文学

彼の声

この世界について、この社会について、この時代について、未来について、過去について、人々について、自分が日頃感じていることを率直に語る。

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彼の声 2008.9.11

2008/09/11

なぜかそんなことを記している。
言葉がどこにも届かない。
嘘に決まっている。
嘘でもなければ記す言葉がない。
たぶん何か適当なことを思いつくのを
待っているのだろう。
返す言葉がない。
使う場所を間違っている。
何かを並べているようだ。
抽象的に思われるが、
すべてはでたらめに違いない。
君が操作している。
何かを操っているのだろう。
水が足りない。
わかっていることをわかっているように述べるが、
すべてを承知しているわけではない。
ごまかし以外にはあり得ない。
部分的にはそうだ。
しかし可能性はどこまでも可能性の水準にとどまり、
何かができるような気にさせるわけだ。
果たしてそれをやっている現在がある。
乾いているのだろう。
のどの奥がかゆい。
何かを見逃してしまったらしい。
白黒写真を眺めている。
別の時間帯だ。
呼吸が荒くなる。
時間の無駄のようだ。
何も語っている気がしない。
わからないのだ。
何を語っているのかわからない。
何も問いかけようとしない。
君は見ている。
それを見ているようだ。
耳が遠くなっている。
唐突に何かが痛い。
皮膚のどこかに違和感がある。
時が経ち、
作り話にもならないそれらの言葉の連なりに
嫌気がさして、
予定調和気味に投げやりな気分となる。
その結果がこれだ。
それほど苦心しているわけではない。
ピアノの音色は心地よい。
そう思わせる演奏だ。
くだらないのかもしれない。
他に何をくだらせるつもりでもない。
そんな風に言葉を併置させる。
想いを巡らせてもどこへもたどり着かない。
そんな気分なのだろう。
もうすぐ時間らしい。
抽象的な音楽を聴いている場合ではない。
それに対する感想みたいだ。
何かから遠ざかるためにはそれが必要なのだろう。
まばゆい光に照らされているわけではない。
ただそこでそんな風に思っているわけだが、
まだ目鼻立ちがはっきりしないようだ。
何を知りたいとは思わない。
我慢が必要なのだろう。
我慢しすぎてわけがわからなくなり、
語りすぎて空疎な内容を得る。
いつものことには違いないが、
そこまで期待できない事情がありそうだ。
雨上がりの水たまりに誰かの後ろ姿が映る。
関係のないことだろう。
確かに聴いている音楽には関係ない。
明日のことを考えるにはまだ時間が足りないようだ。
額がかゆい。
水分を補給しなければならない。
たぶん正気ではなく冗談なのだろう。
やはりまだ暑いのだ。
夜になっても暑い。
あと半月ぐらい経たないと
涼しい季節にはならないようだ。
一時的な涼しさに油断して、
風邪でもひいてしまったのかもしれない。
体がだるくてやる気が起こらない。
気晴らしからはほど遠い言葉の並びにげんなりする。
なぜかそういう結果が導かれてしまい、
誰かをさらに鬱状態へと追い込む。
そこで何がどうなっているかなんて
百も承知しているはずだが、
わかっていてもそうなってしまうのが
予定調和の怖いところだ。
心の影の部分がわざとマンネリ気味に語ってみせる。
君ではないらしい。
嘘をついているに決まっている。
君を差し置いて
気を狂わせるような言葉の並びを記せない。
それも嘘なのだ。
何かと何かが相容れないらしく、
矛盾とは違った意味でその場の気分を害している。
公的な人は失言によって自滅するらしい。
理性的に振る舞おうとすればするほど、
ちょっとしたきっかけで
その場にそぐわない言葉を発してしまう。
内輪の冗談話なら何ともないのだが、
公的な場でそれをやってしまうと、
彼を取り巻くメディアから
非難の集中砲火を浴びてしまうわけだ。
メディアは絶えずその機会をうかがっていて、
一時の気の迷いから、
うっかりそれをやってしまうと、
ここぞとばかりに執拗な攻撃を加えられる。
それを眺めている一般人には
それがおもしろくて仕方がない。
有名人の足を引っ張って、
スポットライトを浴びている舞台から
引きずりおろそうとするメディアに拍手喝采だ。
しかし彼を持ち上げて有名にしたのも、
他ならぬマスメディアであり、
意にそぐわぬ発言をしたので非難を浴びせかけて、
引きずりおろそうとしているのも、
他ならぬマスメディアだ。
だからどうだと云うわけではないが、
それがマッチポンプだと
紋切り型的に嘲笑するのもおかしいだろう。
それは何も恐ろしいことではなく、
昔ながらの冗談には違いないが、
その冗談を真に受ける必要もないことも確かだ。
冗談のついでに物事の本質を見誤ってはいけない。
失言は失言として受け止める必要があり、
それを嗤っている自らも
その程度の失言を口にしてしまう機会など
いくらでもありそうだからだ。
だからメディアに誘導されるがままに、
一緒になって攻撃を加えているつもりになっていると、
自分で自分の首を絞めていることを忘れてしまう。
それはそれでそういうことでしかなく、
それ以上でも以下でもない。
たぶんその程度の水準から遠ざかるべきなのだろう。
そういうところに何か目的や目標を設定してもくだらない。
何とかそれとは別の水準で
何か適当なことを述べていた方が気楽だ。
だから自然とわけがわからない言葉の連なりに
なってしまうわけだ。
それがいいわけにも理由にもなっていないようなことを
述べているつもりなのだが、
本当のところは何が何だかわからないわけではなく、
何となくまともなことを述べてしまうのを
避けている印象があり、
自己言及的にそうなってしまうことを
反省するような言説になっているらしい。

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創刊日:2001-03-26  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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