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歌お!かねひろマガジン

みんなのうた「象だゾウ」の作者、かねこひろゆきの音楽エッセイ。

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歌をつくろう!0028 ジョージハリソンのイメージ

2001/12/18

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      歌をつくろう!0028 ジョージハリソンのイメージ
              2001.12.18
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前回は締め切りを控えて大騒ぎをしている現場からお届けしました。
お蔭様でなんとか仕事は完納しました。来年「ポンキッキーズ21」で
流れる予定ですのでお楽しみに!

なんと前回購読者が50名に達したと思ったら今回は53名にまた増えて
いました。53番目の方!どうもありがとう。

◆ライブのお知らせ

12月23日(日)START 14:00 
渋谷アピア
東京都渋谷区桜丘町3ー15 tel 03-3464-9590
http://homepage1.nifty.com/apia/1-2TIZU.html

前売り\1,300  当日\1,500  (+1DRINK \450〜)

今回はクリスマスソング特集!毎年クリスマスソングを書いていた時
期があるのでタイプの違うクリスマスソングを3曲演奏します。
生ピアノの弾き語りでお届けします。これからはアピアライブはピア
ノでやります。

他に坂井ライ、いわし、佐藤豪が出演します。
よろしく〜

◆ジョージハリソンのイメージ

11月30日午前6:30(日本時間)元ビートルズのジョージハリソンが
亡くなりました。その時は驚いたもののジョンの時のような衝撃は感
じなかったのです。
でもなんか気になって。ビートルズのアルバムからジョージの曲だけ
を編集して聞いたりしています。やっぱり偉大な人だったと思います。

みなさんはジョージハリソンというとどんなイメージを持っています?
私は控えめな人、というイメージがあります。

たとばWhile my guitar gently weeps という彼の名曲があります。
この曲の最初のテイクは非常に静かな、アコースティックバラードでし
た。そのテイクは実に美しくて「このイメージでレコーディングすれば
よかったのに」と思ったものです。(ANTHOLOGY 3 収録)

そのレコーディングはこんな感じじゃなかったろうか?

ポール「OK!セッションを始めよう」
ジョージ「アコースティックなイメージでまとめたいんだけど」
ポール「こんなベースはどうかな?」(←ジョージの話聞いていない)

デデン、デデデン、とポールがベースを弾き始める。

ジョージ「その音は硬すぎるよ、ポール!」
ジョン「いや、ジョージ。そのフレーズならもっとトレブル上げた方がいい」
ポール「OK!ジョン。これでどう?」(←やっぱりジョージの話を聞いてない)
ジョージ「いつもこうだ!違うと言ってるのに〜」

ジョージ、ヤケになってジャカジャカアコースティックギターを弾きまくる。

ポール「ジョージ!そのギターいただき!」(←楽器の音は聞えている)
ジョン「オルガンを入れてみよう」
リンゴ「ドラミングを抑えたから、パーカッション入れていい?」
ポール「どんどん音を入れよう!今回から8トラックのレコーダーだ!」
ジョージ「どんどん賑やかな音になっていく〜!!」

ポール「よし!いいトラックが録れたぞ!良かったなジョージ!」
ジョージ「違うと言ったのに、何度も言ったのに・・・」

うーん、ジョージの特集なのにこれではあんまりですね。実際はどうだ
ったんでしょうか?マーク・ルウィソーン著の「ビートルズ/レコーディ
ングセッション」(シンコーミュージック刊)によると、1968年7/25か
らこの曲の録音は断続的に行われ、第14テイクで一旦完成したものの、
ジョージ自身が「納得のいくサウンドではないとして、これまでの録音
分をすべて破棄した」ためリメイクのレコーディングが始まったとあります。

なんと!ではあのサウンドはジョージが求めた結果だったのですね。
少なくとも自分の曲の最終決定権はジョージが握っていたのですね。
ちょっと安心しました。

有名なエリッククラプトンのリードギターは最後のセッションの数時間
前にジョージがクラプトンを誘った結果生まれたほとんど偶然の産物ら
しいです。

ビートルズ解散後の方がジョージには名曲が多い。
ポールは時々とんでもない駄作を発表してファンを絶句させるが、ジョー
ジの新作は常にプロのクオリティをキープしていた。少なくともファンを
がっかりさせるアルバムは1枚もない。曲調がいつも同じ、という不満はあ
りましたが。

でも最後のアルバム「クラウドナイン」はジョージ節は健在ながら、一歩先
へ踏み出した新鮮な曲ばかりで感激したものです。あのクオリティのアルバ
ムがもう出ないと思うと残念でなりません。

ジョージの曲をこれから聞いてみたい人は
「ダークホース1976-1989(ベスト)」が
オススメです。今店頭にないかもしれないですが。

ではまた!みなさんお元気で!


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発行者:かねこひろゆき
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創刊日:2001-02-18  
最終発行日:  
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