お酒・ワイン

蔵元日記

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蔵元日記(居酒屋めぐり第十回)

2007/12/17

◇■■■■        蔵 元 日 記         ■■■■

■ 旭酒造株式会社  http://asahishuzo.ne.jp/

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■          2007年12月17日 vol.159


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  目  次

 ◆  蔵元日記(居酒屋めぐり第十回) 

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蔵元日記(居酒屋めぐり第十回)

今回は浅草橋近くの蕎麦屋「あさだ」です。実は旭酒造でも酒蔵に来ら
れた方はご存知のように、蕎麦屋を前の川の向こうに計画中です。昔か
らそばと言えば酒。酒といえばそば。江戸っ子にしてお酒大好き人間の
大平由美はどう下町のお蕎麦屋さんを楽しむんでしょう。
それではこちらからどうぞ。
http://asahishuzo.ne.jp/flame/izakaya.html

【東京版ミシュラン】
ミシュランのガイドブックの東京版が発刊されました。大反響のようで
すね。

今回の東京版によると、星付レストランの数はパリについで東京は多く、
和食店もたくさんランキングされていました。「これはフランスの文化
的格付けに取り込もうとする陰謀だ」とか「フランスブランドの最大の
消費者である日本人への配慮である」という意見とかいろいろ聞きまし
た。

でも、大勢は「東京の外食産業のレベルの高さが評価された」という喜
びの意見でした。私も素直に喜びたいと思います。世界の先進国観光市
場における日本の突出した不人気ぶりの挽回にいささかでも貢献したら
良いなぁと思います。

でも、選ばれた和食店の話になると、ワインの品揃えが有る店が有利な
んて声が聞こえてきます。中には「あそこの寿司屋って寿司は良いけど
酒は○○○しかなくってねぇ」なんて声も。

こんな話になると必ず思い出す光景があります。テレビで見た情景です
けど、外国人のお客様のため、真剣に自分の料理と合うワインを選ぶ京
都の老舗料亭の三代目。また、これは実際に遭遇したシーンですが、あ
る日の都内の寿司屋さん。白人の観光客らしいお客さんが入ってきまし
た。ところがその店はワインの品揃えが自慢らしくてそのお客さん達に
赤ワインを進めはじめました。 (偏見かもしれませんが、この店の日本
酒の品揃えも大したこと無かったなぁ)

だけど、考えてみてください。たとえば皆さんがミラノに旅行して、デ
ィナーにちょっと豪勢なイタリア料理のレストランに行ったとします。
そこでイタリア料理と合わせて日本酒を進められたらどうします。ナシ
ョナリズムもあって一杯は良いでしょうけど最後までそれって楽しくな
いんじゃないですか?せっかくの本場のイタリア料理ならスーパー・サ
ッシカイアでも合わせたいですよねぇ。これ、レストラン側も戦略的に
いえば変だと思います。日本全体にとっても不利なことをしていますよ
ねぇ。

最近、お取引の酒販店さんに「とにかく外資系ホテルの和食店とかそれ
なりのステータスを持つ高級和食店に獺祭の推薦をお願いします。ふぐ
刺しの繊細な甘みや牡蠣の芳純な旨みは綺麗な甘みを持つ日本酒でこそ
引き立てられますよ」とお願いしています。ここをワインとシャンパン
に席巻させておくわけには行きませんから。

そうそう、最後に、イタリア版ミシュランでもフランスワインの品揃え
の良いイタリア料理屋に評価が偏向していて、イタリア人はミシュラン
の評価なんか気にしないそうですね。

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創刊日:2001-01-30  
最終発行日:  
発行周期:第1・第3金曜日  
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