日記・blog

マキブリ

マキブリ(MAKIGAMI BRICOLAGE の略)は、ヒカシューの巻上公一によるメールマガジンです。豊富な音楽経験による不思議声帯的エッセイ、イベント、CD、口琴、ホーメイ情報を満載。

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maki-bri 別冊  3

2000/03/18


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マキブリMAKIGAMI BRICOLAGE 
別冊イベント情報      2000年3月17日
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目次

口上
スケジュール
近況「詩のボクシング」北海道地区大会から帰ってきました。
------------------------口上-----------------------------
みなさん、こんにちは。
イベントがいろいろ突然に決まってきていますので、
別冊にして報告します。
---------------------スケジュール--------------------------
●3月18日(土) 

『反響マシーン3 ・ソフィアの正体』 
 リチャード・フォアマンの初公開映像とシンポジウム
 4時半開場 5時スタート 
 神楽坂セッションハウス2階 ガーデン 
 tel.03-3266-0461(当日のみ)
  
 映像 リチャード・フォアマン
 シンポジウム  巻上公一(音楽家)
         鴻英良(ロシア文学者)
         内野儀(演劇研究者)

 料金2500円  学生1500円
 問合せ  リチャード・フォアマンプロジェクト(tel.0465-63-0578) 
http://www.st.rim.or.jp/~makigami/rf.html

 内容  
--リチャード・フォアマン初期の貴重な映像を公開、
その創作の原点を探るシンポジウム。

 60年代からのN.Y.アンダーグラウンド演劇の大きなうねりの中で、
 30年間ただ1人、全く独自の違う方法で演劇活動を続けている孤高の劇作家
 リチャード・フォアマンの初期の舞台の映像とビデオ作品を紹介するシンポジウム。
 日本初公開。
 
上映作品は「ソフィア=知恵の女神 part3.  冒険譚(前半)」1972年の舞台作品の記録
     「City Archives」1978年16mm作品
 
 中世以降のあらゆる哲学者たちが憧れた「ソフィア=知恵の女神」。
 フォアマンの舞台にしばしば登場する<ソフィア>をめぐって、彼の創造の秘密を探る。


●3月22日

 緊急スケジュール。突然札幌でやることになりました。

 昼 札幌大学卒業式 札幌厚生年金会館
  巻上公一+太田恵資+立花泰彦
 夜 "極楽セッション" 
  巻上公一+太田恵資+立花泰彦
 ステージレストラン ファミリー・トゥリー(中央区南5西2 サイバーシティビル12F)
 start 19:30 charge \3,500 (1ドリンク付)
 info. 予約 / ファミリー・トゥリー ?011-518-7301 or NMA ?011-742-3458
 企画提供 / NMA
http://members.xoom.com/nma_sapporo/ 


●4月5日(水) 
 横浜ドルフィー 
 DUO 巻上公一、八木美千依
     

●4月25-30日演劇『エジプトロジー〜わたしの頭は大トンカチだった」
      阿佐ケ谷ザムザ
      http://www.st.rim.or.jp/~makigami/rf.html

---------------------------近況-------------------------

函館の「詩のボクシング」北海道地区大会の本大会から帰ってきた。

詩のボクシング はボクシングに見立てたリングの上で、ふたりの詩人が
交互に自作を朗読し、どちらが観客を惹きつけたかを競い、
それをジャッジが判定するというもの。
1997年に、楠かつのり氏が、日本朗読ボクシング協会を設立。
初代チャンピオンはねじめ正一、二代目は谷川俊太郎。
そして、谷川俊太郎の突然の辞退により、平田俊子が現在のチャンピオン。

函館の大会は、午後6時半、16人の朗読ボクサーたちによってトーナメント
で行われた。

ぼくはトーナメントのジャッジに参加した。
詩を判定するなんて慣れないことだが、ここでは詩そのものより
パフォーマンス性を評価するようなところがある。
今の詩人は書斎型で、活字になっているのが詩だと思っている人が多い。
果たして詩は二次元の世界だけなのか。
三次元に詩はないのか?
(T・S・エリオットは四つ目の次元を問題にしていなかったか?)
言葉に書けないもの。音声だけのものを詩と認められないのか。

個別の評価基準の中で詩を判定する人々が7人。
トーナメントでは次々に激しい戦いが展開した。
パフォーマンスのせいなのか、ぼくの頭脳の特徴なのか、
詩を音声で聞いていると、時々ぼーっとしてくる。
時には意識はひとつの言葉に立ち止まったままになっている。
3分以内というルールがあるので、立ち止まっているうちにゴングがなることもあった。
それでも赤コーナーか青コーナーの勝敗を決めなくてはならない。
ある時は、あげるべき判定の(赤が勝ちか、青が勝ちかという)グローブの選択を
間違えて、勝つべき人が落ちてしまった。これには後悔した。

優勝は、金村鏡子さん。かなり年配の方だった。
その重たい声と存在感、津軽弁、即興性で文句なしの軍配だった。
トーナメントの時間が押して、ぼくと楠かつのり氏との
エキジビジョンマッチがはじまったが、その時すでに10時。
この会場は一応10時まで、遅くても11時には退出しなくてはならない。
そんなわけで、2ラウンドと即興詩の対決のみになった。

ぼくは2ラウンドとも音響だけ。クチノハ的戦いに終始した。
楠氏は観客とのコール・アンド・レスポンスを狙った作品などで
会場を沸かした。
試合が観客を前にしている以上、朗読に向いている詩には傾向がある。
音にして伝わりにくい言葉もある。
しかし、音でしか伝わらないものもあるだろう。

いい詩を書く人が、いい朗読ボクサーとは限らない。
朗読ボクシングの詩は、詩のひとつのジャンルだと思う。

*
次の日、函館から羽田に移動。すぐ日暮里の和音へ。
のどうたデュオ タルバガンの公演。
馬頭琴とホーミーの嵯峨さん、イギルとホーメイの等々力さん。
モンゴル式のどうたとトゥバ式のどうたの違いは歴然。
ふたりは互いに自分のスタイルをそのままやっている。
でも
函館の疲れもあって倍音に包まれて途中すっかり気持ち良くなった。
今後このグループの行きべきところはどこなのか。
*
長瀬さんのペトナム口琴は本当に素晴らしいものです。
1714 SHOPで扱うことになりました。
http://www.st.rim.or.jp/~makigami/1714.htm
*
リチャード・フォアマンに是非注目ください。
各メディアの方々に取り上げていただければ幸いです。
*
是非、お知り合いにマキブリご紹介ください。

巻上公一


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創刊日:2000-02-26  
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