音楽

歌お!かねひろマガジン

みんなのうた「象だゾウ」の作者、かねこひろゆきの音楽エッセイ。

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歌お!かねひろマガジン192[割り箸で太鼓]

2006/11/08

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歌お!かねひろマガジン192[割り箸で太鼓]

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健康って大切ですね。
先週は久々に風邪で寝込んでしまい、
なーんもできない状態ってこういうことだったのか!
と、思い知らされました。

継続していた腹筋運動も中断してしまうし、
誰もご飯を作ってくれないし、もう大変!

今後の老い先を考えてみると、1人暮らしは危険だと思った。

だが、私よりも経済力のない人物と共同生活をしようものなら
1人よりもむしろ危機的状況に至るだろう。

こうなったら、長生きを断念するしかあるまい。
覚悟を決めよう。

◆割り箸で太鼓

発端は子供がコンサートに参加できるように簡単な打楽器を作ろう
と思ったこと。

最初に作ったのは、バドミントンの枠にセロテープを張りめぐらし
た「ラケット太鼓」であった。

ラケットは2本105円で手に入る。
非常に安上がりだと喜んだ。
しかし、手間は大変なものであった。
セロテープの消費量もハンパではない。
苦労の甲斐あって子供たちには大好評であったものの、
もっと簡単で丈夫な太鼓は作れないものか、と私は思案した。

そんなある日のことであった。
私は太鼓の材料を求めて100円ショップを徘徊していた。
その時ふと割り箸に目が止まった。

「!」その時、何かがひらめいた。

割り箸を手に取ってみた。
「待てよ…これってきっちり同じ大きさに整形された木材だよな?」
作れる!これで太鼓が作れるぞ!
私は元々模型を趣味にしていたため、イメージした立体物の
製作方法が一瞬にして脳裏に浮かぶのである。

まず、テーブルの上に割り箸を並べてゆく。
ピッタリすき間無く4膳並べたところでセロテープで仮止めする。
セロテープは割り箸の両端と中央の3箇所を止めてゆく。
3〜4膳づつ並べては仮止め、並べては仮止めと貼り足してゆく。
この仮止めの仕上がりが完成品の出来具合に直結するので、
丁寧に可能な限りすき間無く張り合わせるのだ。

都合50膳に達したらセロテープを貼った面を内側にして丸める。
くるん!
ほら太鼓の胴の原形が完成だ!

割り箸は先端が狭くなっているので自然と上が広く、下に向かって
搾ったような形になる。植木鉢のような形と言えば良いか。
中々良い感じだ。
割り箸の上下を交互にひっくり返して張り合わせれば、茶筒のよう
なストレートな円筒も作れる。

さて、次に接着だ。
木工用のボンドを外側に塗り込む。箸と箸のすき間に押し込むよう
に塗ってゆく。ボンドは大量に必要になるので500g入りのボト
ルを購入しておくのである。
最近の木工用ボンドは乾燥が速いので作業は手早く行なおう。

このままではきちっとした形にならない。
どうするか?
内側に金属のボウルをはめ込むのだ。
これを入れるとピシッと形が整う。このまま一晩放置する。

ボンドが乾いたら、裏側の仮止めのセロテープを外す。
そして今度は裏側にボンドをたっぷり塗り込む。
塗り終えたらまたボウルをはめ込んでおく。ボウルの跡が残って
しまうがどうせ完成すれば内側は見えなくなるので気にしない。

ボンドが乾いたら、再び表側に再度ボンドを塗る。
極端に開いてしまった箇所があれば、割り箸を削った木片などを
押し込むなどして補修する。

1昼夜乾燥させて、強度を確かめる。
不安があるならもう一度内側にボンドを塗ると良い。

次に、皮を張る面のデコボコをカッターで軽く整形する。
その後、紙やすりをかける。
これは、それほど神経質にならなくても良い。
さらに一言お断りしておくと、胴の外側、皮が触れない部分は
どんなにでこぼこしていても一切気にせず放置する。
割り箸の味わいを大切にしよう。

これで胴の完成である。
こうして書いてみるとちっとも簡単ではない。
それどころか、
工程としてはセロテープを貼るだけだったラケット太鼓の方が
はるかに単純ではないか。

でも割り箸を張り合わせる工作の方が楽しい。
仕事ではないのだ。楽しければそれで良い。

あとは好きな皮を張って楽しむのだ。

最初はコンビニ袋を丸く切って、セロテープで止めてみよう。
これが意外に良く鳴る。
ただのコンビニ袋が突如として太鼓に変わる瞬間は感動的だ。

丸く切る方法を教えておこう。
二つに折る。
それをさらに二つに折る。(4つ折り)
また二つに折る。(8つ折り)
またまた二つに折る。(16折り)

三角になっていると思う。
二等辺三角形になるように余計な部分をはさみで切る。
これでほぼ円形の皮が完成する。

セロテープは2箇所づつ貼る。
時計の文字盤を思い浮かべて欲しい。
最初は12時と6時の2箇所にセロテープを付けて、
同時に引っ張りつつ皮を胴に貼り付ける。
次は9時と3時。
後は隙間を埋めてゆく形で貼り足してゆく。
16箇所も止めれば太鼓特有の「鳴り」が出る。
万全を期すなら32箇所で止めると良い。

また、コンビニ袋は非常に薄いので一回張った後で
その上からもう1枚貼り重ねると強度が増す。

張る皮は何でも良い。
いろいろ試してみると面白い。
コンビニ袋の寿命は短い。長くて1週間。
お勧めは米の入っている厚手のビニール袋である。

無論、一番良いのは本革であるのは言うまでもない。
牛革が良いらしい。革については目下研究中である。
成果がまとまったら、またご報告しようと思う。

割り箸を張り合わせるのが面倒な人は、ポリバケツの底を抜いて
ビニールを張ってみてはどうだろうか。とても簡単である。

◆編集後記 ------------------------------------------------------

寒くなったのでトン汁を作ってみた。
味噌味である。とてもうまい。
和食の方が食べ飽きない。
4食連続カレーはきついが、トン汁ならそれほど苦じゃない。

感想、大歓迎! kanehiro3@hotmail.com  へ送ってね。

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http://www.os.rim.or.jp/~kanehiro/

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発行者:かねこひろゆき
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創刊日:2001-02-18  
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