文学

彼の声

この世界について、この社会について、この時代について、未来について、過去について、人々について、自分が日頃感じていることを率直に語る。

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彼の声 2008.7.12

2008/07/14

暇にまかせてしばらくどこかに寄り道をしていたようだが、
また性懲りもなく振り出しに戻ってくる。
出口はどこにあるのだろう。
すでに通り過ぎてしまったらしい。
まだ誰かは迷路の中で迷っているのだろうか。
君はこれからどこへ出かけるつもりなのか。
どこで道草を食っていようと、
それほど回り道をしている感覚はない。
急いでいるというわけでもない。
悲惨なのはそれを商売にしている連中か。
それはどういう商売なのか。
取り立てて何の話でもなさそうだ。
そこまでたどり着けないのだからどうしようもない。
一年限りの使い捨てにされるお笑い芸人のように、
何か特長的な一発芸でもやるつもりか。
それは苦し紛れというものだろう。
たぶんその年の流行語になってしまったら
おしまいなのだろうが、
それはぬか喜びというやつか。
どのようにウケても
未来永劫脚光を浴び続けることはない。
だから意識してそんなことを述べているのか。
誰のことを述べているわけではない。
何をやるのも苦し紛れであり、
何をどう語っても苦し紛れになる。
そういう成り行きの中で相変わらず何も思いつかない。
何とかそこまで述べてきたのだから、
それでかまわないのではないか。
作り話の中では誰が他人を笑わそうとしている。
何にだまされているのだろうか。
君は誰をだましているのか。
あからさまにそういう話にはならないが、
気まぐれで君以外の誰かをだましているつもりになる。
何かの冗談だろうか。
外は土砂降りの雨だ。
それはいつの記憶なのか。
誰の記憶でもないだろう。
また日付的にはだいぶ遅れてしまったらしいが、
そこでじっくり考えている暇はない。
それ以前に自らが利するように行動しなければならない。
この際他人の迷惑など知ったことではない。
誰かはかなり精神的に追い込まれているようだ。
君の方は気晴らしにそんな嘘をついているわけだ。
そこで発せられた言葉を真に受けてはならない。
思っているのとは逆のことを述べている。
そうではないような気がするのだが、
結果的にそうなってしまうのだから、
それはそういうことなのだろうか。
やはり君はそうではないと思っているのか。
いくら思い違っていても、
何となくそのつもりであり、
その事実は動かしようがない。
実質的には何を語っているのでもないのだろうが、
そんなことを述べている最中から
それとは別の話題に誰かの関心が移ろうとしている。
さっきまで君は何について語っていたのか。
それらの何を真に受けるべきなのか。
真実とは何だろう。
考え込むようなことではない。
むしろさっさと現場を通り過ぎるべきなのだ。
空疎に満たされた文章を完成させて、
それとは別の作業を再開しなければならない。
いったい何に衝撃を受けたのか。
少なくともそれは君が語った内容ではない。
誰もそんなことは語らない。
語ろうとしても無理に決まっている。
無理だからそれをやり続けているのではないか。
くだらぬ冗談から派生した問題だ。
問題でさえないのに問題だと思っているだけか。
本当にそれが問題なのだろうか。
たぶん何について語ろうとしていたのでもない。
現状から言葉をたぐり寄せることができない。
この世界はこのままでもかまわないような気がする。
何ら改善する必要はないのかもしれない。
思考がそこに至らないのか。
何も考えられず、
何も切羽詰まった状況ではなく、
その場限りの刹那的なギャグにもついてゆけない。
たぶんその辺に漂っている希薄な共通認識を
共有することができないのだろう。
言葉が自らに向かうことはなく、
馬鹿げた事件が多発する外部の世界を
嘲笑することもない。
いったいそれの何が問題なのか。
今さら口利きもないだろうが、
いつの間にか教師という職業も
世襲制になっている地域があるらしく、
自分の子供を自分と同じ職業にさせたくて、
採用の権限を持っている者に
商品券を贈る風習が蔓延していたようだ。
教育改革だ何だのと声高に叫ぶ者がいる一方で、
そんなことを平然とやっている人たちがいるのだから、
それがどういうわけでもなく、
要するにどうということはない世の中なのだ。
人は自らと自らの家族を利するために
行動しなければならない。
公共性がどうのこうの言うのは、
あくまでもたてまえで、
ひたすら心情的な功利主義なのだ。
他人向かって偉そうに説教することに
快感を覚える輩は多いが、
教師というのはそういう人たちの集まりなのではないか。
要するに格好がつかない人たちなのだ。
子供に何か適当なことを教えて金をもらっている。
それだけでも恥ずかしい限りなのに、
たてまえ的には
この国の将来を背負って立つ子供たちを
育成しなければならない。
それだけでもギャグになり得る。
いったい彼らは何のために教えなければならないのか。
たぶん何も教える必要のない子供たちに
教えなければならないところが、
根本的に矛盾しているのかもしれない。
それを職業としているのだから悲惨この上ない。
そしてそれだけならまだしも、
その上に自分たちの職業を
自分たちの子供にも継いで欲しいのだから、
それは凄まじい勘違いのなせる業だ。
不正を働いてまであとを継がせようとしたのだから、
呆れてものも言えない人が多いのではないか。
まあそういう人たちが子供たちに教えているわけで、
それはそれで人畜無害なことかもしれない。
どうでもいいようなことでしかない。

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創刊日:2001-03-26  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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