音楽

歌お!かねひろマガジン

みんなのうた「象だゾウ」の作者、かねこひろゆきの音楽エッセイ。

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歌お!かねひろマガジン270[気になる歌]

2011/07/13

あっと言う間にこんな季節になってしまった。
夏だ。

夏休みのない大人にはひたすら暑いだけの日々である。
プールに行くこともなく、
ラジオ体操に行くこともなく、
あじ〜〜とうめくのみ。

そして、外に出るとなんとなく、コンビニでアイスを買ってしまう。
ガリガリ君は安くてうまくていい。

さて、最近のヒット曲と言えば、「マルモのおきて」の主題歌だ。
しかし、あれを聞いた時、それほどインパクトを感じなかった。
「ハッ!」としなかった。
ヒットしたと聞いて「えっ?」と思ったくらいだ。

そういえば「おしりかじり虫」も、音楽とてしての目新しさが皆無で
「なぜこれがヒットする?」と頭を抱えたものである。

歌作りのはしくれとしては、「やられた!」と思わず脱帽せざるを
得ないような斬新な歌にこそヒットしてもらいたいのだ。
ところが現実は「なぜこれが?」という歌ばかりが流行る。
時代の流れから完全に我が感性は乖離してしまったのだろうか。

だとしたら、私の歌にもう出番はないのか?
えらいこっちゃ。

さて、その一方で数は少ないものの、インパクトを感じる歌との
出会いもあることはある。

たとえば、
「ポニョ」の最初のスポットで流れていた、ピアノ伴奏の
デモのようなテイク。あれには「ややっ!」と思った。
歌を覚えたての感じが、とても新鮮だったのだ。

あるいは洋楽の、The Ting Tingsの「Great DJ」だ。
サビのインパクトは絶大で、一回聞いたらもう忘れられ
ない。思わずコード進行をコピーしてみたほど。
そうしたら、実にシンプルな構造になっていて2度びっくり。

発売されたのは2008年だが、その後CMでガンガン流れた。
2010年にはドラマ「素直になれなくて」のテーマとしても
使われた。

CMで「ハッ!」となったのは、クレモンティーヌがカバーして
いた「天才バカボン」だ。ここまで原曲から遠い世界へ行って
しまうともう「すごい」としかいい様がない。ボサノバって
懐が深かったのね。

それから脱毛機の「ノーノーヘアー」のCMもインパクトがあった。
あれは何バージョンかあって、基本的には同じ曲なのだが、
インパクトがあったのは1つのヴァージョンだけ。
映像のパワーも無視できないので、曲としてはちょい微妙か。

アニメ「銀魂」のオープニングはころころ変わるのだが、
秀逸な曲が多々ある。中でもFLipの「カート二アゴ」は
面白かった。意表を突かれた。これは考えた結果出て来る
ような歌詞でもメロディでもないので、貴重だ。

これに付けられたアニメも異様にチカラが入っていた。
歌詞を一字一句真っ正直に映像に置き換えていて、
何を言っているのかよくわからない歌詞が、わからない
まま絵になって、余計にわからなくなっていた。

私が一番よく見るのは東京MXテレビだ。
そこで最近唐突に流れるスポットのようなアニメがある。
「ごはん怪獣パップ」というシリーズもの。
コミカルなタッチで軽快なアニメ。
サウンドは、
おしりかじり虫+パフューム÷2みたいな感じ。
ごはん怪獣とおかず怪獣が闘って、結局一緒になる。
ごはんVSカレーがカレーライスになったり……。
何が目的なのか、よくわからない所が気になる。

以上、「気になる歌」でした。
思った通り、あまりネタがなかった。

次回は、ビートルズワースト10を選ぶ。
きっと誰も付いてこれないだろう。
 
★7/17 手創り市 雑司ヶ谷 大鳥神社 9:00-16:00(雨天中止)

■ブログ『手作り楽器でワオ!』
http://kanehiro3.at.webry.info/

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