文学

彼の声

この世界について、この社会について、この時代について、未来について、過去について、人々について、自分が日頃感じていることを率直に語る。

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彼の声 2009.12.31

2009/12/31

まったく話の構成も何もありはしない。
気がつけば支離滅裂が何かの合い言葉となっている。
本当にそれを信じていいのだろうか。
君はそこで行き詰まる。
言葉が出てこなくなって、
何も語れなくなる。
そしてどうなったのだろうか。
そこから先にどんな可能性があるのか。
その先には何もないはずだ。
そう思っていれば
それで言葉を記すのをあきらめられるだろう。
誰がそう思っているのだろうか。
誰もそこにはいない。
それはいつものことだ。
そういう成り行きだからそうなってしまうのか。
君の知ったことではない。

君はそれらの顛末を知っているつもりになれる。
どんな事件か思い出せないが、
そういうことなのだ。
それがどういうことかは誰かの想像にまかせるとして、
その後はどうなってしまったのか。
君の心にゆとりはない。
いつも切羽詰まっていて、
焦るばかりか。
君はそれでも耐えられるのか。
しかしそれは何のことなのか。
誰かは惰性で言葉を記している。
そして知っているのはそんなことではない。
たががが外れているのはどこなのか。
誰かはそれを楽しんでいるようだ。
自らの崩壊を楽しんでいる。
そうであってほしいのか。
現実はそれとは異なり、
ますます元気になっているようだ。
空疎なことばかり記すと何かが増進するのだろうか。

誰かは指針を見失っている。
話の外れまくりはそのせいだ。
本当に何も考えられなくなっているようだが、
そこで必死に耐えているわけか。
まったく冗談にもほどがある。
それらの何が冗談なのかわかりづらいが、
わざとそう述べているだけか。
この世界では人はどのようにも生きられる。
そんな嘘をついているところが
わざとらしくも愉快な気がするのだが、
何のためにそうしているのでもないところが
冗談のたぐいかもしれず、
何がどうなって現状を受け入れる決心がついたのか
知りたいところだ。
それともそれも嘘なのか。
いくら現実を受け入れようとしても、
何の実感もわいてこないのはどういうわけなのか。
それこそが本当の冗談だからか。
まったく出過ぎたまねをすべきでない。
今後どうなってもかまわないなら話が別だが、
事を穏便に運びたければ、
今はじっとこらえるべきだろう。
何の話なのかわからないようだが、
それも誰かの想像にまかせておけば、
何かしら思い当たることでも出てくるわけか。
少なくとも誰かはそう思っているはずだ。

しかしそれについては
具体的に何を話したらいいのだろう。
今後それを語る機会が巡ってくるとは思えない。
もとから何もないはずだ。
語ることなど何もない。
だがそれで何を否定しているわけでもなく、
何もないことを肯定しているようだ。
しかしそれがどうしたのだろう。
どうもしないから何でもない。
ならばそこで話は終わってしまうのではないか。
何が終わろうと話など何もない。

いつまでも冗談でそんなことを述べているようだ。
それが何のことなのか、
到底それがわかるとは思えないが、
それでもそのまま延々と言葉を記していけば、
その先に何かありそうな気がしてくるのが不思議だ。
おおかた嘘に決まっているだろう。
フィクションだから仕方ないか。
語っている内容のすべては嘘だ。
そう思っていればそれで済んでしまいそうだが、
いつまでたっても真実を明かせないのは
歯がゆいのではないか。
もとから何もないのだから、
それが唯一の真実だろう。
もうそんなことはわかりきっていて、
今さら述べるまでもないことであり、
君はそんなふうにして何かを語っているわけだ。
そして沈黙のただ中で真っ黒な壁に塗り込まれ、
輪郭を失い、
絵画ではないことが証明されてしまうか。
それでは意味不明のでたらめになってしまう。
まったくいつまでたっても
わけのわからぬことを述べているようだ。

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創刊日:2001-03-26  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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  • DmI3rRdM2016/04/25

    Since the Trade Mark registries of most of advanced countries already operate online databases of applications and registered marks, perhaps they could consider adding automatic registration with the Clnaoieghruse for future successful national applications as part of their service. Ideally this should be a free service, but if not, it needs to be at a discounted rate. The benefits of such a system for mark owners and for the integrity of the Clearinghouse database are obvious.