文学

彼の声

この世界について、この社会について、この時代について、未来について、過去について、人々について、自分が日頃感じていることを率直に語る。

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彼の声 2008.3.6

2008/03/06

君は何に魅せられているのか。
それはただの言葉の連なりにすぎない。
意味不明なのは技術的な不手際か。
まだ準備が足りないのだろうか。
今のところは何をやるつもりもない。
何もできないようだ。
ならばくだらないことでも述べていれば
事足りるはずだ。
事足りないから困っているのではないか。
いったいどうなってしまったのか。
何がどうなったのか分からない。
どうにもならなくても分からない。
とりあえずそんな言葉は嫌いなようだ。
君が必要としているのは水だ。
なぜそうなのか理由はない。
嘘をついているようだ。
それ以外は演劇的な成り行きに
見とれていた時間帯もあったらしい。
何がそれ以外なのか。
それ以外を拒否している現実がある。
君以外の誰が呪いの言葉を求めているのだろう。
認識力に劣っている。
人と人との関係が稀薄になっているそうだ。
いつの時代もそんなことが言われている。
何となく社会に蔓延している不安が
そういう言説を理由として求めているのだろう。
人々はこの世界で何を守っているのだろうか。
この世界は悪意で満ちているそうだ。
その悪意を取り除くのと同時に、
何かを取り戻さなければならないそうだ。
ちなみに君は失われた過去を取り戻そうとしている。
本当にそういう筋書きならば、
そこから感動的な物語でも奏でられるのだろうか。
何によって奏でるつもりなのか。
ここには何一つ楽器などありはしない。
あるのはただの言葉のつらなりだけで、
画面の背後から音楽が聞こえてくるが、
それはスピーカーのたぐいだ。
たぐいではなく本物のスピーカーかもしれない。
要するにそうやって無駄に言葉を連ねているわけだ。
しかしそんなことを述べて気が済むはずもなく、
自虐的に何を語れるわけでもないらしい。
何となく状況が馬鹿げているのだろうか。
そう感じられるのなら、
その原因でも探ってみたらいい。
くだらぬ対抗意識のかけらもなく、
誰と何を競い合っているのでもないらしい。
無理なことをやれば
それだけ危険が近づいてくるだろう。
それでもごり押しすれば
後で悲惨な結果が待っていることだろう。
それを承知で勝負にでているのかもしれないが、
少し浅はかすぎないか。
今はそれに対抗するのではなく、
ただ必要最低限のやるべきことをやっておけば
それでいいのかもしれない。
人には人それぞれに割り当てられた領分がある
とでも思っていればそれでかまわないはずだ。
本当のところはわからない。
わからないから
あまり真に受けるわけにもいかないだろうが、
君は他人に道を譲ることができるだろうか。
いきなり何の脈絡もなく何を思いついたのか。
それは戯れ言のたぐいかもしれない。
本気になれないのは毎度のことで、
何一つここには示されていないように思えてくるが、
それは本当のことではない。
事の真相を知ろうとしていないのだろう。
どんなときでも自分は自分であり、
他人は他人なのだろうが、
そんな認識が何に役立つとも思えず、
ただそう思っているにすぎないことだ。
それでも誰かは君であり続け、
理由など知る必要はない。
それのどこに真実が含まれているのか。
理由を探ろうとしてはいけない。
そう思われる根拠を示す必要もない。
人は本質的に何のために生きているのでも
努力しているのでもない。
ただそう思っているだけにすぎず、
そこから理由を求めようとすれば、
間違った結論が導かれてしまうだろう。
無理なことをやれば自滅するに決まっている。
君はただそれを待っていればいいということか。
とりあえずできうる限り最善を尽くして
結果を待つべきだ。
それ以外にやりようはないだろう。
もうすでに滅びへの道を歩みだしている者もいるようだ。
何も勘に頼り切って神秘主義に染まることもないか。
現実はここにある。
そこにもなくどこにもありはしない。
ここにあるのが現状のすべてだ。
誰かの掌の上で踊らされている者は悲惨だ。
自らの哀しい境遇に気づいていないようだ。
自分が主導権を握っていると思い込んでいるようだが、
それは取り返しのつかない勘違いだ。
君はそうなってしまった者の雰囲気を
感じ取っているらしい。
あるときは戦略を練っているつもりなのだろうが、
そして今それを実行しているつもりなのだろうが、
それに巻き込まれた者たちは
嫌々彼に従っているだけのような雰囲気を漂わせている。
そんな彼は次第に裸の王様に近づくだろう。
チンケなおとぎ話の主人公を演じさせられている自らに
気づかないのだ。
周りの者たちは皆心を痛めているのかもしれない。
誰も王様が裸だと言い出せずに困っているわけだ。
果たして君はどうなのか。
君はただ眺めているだけで心が痛まないのか。
君がその裸の王様の標的となっているとしたらどうだろう。
彼が君に勝つために
有形無形の様々な圧力を加えてきているとしたら、
君はそれに対抗して
何らかの策を講じなければならないのではないか。
冗談ではないか。
君はそれを冗談だと思っている。
なぜ危険にさらされているのに無防備のままなのか。
君には関係のないことだからか。
たぶん彼が標的としている君は、
君とは別人の君なのだろう。
彼の幻想の中に君とは別人の君がいるわけだ。
とりあえず今はそんな別人の君に
君の身代わりとしてがんばってもらうしかない。
しかしなぜそこで君は笑っているのか。
理由は薮の中だと嘘でもついておこう。

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創刊日:2001-03-26  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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