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【強い円高懸念と株安懸念】[hitokabu]果たして今週の市況は!

2010/01/31



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  果たして今週の市況は!
  第512号 2010年01月31日

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【強い円高懸念と株安懸念】
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―◆INDEX◆―――――――――――――――――――――――――――

-■ 今日の論点 ■-


--◆予想より回復しないアメリカ経済
--◆株式市場に迎えられていない政治情勢


【今後のポイント】


◇付録


[kabu104.com]-――――――――――――――――――――――――――――


--◆予想より回復しないアメリカ経済
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 先日、アメリカの国内総生産の数値が発表となり、予想を大幅に上回る速報

値となった。



 皆さんもお分かりだと思うが、アメリカGDPの速報値ほど修正幅が大きい

統計も無い。オバマ氏は明確に前進していると歓迎を示しているが、経済の一

指標ごとに一喜一憂しているのではないかとも、私は勘ぐってしまう。彼は視

野が狭い、あるいは経済についてウトイのではないか?、という先入観を私に

植え付けてしまった。この先入観を覆すのか、その通りなのか、彼の言動は続

けて見て行きたい。



 しかし、市場予想を上回る統計が出たものの、円ドルの関係はさほど動いて

いない。

 89円台まで進んだが90円に戻ってきた、という印象だ。何故円高なのか

と聞かれれば、円が買われているのではなく、ドルが売られているのである。


 先日の新聞でも出ていたが、実は、国際的には円よりドルのほうが金利が安

い。国際的に、というのは、LIBORを指す。LIBORとは、ロンドン銀

行間取引の略で、超短期の資金繰りを銀行が行なう市場だ。


 翌日に返却する前提で円を借りる場合、借り入れ金利は約0.12%。ドル

を借りる場合は約0.17%で円が安い。ところが、3ヶ月借りる前提の金利

では、円が約0.25%なのに対して米ドルは0.24%と安い。


 これは個人的な憶測だが、現在は投資先は少ないと思われるが、ドルのキャ

リートレードが継続して、ドルが売られているのではないかと思われる。


 円ドルの関係は、しばらく変わらないと思われる。アメリカ経済が好調を示

し続ければ、つまり良い経済指標が長く続けば、ドルが買い進まれるだろう。

日本でも円安が進む。ドルに金利も付き始めて、金利の安い日本円でキャリー

トレードを始めるものが増えれば(円を売るものが増えれば)、ますます円は

安くなるだろう。


 だが実際には、アメリカの雇用は悪いまま。不動産市況では商業地の地価の

下落が止まらず、第二の不動産ショックが来るのではないかとも言われて、恐

れられている。


 オバマ氏は、アメリカは輸出を増やしていく、と表明している。つまりまず

は貿易赤字の解消を目論むということのようだ。BRICs始め、新興国への

輸出を想定しているのであろう。だがドバイ周辺でのデフォルト(契約内容を

(約束を)破る)などで起きている混乱も尾を引き、欧州各国でも大分開発費

を注ぎ込んでいたようだ。そのうえギリシャ問題である。


 ギリシャは国家経済が破綻寸前であることが判明し、しかも、過去の数値を

書き換えて発表していたとも言われるのだから始末が悪い。この問題で国債の

格付けが引き下げられるようだ。ギリシャは若者の就職率が低いといわれ、低

成長経済の中でどのように経済を盛り立て、国家財政を立て直してゆくのか、

注目に値する。



--◆株式市場に迎えられていない政治情勢
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 さて、国債の格付け低下が他人事ではない日本。日本の国債の発行高は、つ

いにGDPに匹敵する量になるのでは、と指摘があり、日本国債の将来につい

て「ネガティブ方向に考えている」と、とある格付け機関が発表した。



 もし仮に国債の格付けが下がったとしよう。格付けが下がるというのは、デ

フォルト(約束違い、つまり国債を買っても利子を払わない、お金を返さない)

