文学

彼の声

この世界について、この社会について、この時代について、未来について、過去について、人々について、自分が日頃感じていることを率直に語る。

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彼の声 2008.9.7

2008/09/07

相変わらず晴れて暑い。
昼はそうだ。
何かを忘れている。
そう述べるのが癖なのだ。
たぶん何を思いついたわけでもないのだろう。
そこに何があるわけでもない。
誰かの言葉に反発しているようだが、
それを真に受ける必要はない。
またくだらないことでも
述べてしまう雲行きになってきた。
それが発動するのを阻止するために
何をどうしているでもなく、
ただの成り行きまかせになってしまうらしい。
思考力が欠如している。
他に何をもたらそうとしているわけでもないが、
ひたすら空疎なことを述べているのにも
限界がありそうだ。
それほど忍耐が続かない。
しかしまともなことは何も述べられない。
何となく今はその気分ではない。
だからもうしばらく空疎なことを述べていたい。
何も見つからないようだ。
何も語るべきではないのだろう。
何も期待できない。
何も感じたくないのかもしれない。
つまらない。
虚しいことばかりだ。
世の中に対する不平不満ばかりでは確かにそうだ。
あきらめてしまうのだろう。
君とは感覚が違う。
誰もそんなことは思わない。
何に抵抗しているわけではなさそうだ。
だからもうあきらめてしまってもかまわないのだ。
誰に言い聞かせているわけでもなく、
誰かが他の誰かに向かってそう述べているわけでもない。
ただそんなことが記される。
君はもうわかっているはずだ。
そんなやり方が気に入らないのも承知している。
誰もがその場から離れたくないのだろう。
気づいてほしい。
誰かが何かをやっている。
そこではない別の場所では気づかれない。
誰かは自由の大地へと直行したいらしい。
そんなことを述べている人もいる。
賭け事の連続に嫌気がさしているとも思えず、
いつ何時でも
勝負事にうつつを抜かしている人々に向かって
何を訴えかけようとも思わない。
勝負に勝って浮かれ気分になりたいばかりの人々に
どんな忠告もありはしない。
ただ言葉を記している。
思いついているのはそういうことだ。
どうしようもなく大人げない。
それらの現象を受け入れ難い。
気分的にはそうなのだ。
そこに何があるわけでもないが、
何もないわけではない。
それは誰かの感情だ。
ひたすら努力したいとは思わない。
どうしようもなくそこにいるらしい。
この世に存在していることは確かだ。
それは誰の意識でもなく、
そう思っていること自体がそうなのだ。
たぶんあきらめなければならないのだろう。
いずれはそうなってしまう。
何を語ろうとしても無駄だ。
その時が確実に近づいている。
その時になってから悪あがきをするのだろう。
そんなのはわかりきったことであり、
そうせずにはいられない状況になるのだろう。
だから今があるわけだ。
今はあきらめるための時間だ。
何かを悟らなければならない。
さらに辛抱しようとしている。
それでどうなるわけでもないのに辛抱している。
我慢の限界はとっくに越している。
そこから先にはさらなる忍耐の時が待ち受けている。
夢を見ているわけではなく、
それが現実なのだ。
何かの予知夢なのかもしれないが、
はっきりしたことはわからない。
昨日の記憶が何かを暗示しているらしい。
君は誰かを助けようとしているが、
君が助かるわけではない。
傍観者のふりをしていられないのだろう。
多くの者たちが虫けらのように死んでゆく。
君もその中の一人だ。
悔しいとか残念だとか思ういとまもありはしない。
虫けらなのだから何も思うこともない。
それが残酷だとか何だとかいう意識もなく、
ただそういう成り行きの中に
多くの者たちが投げ込まれているらしい。
そこで何をあっけにとられることもなく、
音楽を聴いている。
何も共感を得られない。
それは話でさえない。
何かの断片には違いないが、
その続きがない。
唐突に何かを感じ取ってしまったらしい。
予感はそこで終わりだ。
その先に何が待ち受けているとも思わない。
言葉の連なりは相変わらず空疎そのものだ。
そして時が過ぎ行き、
何を語ることもなく、
虚空に向かって
うつろな顔が何を語りかけているとも思えない。
画面を見つめるまなざしもうつろだ。
それでも今日中に終わらせようとしている。
現状を何とかしなければならない。
何かとともに秋の気配が忍び寄る。
また一年が終わろうとしている。
それはいくら嘘をついても動かしようのないことだ。
そんな中でも文章は刻一刻と
意味の定かでない終わりに近づいている。
何も述べることがないわけだ。
君にはどうしようもないことだ。
この先何を思っても思わなくても、
いずれ寒気が降りてきて、
冬の到来を期待させるだろう。
そんな中でも君は意味もなく音楽を聴き続け、
誰かの思考を遠ざける。
どんな思惑があろうとなかろうと、
何かから遠ざかる意識を止めることはできない。
たとえ遠ざかりつつ近づいてこようと、
それを簡単に退けてしまうだろう。
君は無敵の人ではない。
そういう意味では自らの敗北も快く受け入れている。
勝とうとしていないのだから負けるしかない。
ごり押しではつまらない。
無理に勝っても意味がないが、
自然に負けても意味を獲得することはできず、
それでかまわないと思うだけだ。
そこでどんな困難を感じているわけでもなく、
世の流行り廃りの中に、
君の意識がある以上、
そこから遠ざかりはしても、
完全に無視するわけにもいかず、
そのせいぜいが
負け組に属することぐらいしかできないだろう。
そしてそれでかまわないわけだ。
勝ち組になってしまったらそこでおしまいだ。
おしまいということは幸せになることであり、
それでもかまわないのだが、
そうはならないだけのことだ。

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創刊日:2001-03-26  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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