政治・経済

一新塾ニュース〜今のニッポンを変えろ!

1994年に大前研一を創設者として開塾したネクストリーダー養成のNPO法人一新塾。社会起業家、政治家を目指す方、仕事をしながら市民プロジェクトを立ち上げたい方へ最先端の市民の知恵をお届けします。「あなたの市民力で社会を一新」しませんか?

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【一新塾ニュース】第171号:市民とプロの演劇人による、駒ヶ根“地域劇場”づくり

2005/01/25

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        一新塾ニュース〜今のニッポンを変えろ!
       【第171号】 発行日:2005年1月25日
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▼目次

 ■『市民とプロの演劇人による、駒ヶ根“地域劇場”づくり』
                     猿田洋子氏(一新塾第15期)
                 
 ■ イベントのお知らせ
  「一新塾入門ワークショップ〜新しい社会の問題解決手法を体験!」
   【東京】2005年1月30日(日)13:30〜18:00
   → http://www.isshinjuku.com/04i_hassin/ev_mosikomi.html

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メルマガ読者の皆さま、こんにちは。事務局の森嶋です。
一新塾では現在、11月に入塾した第15期生の個人面談の真っ最中です。
「ミッション探求レポート」をもとに、その方が人生を賭けて果たしたい
ミッションは何か?その実現のために一新塾でどんな鍛錬をしていくといいのか、
一緒に考えさせていただく時間としています。

2月に入ると塾生同士でチームを編成し、政策提言や社会起業、市民プロジェ
クトなどのプロジェクト活動に入りますが「何としてもこの問題を解決したい!」
という志の軸が定まっているプロジェクトほど、息長く、逞しく成長していき
ます。一人一人が自分自身と真剣に向かい合い志を立てる。一新塾の個人面談は、
真の協働へと向かう第一歩です。

さて、今回は長野県の駒ヶ根市から本科生として東京まで通われている
猿田洋子さんに地元駒ヶ根での市民活動の取り組みをご紹介いただきます。強い
信念で活動を広げ、地域に根付かせてきた力強さがとても伝わってくるメッセー
ジです。

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         市民とプロの演劇人による、駒ヶ根“地域劇場”づくり
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                         15期政策提言コース
                               猿田洋子

  一新塾15期本科の猿田洋子です。長野県南部の中央アルプスと南アルプス
 に囲まれた伊那谷、その中央部に位置する“二つのアルプスが映えるまち”
 駒ヶ根市から、3時間半かけて高速バスで通っています。なかなか毎回出席
 というわけにはいきませんが、通信科でなく本科を選んだのは、様々な方た
 ちと直接会って話すことを一番に考えたからです。

  私は、80年代半ばから「演劇は世の中の役に立つ!」と信じて自分の住む
 地域で“演劇”という市民活動をしてきました。
  演劇に限らず、芸術に人を幸せにする力がある、その演劇の持つ可能性を
 信じ、自分の住む地域でそれがどう活かせるか、試行錯誤を繰り返しながら
 仲間と共に取り組んできました。
  
  参考にしたのは、聞きかじりの米英の「リージョナルシアター」のこと。
 地域の劇場に芸術監督がいて、そこにアーティストが集い、作品をつくり
 公演するだけでなく、地域の人々と交流しながら、観客も育て芸術を身近な
 ものにしているという…。日本では、演劇は出来上がった公演作品として観
 るのが主、しかしそれだけではない、もっと奥深い出会い方があってもいい
 はず、と思っていたところで聞いたのが「リージョナルシアター」。

  日本の田舎でも、プロの俳優に一定期間滞在してもらい演技を学ぶことが
 できたら、よりいっそう演劇が身近なものになるはず。そう考えて取り組ん
 だのが、1994年、地元文化会館を会場にプロの俳優から演技の基礎を教えて
 もらう、初めての「演劇サマーセミナー」。会館と共催で、会場費は減免
 だったものの、思いだけで突き進んだ企画で大赤字。しかし、文化事業は単
 なるイベントではない、継続することで芽を出し発展するものだから、最低
 5年は続けよう、と私をはじめとする言いだしっぺたちは腹をくくっていま
 した。それが運良く文化庁等の助成を得、「セミナー」だけでなく、地元
 市民とプロの演劇人による「共同公演」までが始まったのでした。

  その「共同公演」は、毎回公募で集まる総勢80名ほどの中学生から大人ま
 で(例外的に小学生も参加した公演もありますが)様々な立場の市民が、
 キャストやスタッフとして参加します。そしてプロの演劇人たちも稽古期間
 中駒ヶ根に滞在しながら、3ヶ月間ほどの真剣勝負の稽古を経て公演を迎え
 ます。プロとの共同ということで、「お金を払って観に来ていただく」作品
 に仕上げるために、稽古場ではプロアマいっさい関係なく素人だからという
 甘えも認められません。