等のリスクが大きくなるということを示す。


 国債というのは基本的には安全な投資先とされる。確実な利払い、確実な償

還(額面での戻し)を当て込んで、保険会社などが大量に購入する。だが日本

国債を手放す人が増えれば、巷には債券で溢れ、日本国債を買おうと思う人は

減るだろう。買う人が少ないと国債価格は安くなり(金利は高くなり)、政府

も新規発行が難しくなる。一時はトヨタ社債より、日本国債の格付けの方が低

い時期があった。全くの珍現象といってよい。


 ともかく、過去最大級の新規借金を背負って、来年度予算が決定される見込

み。だが内需を拡大する政策が見当たらない。例えば住宅減税や、自動車購入

補助など、目新しい内容が無い。


 鳩山内閣がこのまま夏の参議院選に突入した場合、どうなるのだろうか。対

抗馬の自民党にも勢いはなく、総裁の指導的役割は小さいようだ。内部抗争で

自民を出て行くものもチラホラ見えている。


 誰の手引きかわからないが、小沢氏の政治献金問題がスッキリせず、国民も

内容がわかりにくい。一体何がいけなくて何が本当なのか、小沢氏本人の話を

聞かせてもらいたい。


 つまり、今の政界では小沢氏逮捕といったマイナスのサプライズは有り得る

ものの、政策の評価等で株式市場に歓迎されている節は無い。


 ダラダラと動く為替、参加者の減退による方向感の無い株式市場。今は海外

市況を真正面から受けると思われるため、株式市場は様子見でよいではないだ

ろうか。


 為替については、特にユーロ円の関係では取引量が増えず、変動が激しい。

円ドルもしばらく90円前後での推移が続くと見られるが、中国では金融の

引き締めが始まったのではないかとも言われ、不透明感が強い。


 決算時期が近づいている。株式市場も年度末へ向けて上昇を始めても良いと

思われるが・・・。



[kabu104.com]-――――――――――――――――――――――――――――

■今後のポイント


アメリカの経済指標は、予想される数値を超えるような内容が余りなく、基本

的にはまだ経済の上向きが見えてきたという認識は無いと思います。

また、中国では内需刺激策が進行中ですが、銀行が用意しなくてはいけない、

中央銀行内の自行の口座残高を増やすなどして、様子の変化が見られます。中

国政府は引き締めではないというものの、市中のお金の量を絞っています。

今後の中国当局の様子は目を離せません。



 
◆―――◆◆―――◆◆―――◆◆―――◆◆―――◆◆―――◆◆―――◆

付 録


1.

 皆さんご無沙汰しております!


 先日、損害保険募集人試験の最終試験がありました。専門試験といって、業
界団体が定める募集人資格試験で一番むつかしいものです。質の高い保険募集
を行なうことが出来るよう、うちの会社も受験を薦めています。


 私は今回が初受験で、保険サポート課の課長が2回目?だったようです。個
人的には今年の目標が「試験は出来るだけクリアする!」でしたので、早速、
実行した次第です。自己採点では2教科が合格しているのでは・・と感じてい
ます。もしそうならあと1教科で専門試験をクリア。頑張ります!


 今年6月にはCFP試験があります。民間団体の資格試験ですが、質の高い
お金の知識がそろっている事を示す資格です。国家資格として1級FP技能士
資格があります。


 家内には「資格の勉強はもうやめなさい。私は結婚前に全て勉強を終えた」
という趣旨の事を言われました。家計費から勉強に掛かるお金は出せない、と
いう事です。


 特にFPがそうですが、一度資格を取ったからといって勉強をやめてしまえ
ば、そこでFP生命はおしまい。基本的な考え方は変わらない物の、新商品や
新税制等を把握していないFPでは、お客様にはお応えできないでしょう。つ
まりこの勉強には終わりがありません。


 悲しいかな、教育に掛けるお金が無い。


 今後の日本では「低成長、低金利」が続くと見られます。かつての終身雇用、
お給料と勤続年数の比例は壊れています。今後も収入不安、定職の不安は続く
と思われます。


 今後の生活を不安視した相談を頂く際には、そういった事情に対してどう立
ち向かうのか、充分に相談しあっていきたいと思います。



2.

*果たして今週の藍(あい)は! 9月28日生まれ 9歳4ヶ月


 「いじめに関係したこと」


 いままで学校には、同じマンションに住む、同じクラスの女の子と一緒に、
学校へいっていました。


 ところがその子は、藍をいじめる子供と一緒に遊んでいる、という理由で、
3学期から一緒に学校へ行くのをやめてしまいました。いまは藍は私と一緒に
学校へ、途中まで行きます。


 藍を学校でいじめる子供ですが、その子が書いた紙にはたいそうひどい事が
書かれていました。以前にこのマガジンで掲載しましたが、「きもい」「いじ
めてやるから学校へ来な」といった内容を2年生が書くのです。


さいわい、クラス全体で藍を無視するといった事になっておりませんが、子供
の母親たちは藍と藍の母親を快く思わないようです。子供のイベントで私が顔
を出しますが、いじめる子供の母親は周りの母親との連携を深めている様子が
伺えました。



 家内が、今まで一緒に学校へ通ってた子の親になんて伝えたのか判りません
が、このように、学校の友達と引き剥がすような母親の行動は誤りだと、個人
的には考えます。


 藍をいじめる子と藍の関係が壊れてしまっているのは判りますが、どうして
そうなったのか、藍にもいじめる子にも双方に問題があったのではないか、そ
う思えてなりません。しかし、そのように口に出してはいけません。藍の味方
は私達両親のみです。世間体を気にして子供を強く責めては、何も解決しませ
ん。


 藍にも非があったと本人が自覚しなければ、将来も繰り返される問題です。
それを本人へどう伝えればよいのか、それが親や先生だと思うのです。


 今回、藍と一緒に学校へ通っていたお友達は、藍を意地悪する友達とますま
す一緒に遊ぶようになったそうです。



 家内は、藍をいじめる子供に対して敵意を隠しません。攻撃性が高いのです。
このような対処ばかりしていれば、藍は学校で孤立するのも、時間の問題です。
自ら藍を孤独にさせていると、家内に何とか伝えなければいけません。



3.

カプライトでお読みの皆様、いつもありがとうございます。


ところでNECでは、カプライトのサービスを3月で終了すると公表しました。
つまりカプライトでお読みの方には、このマガジンが届かなくなってしまいま
す。


そこで、違うマガジンのアドレスを下記へ記しますので、ご登録をいただきま
すよう、宜しくお願い申し上げます。


■MELMA!
http://www.melma.com/backnumber_29267/

■まぐまぐ!
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今後とも宜しくお願い申し上げます。



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