文学

彼の声

この世界について、この社会について、この時代について、未来について、過去について、人々について、自分が日頃感じていることを率直に語る。

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彼の声 2013.3.23

2013/04/02

夜だ。
それは今の時間帯のことか。
でも何を探しているわけではない。
脈絡を感じられない。
語ろうとしている内容が不明だ。
また外れているのか。
何も話せない。
そんなはずがない。
では何を語ろうとしているのか。
語らずに記すつもりか。
そんなはずもない。
では何なのか。
そういう問答が嫌いなのか。
予定調和に思えてくる。
それでかまわないではないか。
だから冗談なのだろう。
それ以外は何もわからないふりをしている。
そう思うなら、
それらのどこかに真実が隠されているのだろうか。
何が真実なのか。
なぜそこでわからないふりをしているのか。
すべては冗談だからそうなってしまうわけか。
違うだろう。
何も冗談ではなく、
君はそこで真実を語っているのではないか。
では真実とは何だろう。
それらのすべてが真実なのだろうか。
嘘偽りも真実の一部だ。
そしてそこに存在する何もかもが何でもない。
すべては幻影なのだ。
そんな嘘にも真実が含まれている。
そう思いたいのだろうか。
しかしそこで誰が何を語っているのか。
別にすべての語りが真実に基づかなくても誰も困らない。
それがどうしたのか。
なぜ真実について語ろうとすると困ってしまうのか。
それでは何も語っていないのと同じことになってしまうからか。
わけがわからない。
そんなはずもないのではないか。
明確な理由とは何なのだろう。
それがわからない。
では理由などいらないか。
そうでもないような気もする。

何だか理路整然と語れないらしい。
それについて語りたいのに、
それが何だかわからないまま、
さらに言葉を記していくと、
わけがわからなくなり、
何も語っていないような気になる。
君はそこで何を語っているのだろうか。
人はなぜそれについて語ろうとするのか。
人ではだめなのだろうか。
人でなければ誰が語るのか。
夜が語り、
大地が語り、
海が語ったりするのだろうか。
わけがわからないのは当然のことだ。
やはり外れている。
この世界の何が問題なのでもなく、
人間社会がおかしくなっているのでもない。
政治家はあまりにも安易で、
メディアは性急に答えを求め過ぎる。
それでかまわないのではないか。
何を批判していることにもなりはしない。
ただそんなことを語っているわけだ。
だからそれでかまわないと思う。
支離滅裂な内容には馴れているはずだ。
ひたすらそんなことを記しているとしても、
それでかまわないと思い続け、
必死になってそう思い込み、
それでかまわないと自らに言い聞かせ、
心がそこから外れてしまうとしても、
やはりそれでかまわない。
眠たくなってきたようだ。
しかし物語とは何なのか。
君はそれを物語れないのか。
たぶんそういうことだ。
その代わりにでたらめで支離滅裂なことを語っているわけか。
代わりではなく、
ただそうなっているに過ぎない。
それとはまったく違う内容を記そうとしているのに、
出てくるのはそんなものばかりで、
悪戦苦闘の果てに導き出された結果に愕然としてしまう。

やはり何も語っていないのではないか。
その通りだと思うなら、
自ら負けを認めたことになるのだろうか。
ではいったい君は何に負けているのか。
虚無に負けているのだろうか。
そんなはずがないと思いたいのか。
たぶん何を思っているのでもない。
ただ語る気がしないだけだろうか。
それについては語れない。
語るのが不可能なのだから、
無理に語ろうとしてもだめか。
なぜ不可能だと思われるのか。
語れないそれとは何なのか。
たぶんそれは虚無ではない。
語れないのはこの世界そのものかもしれない。
でもこの世界について語っている言説などいくらでもあるのではないか。
それが違うのだろうか。
勘違いか思い違いか。
そういう違いでもかまわない。
でもそれとは違う違いであってもかまわない。
だがその違いとは何なのか。
それがわからないということか。
そうであってもかまわない。
でもそうでなくてもかまわないのだろう。
どちらでもかまわないのだ。
でもそれでは何も物語れなくなってしまう。
違いを違いとして語り、
違いとして認識して、
その違いについて語ればいいわけか。
それと物語と何の関係があるのか。
すべてを語っていることにはならない。
そういうことだ。
物語とはすべてを語らずにおくことで成立する。
その語らない部分を想像するわけか。
そして想像している間は物語から離れることができる。
でも物語から離れてどうするのか。
空疎で支離滅裂ででたらめになるわけか。
そういうことかもしれない。
君はそれを肯定できるだろうか。
なぜ肯定する必要があるのか。
否定してはだめなのか。

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創刊日:2001-03-26  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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