文学

彼の声

この世界について、この社会について、この時代について、未来について、過去について、人々について、自分が日頃感じていることを率直に語る。

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彼の声 2008.5.2

2008/05/05

また言葉がバラバラに散らばっているらしい。
心臓の鼓動が聞こえてこない。
心がこもっていないと言いたげだ。
虚無がそうさせているわけでもないだろうが、
夢の中で言葉の残骸から遠ざかろうとしている。
自意識は完全に何かを見失っているようだ。
ひたすら見失い続けている。
記述の中でそんな馬鹿げたことを述べているうちに、
何やら目が覚めてきたようだ。
理由はわからない。
文章は相変わらず何の主張にも至らない。
たぶん何を知っているわけでもないのだろう。
とりとめのない思いにとらわれているようで、
そうでもないのだろうが、
ただ時が過ぎ行く。
何が心の中から消え去ろうとしているのか。
この世界から君がいなくなる理由などありはしない。
覚悟はできているのか。
どこからいなくなるわけでもないだろう。
必死になって誰かの不在を打ち消そうとしているようだが、
それはどういうことなのか。
誰かにとっては君という言葉がまだ必要なのだろう。
では何を静観しているのか。
意識が消え去るままにまかせているようで、
相変わらずそうなる理由が見当たらない。
いったいそこからどうすればいいのだろうか。
誰も彼もが死にものぐるいというわけにはいかないようで、
がんばりたい人だけそうやっていればいいだけだ。
取り立てて君が何を語る必要も感じられず、
どうやらその辺で
必要以上に言葉を並べすぎてしまったようだ。
それで飽きてしまったのだろうか。
そんな風にして
空疎なことばかり述べている現状があるが、
そこから何を批判しようとしても、
そうする義務を放棄したくなる。
わけがわからないが、
それはどういうことか。
しらけているだけかもしれず、
どこかで何かをやる義務が生じてしまうのを
避けているような気がしてならない。
誰かの意識が胡散臭い予言か何かに
惑わされているのだろうか。
そんな気がしているだけで、
確信があるわけでもなく、
合理的な理由など何もない。
テレビを見ていたら
無駄に時間が経ってしまったらしく、
そこで何かが滅びようとしている。
冗談に違いない。
あり得ないことだろう。
君は滅びたくても滅びようがなく、
他に滅びる対象を見つけられず、
その代わりに無駄に言葉を連ねていたら、
何かから少し遠ざかれたような気がする。
何かとは何なのか。
誰かが何かという言葉を発する暇を
探していたのかもしれず、
それは誰の発言に近づくこともなく、
単なる記述の水準にとどまりつつも、
何を述べているのでもない君について、
何かを付け加えようとしているようだが、
意識が薄れつつある君に何ができるというのか。
何を指せようとしているのでもなく、
それはいつもの無駄な問いかけになるだけか。
それに対する答えが返ってくることはないだろうが、
誰が返答を期待しているわけでもなく、
それでもあるとしたら、
それはあり得ない返答であり、
何かがそれを物語っているかも知れないが、
要するに誰かが
安易なことを述べているとしか見なされず、
それ自身に魅力を感じられない。
どのように述べても、
それらの記述が具体的な話題に結びつかず、
なぜそうなってしまうのかわからないが、
ひたすら無意味なことを述べているとしか思えず、
そんな言葉が誰かを狂わせているのかもしれない。
それは静かなる狂気ということか。
言葉で格好を付けてみても虚しいだけだ。
だがそれで問題が解決したつもりになれる。
それが何の問題なのか知らないが、
何について述べているとも思えず、
君は雑音まじりの音楽を聴いているらしい。
何がいいとも思えない。
しかしなぜできないのだろう。
いつまでたってもそのままだ。
まったく作業がはかどらず、
半ば焼け気味にいい加減な言葉を並べまくり、
それで終わらせようとしている。
がらくたに囲まれ、
言葉もがらくたのように並んで、
意味がわからなくなるが、
それでも文章だといえるだろうか。
そこで同じようなことを述べているのはわかっている。
気に入らないことが山積しているようで、
めちゃくちゃな気分になっているのかもしれない。
取り返しがつかなくなっている。
たぶんそれでも終わらせなければならないのだろう。
悩ましくも馬鹿らしい言葉の並びに唖然として、
北欧の沈まぬ太陽のような気分になる。
でたらめなことを述べているのだろう。
今は白夜の季節ではない。
冗談ではないが、
笑えない冗談を求めているわけでもない。
具体的な話題を求めているわけだ。
話の題材を探しているわけか。
ならば無理に述べる必要はないだろう。
君には無理なのだから他をあたってほしい。
徹夜などするには及ばない。
そんな状況ではないことはわかっていて、
今にも眠ってしまいそうなのに、
何に義理立てして眠らないつもりなのか。
そのつもりのないのだからそういう話ではなく、
たぶんどういう話でもない。
話になっていないようで、
そんなことを話している場合ではないのかもしれない。
会話になっていない。
君が求めているのは会話ではなく、
ただの沈黙か。
それがその場での格好付けを示している。
いくらあり得ないことだと思っても、
実際に格好付けを狙った言説を繰り出しているはずか。
そうする理由がわからない。
ところで今は誰がどのへんで
何を語っている最中なのか。
君のことを述べているわけではなく、
語っている内容はいつもの空疎だと思われる。

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創刊日:2001-03-26  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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