が存続できる範囲内でそうなのであって、
そこから逸脱すると判断されるような、
過度の言動に出る者たちは、
多かれ少なかれ排除の対象とされてしまうわけだ。
そういう人たちはマイナーな左翼メディアの範囲内に囲い込まれて、
そこでいくら過激な主張を展開しようと、
一般大衆には届かないように、
メジャーなメディア上では決して取り上げられず、
恐竜全盛時代に生息していた哺乳類のように、
社会の片隅で細々と生き続ける運命となるのだろう。
そんな現状認識でいれば、
何やら合点がいくだろうか。
もちろん誰が本気でそう思っているかどうかはわからない。
これも偏見や臆見に基づいた作り話なのかもしれず、
どうでもいいと言えばそんな話でしかない。

どうやらすべてをご破算にするわけにはいかないようだ。
何とか体裁を取り繕いたいのかも知れない。
それでもかまわないと言えばかまわないような気もしてきて、
やはりどうでもいいことなのかもしれないが、
今ある制度の中から何を主張すればいいのだろうか。
制度には逆らわず、
制度とともに生きよということか。
制度から恩恵を被っている人たちはそうするだろう。
それが多数派であればいいということか。
少なくとも議会で多数派を占めれば、
自分たちに都合のいい制度を維持継続できるだろうし、
実際に彼らはそうやっているのではないか。
もちろんかつての民主党のように、
一時的に議会で多数派を占めたところで、
官僚機構やアメリカに逆らえば、
何もできずに終わってしまう。
戦略としてはそれだけではだめなのだろう。
しかしだめであってもかまわないような気がするのはなぜだろう。
エジプトではやはり官僚機構一部である軍隊と、
保守的なイスラム原理政党によって、
自由を求める民衆の蜂起は台無しにされた。
アメリカとしては、
エジプトの軍部と一定の妥協を図りながらも、
形だけでも民主的な体裁を整えた政権の誕生を望んでおり、
できればエジプトがイスラエルと対立しないような
落としどころを模索しているわけか。
しかしそんな思惑通りにいくのだろうか。
今ある前提とは何なのだろうか。
それがわからないままでもいいような気がするのはなぜなのか。
語っているレベルが違っているわけか。
民主主義という大前提をもとにして、
いくら正論を語ってみても無効らしいのはわかる。
議会制民主主義という制度に欠陥があることもわかる。
そういう言葉で語るのこと自体が、
言説の限界を示しているということなのか。
ではどう語ればいいのだろうか。
たぶん人々はまだ民主主義の限界を
直視することができずにいるのかもしれない。
世界的に国家に付随している官僚機構をどうにかしなければ、
真の自由は勝ち取れないわけか。
それは現時点では無理で無謀な話だ。
それ以前に世界が一つの政治行政機構に
統一されなければならないのだろうか。
それも現時点では大げさすぎて実現不可能な話か。
いずれも現時点では考えられないような
誇大妄想に行き着くしかないらしいが、
それもレベルの違う話だろうか。
では現状でも多く人々がそれなりに暮らしているのだから、
それはそれでかまわないことなのか。
とりあえずそれについて語るとすれば、
そういうことになるしかないらしい。

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創刊日:2001-03-26  
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