お酒・ワイン

蔵元日記

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蔵元日記【ただいま発売中の週刊SPA】

2009/11/04

蔵元日記【ただいま発売中の週刊SPA】

 
この11/10号の週刊SPAで獺祭の蔵元として私が登場しています。
後半のあたりによく載っている「エッジな人々」という4ページのイン
タビューページ。「エッチな人々」ではありませんよ。「エッジな人々」
ですからね。(すいません。オヤジギャグで。でも知り合いの同い年の
デザイナーに話したら何遍言っても「エッチ」と聞き間違えました。年
代的に問題があるんですかねぇ?)
 
インタビュアーは毎回対象の登場者によって違うようですが、というよ
り毎回著名なインタビュアーがまずあってそのインタビュアーの興味の
ある人が取材対象に選ばれているようです。今回、私に興味を持ってく
れたインタビュアーはスポーツライターとして有名なあの金子達仁さん
です。(以下敬称略させてもらいます。著名人ですから)
 
過去の記事を見ても勝谷誠彦さんが小沢一郎にインタビューしてたり、
ちょうどお話があった週のSPAには横浜市長辞任直後の中田さんが出て
いたり、翌週はあのヴィジュアル系バンドのGacktだったり、ちょっと
びっくりするようなメンバーです。僕で良いんでしょうかって心配にな
るような人ばかり。
 
こんなところに地酒の蔵元が取り上げられるなんて異例だと思います。
周回遅れのトップランナーかもしれませんが、日本酒に光が当たり始め
た「兆し」かなとも感じます。機会のある方は手にとって見ていただけ
れば幸いです。
 
ところで、もう一つのサプライズは金子達仁さんと一緒に「中田英寿」
つまりあの「ヒデ」がきたこと。彼は長い欧州の遠征生活中に日本的な
ものに目覚めたんだと思いますが、文化面でも造詣が深く、日本固有の
伝統的なものを掘り起こしていかなければならないと考えているようで
す。
 
そのため最近、“TAKE ACTION FOUNDATION”という「日本の伝統工芸
・文化・技術の再評価」を目的とする財団を立ち上げたそうです。今回
の訪問はその一環だそうです。ですから、彼にも色々質問されました。
 
と、いう事はこのSPAのインタビューには二人のインタビュアーによる
エッセンスが詰まっているわけです。なんといっても、あの金子達仁だ
けでも大変なのにヒデまでくっついているんですから・・・・・。
 
でも、二人も大変だったと思いますよ。旭酒造の話はよくある「伝統だ
から素晴らしい」「手造りだから素晴らしい」と外れているし、だから
といって「コンピューター制御のプラント万歳」でもありません。もち
ろん「理論だけですべてが出来る」とはさらさら考えていません。しか
も、しつこく言えば、よくありがちな現場から上がってくる「現場の都
合」的なことは一切聞かない・・・・・くせに、「日本というものが持
つ考え方・社会の素晴らしさ」を主張する、私の話に付き合わなくっち
ゃいけないんですから。
 
でも、蔵の中を案内してる時や実際に相向いでインタビューを受けてる
最中はあまり感じませんでしたが、二人が帰ったあとまさに「ドシャッ
と疲れた」という感じで椅子にへたり込みました。人格的パワーが二人
からあったんでしょうね。
 
 
◆蛇足◆
でも、ヒデってクレバーですね。取材で出会った人の中でも、本質的な
ものの理解度はトップクラスだと思います。それと、なんといいますか、
印象が、猫科の猛獣というか、物凄く動きがしなやかで、しかも優雅と
いうか、なるほど鍛え上げられた筋肉とそれを制御する人格というか、
それを造り上げる運動というのは意味があるんだなぁと感じました。
 
金子達仁もスポーツライターらしくアスリート体型ですし、それに引き
換え、鏡に映るでれっと両肩が落ちて無様に腹を突き出した自分の体型
を今更ながら見つめ、「手遅れ」ではあります、が、しかし、考えさせ
られた体験でした。
 
うーん。かっこいい人はかっこいいんですね。でも・・・・・・手遅れ
のところに人生の味もある。(すぐ立ち直るお気楽蔵元)

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創刊日:2001-01-30  
最終発行日:  
発行周期:第1・第3金曜日  
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