音楽

歌お!かねひろマガジン

みんなのうた「象だゾウ」の作者、かねこひろゆきの音楽エッセイ。

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歌お!かねひろマガジン181[オーディションの思い出]

2006/05/27

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歌お!かねひろマガジン181[オーディションの思い出]

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かねひろです。
みなさんお元気っすか?

昼ドラ「我輩は主婦である」がはじまった。
実は私はクドカンのドラマの密かなファン。
クドカンとは脚本家、宮藤官九郎の略称である。

私は放送開始を心待ちにしていたのであった。
と、こ、ろ、がっ!
3回目までは「ちょっとちょっと」と思った。
思いっきりすべっている。そう見えた。

ところが4回目、笑ってしまった。
ミュージカルシーンでやられた。
今後の展開が楽しみである。

ホームページはこちら。
http://www.tbs.co.jp/ainogekijyo/syufudearu/


◆オーディションの思い出

かねマガの読者には音楽活動をしている人が多い。
であるからして、オーディション経験者も多かろう。
しかし中には「オーディションなんてとてもとても」と
尻込みしている人もいるに違いない。
そんな方にとって、今回の話は多少参考になるかも知れない。

私は過去3回オーディションを受けた。

1回目は江古田マーキーというライブハウスのオーディションであった。
これは当時組んでいたバンドで受けた。
江古田マーキーと言えば老舗である。さぞやレベルが高いに違いない!
受ける前からもう気分は「負け組」であった。

ところがどっこい!
フタを開けてみれば、実に低レベルな戦いが繰り広げられたのだ。
これはひょっとして「下手さ自慢大会」なのでは?と疑うほど。
その中にあって、我々のバンドは最下位をねらう勢い?であったのは
言うまでもない。

何よりも「審査される」という場の空気にガチガチになってしまった。
オーディションには独特の空気がある。
そこには音楽を楽しもうとする観客が一人もいないのだ。
客席のほとんどは自分と同じくオーディションを受けに来た人。
そしてライブハウスのオーナーとスタッフが数名。
これほど演奏者にとってやりにくい場所はない。

出番が終わるやいなや、我々は落選を確信した。
そこで「おつかれー」など言い合い、
「帰りはどこでメシを食うか問題」を真剣に話し合っていたのである。

だから後日電話で「はい合格」と言われた時には驚いた。
なぜ?なぜ?なぜ?と疑問符で頭がいっぱいになった。
オーナーは述べた。
「演奏は荒削りだけど、ギターの人が楽しそうだったから」
ギターの人とは私のことだ。
私はあまりの緊張に顔がひきつっていたのだが、
それがオーナーの目には「笑顔」と写ったのであった。

「そんな理由で合格かよっ!」とベーシストは吼えた。
とまあ、
ライブハウスのオーディションとはざっとこのようなものである。
つまり、落ちないのである。まず、滅多に落ちないと思って間違いない。
まがりなりにも音楽らしきものになっていればいいらしい。

思うに、
ライブハウスにとって出演者はノルマを支払ってくれる客なのだ。
オーディションは落とすための関所ではなく、集客のシステムなので
あった。
また、ライブハウスのオーナーには最初下手だったバンドが自分のハコ
で成長する過程を楽しみにしている方も多い。
そのためにはスタート地点ではなるべく下手な方が見守り甲斐がある。
これが下手でもオーディションを通ってしまう理由の1つに違いない。

2回目もライブハウスのオーディションであった。
渋谷アピア。
ここも老舗である。30年以上の歴史がある。
バンドではなく、個人で受けた。
ギター弾き語りである。

ここの空気はマーキーをもしのぐ硬さであった。
加えて、オーディションを受けに来た他の面々は真摯に音楽を追及
しまくってますから!という硬派ばかり。

1人2曲演奏する。
私の歌は1曲2分しかないので、あっと言う間に終わった。
この時は確か「なぞのやさい星人あらわる」と「私はサイボーグ」
を歌ったと思う。

ピリリと張り詰めた空気の中で私の能天気な歌は
完璧に浮いてしまった。
他の人はみな愛と真実と葛藤の歌なのである。
傷だらけの精神の発露なのである。
生きている意味を問いかけてしまうような歌なのである。

ところが私の歌ときたら
「ササッサッサササ サイボーグ〜」なのである。
「な ぞ の ダイコン星人」なのである。
何を考えているのだ?というか
何も考えていないのである!(キッパリ)

このオーディションも私は合格した。
ほれこの通り。
ライブハウスのオーディションは落ちないのだ。

3回目は今も出演し続けている亀戸サンストリートの
オーディションであった。

ここのオーディションはミュージシャンだけではない。
ダンスでも漫才でも劇でもいいのだ。
とはいえ、一番多いのはやはりシンガーソングライターだ。

ここの特色は一般客が客席にいっぱいいること。
公開オーディションなのである。
さらに後ろには審査員の先生がずらりと並んでいる。
司会者もいて、ショーのように盛り上げてくれる。

小さい「スター誕生」のような感じ。

こちらの審査員の先生のコメントは実に辛口であった。
ああっ!思い出しただけでダメージを食らってしまうぜっ!
まあ、それはこっちへ置いておいて…

2度あることは3度あるのたとえ通り、
サンストのオーディションも合格であった。

ゆえに、これからオーディションを受けようと思う人は
通った後のことまで考えておくことをおすすめする次第である。

次回のテーマは「長い歌は苦手」乞うご期待!

■一般向けライブのお知らせ

東陽町 イースト21内アピタモール
http://www.tokyo-east21.co.jp/
6月4日 12時〜(25分×3回)
「童謡コンサート」 入場無料

子供ならきっと知っている旬な童謡から、なつかしの童謡まで。
かねひろさんといっしょに歌おう!

◆編集後記 ------------------------------------------------------

前回、ここにかねひろ日記のURLを記したところ、いつもより沢山の
方がおみえになりました。(プラス8人)

私のページはウェブの可能性を疑いたくなるほどのささやかなアクセス
しかないので、ちょっとの差が大事件なのです。

日記で名言したとおり、私は腹筋運動をはじめた。
今日で連続三日腹筋運動をした。
初日1回。昨日2回。本日3回。
毎日1回増やすのだ。
いつまで続くか、見守るも一興。
続いてしまったら、私が一番驚く。

ほんじゃまた〜


感想、大歓迎! kanehiro3@hotmail.com  へ送ってね。

◆かねひろのWeb Site [かねこランド]はこちら
http://www.os.rim.or.jp/~kanehiro/

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発行者:かねこひろゆき
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創刊日:2001-02-18  
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  • ふっhjhjdsbjb2006/06/01

    もうちょっとでてきてほしい。。。。