文学

彼の声

この世界について、この社会について、この時代について、未来について、過去について、人々について、自分が日頃感じていることを率直に語る。

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彼の声 2013.6.26

2013/06/29

もう帰りの新幹線に乗っている。
行事も済んでしまえばこんなものだ。
明日も忙しい。
何かを演じなければならなかったわけでもないので、
ほっとしている。
催し物も端から見れば滑稽かもしれないが、
それを真に受ける人がいるから、
そういう人向けのメッセージも含まれているようで、
しかけている側にとっては、
それなりの仕掛けが必要不可欠なのだろう。
でもやりすぎな面もあり、
ほどほどに願いたいものだが、
やはりそれはそういうことがわかっている側からすれば、
そういうものにしなければならないのだろうか。
人それぞれで、
受け止め方も違い、
君の場合は深入りしたくないので、
あくまでも傍観者を装い、
他人事のふりをしたいのだろうが、
周りはそうは受け取らず、
誰かの忠実なしもべのごとく映っている場合もありそうだ。
それは冗談かもしれないが、
何が冗談だとも思えず、
背筋が寒くなりそうで、
ぞっとする時もありそうだ。
まさかそれも冗談か。
どうもそう述べて何かをごまかそうとしているようで、
何がそうなのでもないのかも知れないが、
とりあえずその話はなしにしておこう。
これ以上そんな些細なことにこだわってしまうと、
真意が伝わらないばかりか、
何かから大きく逸脱してしまう危険性も出てくる。
それにしても今日は不可解だ。
吃音がいつもより悪化して、
会話に難儀してしまう。

何かどぎつい見世物を目の当たりにして、
ちょと引いてしまったのもあるが、
何かを顕示するとはこういうことであり、
要するにある種のデモンストレーションであって、
そういうことをやらないと、
多くの人がついてこないのかも知れないが、
そういうパフォーマンスにつられてついてゆく人とは
相入れない何かを感じてしまうのは、
やはりそういう予感がしているようだ。
きっと気のせいなのだろうが、
ヤバそうな気がして、
後ずさりしたい気分だ。
実績があるのだから、
何かの洗脳集会ではなく、
要するに催し物の類だと捉えれば、
一応の正解を得られ、
それで済ませてしまえば一件落着なのだろうが、
まあなんというか、
君にとっては勘弁願いたい行事だろうか。
でも済んでしまったので、
もういいだろう。
とりあえず今日も疲れた。
明日も明日で面倒なことが目白押しか。
何だか過労死とはいかないまでも、
鬱を発症しているのかもしれず、
それはそれで深刻な事態にならないように気をつけなければならないか。
もう遅いか。
笑っている場合ではないだろうか。
でも本気にはなれず、
まるで冗談みたいに感じられるようだ。
そしてすでに帰ってきた。
これでいいのか。
いいのだろう。
関係ないことか。
すでにそうかも知れず、
あとはいつものように仕事をするだけか。
面倒なことだ。

そして冗談ではないらしく、
たぶんそういうことなのだ。
君は幻想を抱いていたのか。
そうかも知れない。
それはそれでどうということはないのだろうが、
執拗につきまとってきて、
君を苦しめている。
何とかしようとすると、
なおのことこんがらがり、
事態が錯綜して、
どうにもこうにもならなくなり、
うんざりするような感じになってきて、
やめてしまいたくなるが、
やめられず、
ストレスがたまり、
さらに嫌気がさしてしまうわけだ。
あきらめれば楽になるのだろうが、
あきらめずに努力してしまうから、
より一層の困難に直面して、
何だか精神的にも肉体的にも疲れ、
どんどん何かの悪循環にはまっていくようにも思われ、
さらに嫌になり、
まったく負の連鎖がとどまることを知らず、
精神的にも肉体的にも追い込まれ、
たぶんそこから逃れるために、
どのような事態になろうと、
まるで冗談のように思われ、
どんなに深刻な事態に陥ろうとも、
笑うしかないような感じになり、
すべてが他人事のようにも感じられ、
どうでもいいような気分となり、
気晴らしに音楽を聴いたり、
暇つぶしにテレビを見たり、
現実逃避のようなことを思い描いたり、
悪あがきのようなことになってしまうのだが、
それも無駄で、
やがてどうにもならない現実を
直視しなければならなくなり、
こうしてまた出発した場所へと戻ってしまうわけだ。

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創刊日:2001-03-26  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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