  年一回、一つの作品を作り続けて、つい先月12月18日、19日に
 10回目10周年記念公演を市制50周年記念事業の一環として大盛況のう
 ちに終えることができました。
  10回の延べ参加者数は約700名、観客総数は16000名弱。
 人口34000人の駒ヶ根市にとっては大きな数字だと思います。そして
 これは文化会館(行政)と私たちNPOとのまさに協働の地域づくりであり、
 また、日本における「地域劇場」の一つの形でもあると思っています。

  そして、共同公演の最大の喜びは参加してきた子どもたちの成長の姿を見
 ることです。(もちろん大人も成長してますよ)参加の子どもたちには実は
 不登校気味の子が多いのです。しかしそんな子たちが、様々な年代の人々と
 切磋琢磨しながら一公演終えると見違えるほど成長しています。そしてまた
 出たいと回数を重ね子も多いのです。この公演は稽古が始まった以上誰一人
 欠けても成立しません。その「自分が必要とされている」という感覚が、
 子どもたちを成長させているのかもしれないとも思っています。




       ◆新しい問題解決の体験をしてみませんか?◆
        ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
            一新塾入門ワークショップ
        ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                 【 東京 】 2005年1月30日(日)


 国の問題、地域の問題、企業の問題・・・と、どこを見ても問題が先行して
 いる今、一人一人が具体的に解決していく力。創造していく力が問われてい
 ます。私たちのパワーこそが従来の社会システムに変革をもたらすエネルギー
 源であり、「政策」「市民プロジェクト」「社会起業」はそのためのツール
 です。「一新塾入門ワークショップ」では、政策立案・社会起業の経験のない
 方でもビジョンを描き、その実現に向けて市民参加で社会の問題解決をする
 スキルを学びます。

 一新塾オリジナルの問題解決フレームワークをワーク形式で体験できる絶好の
 機会です。“誰もが新しい国づくり・地域づくりに参加する時代”を切り拓く
 知恵とスキルをお伝えさせていただきます。
 ぜひ、ご参加下さい!


 【 東京会場 】

    日時:2005年1月30日(日)13:30〜18:00
     会場:一新塾セミナールーム
       [住所]東京都港区芝3-28-2カスターニ芝ビル2F
       [地図]http://www.isshinjuku.com/01issin/i_chizu-1.html

        内容:仮説思考・ゼロベース思考・ファシリテータースキルなど、社会
       の問題解決をするために必要なスキルをワークを通じて学びます。

       ●自分の強みはなんだろう?自分はどんな力が発揮できるか?
       ●問題解決のフレームワークとは?
       ●ロジカルシンキング は問題解決に欠かせない。
       ●21世紀はどんなリーダーが求められているか?
       ●21世紀のメンバーは今まで全く違う?

      [課題1]:組織の落とし穴を考える
            某メーカーの例を取り上げ、個人の資質が最も発揮さ
            れるシステムを提案していただきます。
            問題解決のフレームワークをじっくり習得できます。

      [課題2]:現在もっとも社会に必要とされている切実な課題を
            ワーク。本気で取り組みます。チームでビジョンを
            設定して、短時間でプレゼンテーションまでしてい
            ただきます。限られた時間の中でチームワークを発
            揮してどこまでできるか。挑戦していただきます。
            ワークの内容はいくつかご用意指せていただいていま
            すが、メンバーによって決定させていただきます。

        講師:森嶋伸夫(特定非営利活動法人一新塾代表理事・事務局長)

     参加費:3000円(当日、受付にて承ります)

         定員:25名(先着順)

         申込:末尾フォーマットにてiss@isshinjuku.com 宛にお申込下さい。

     問合先:特定非営利活動法人一新塾
         東京都港区芝3-28-2カスターニ芝ビル2F
                 Tel 03-5765-2223     Fax 03-5476-2722
                 E-Mail: iss@isshinjuku.com
                 URL: http://www.isshinjuku.com/

 ≪参加者から寄せられた感想≫
  ・自由に学んでいける雰囲気が非常によかったです。
  ・利害関係のないところでの議論は楽しかった。
  ・普段なかなか触れ合えない世代、職業の方とひとつの課題に
   取り組むことができとても刺激になりました。
  ・チームづくり、意見集約のプロセスを全く異なるフィールド
   にいる人たちで短時間に行えた事は大きい。
  ・現状把握から解決策の提案までの手順が実践的に学べた。
   一番重要なことはVisionを持ち行動することだと感じた。
  ・普段、日常業務をこなすのに精一杯でしたが、問題の本質を
   存分に考えることができ、ためになりました。
  ・地元の町おこしをするのに、大いにヒントを得ることができた。
  ・抽象的ですが、自分が今まで歩んだ道からは得られない「何か」がありました。
  ・安定に甘んじている自分が覚醒した。



-------------<申込フォーマット宛先:iss@isshinjuku.com>-----------------

■一新塾入門ワークショップ
 【東京会場】1月30日(日)13:30〜18:00

氏 名:                       
ご住所:                         (〒    )
TEL:                          FAX:
E-mail:


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<編集・発行は>  特定非営利活動法人 一新塾 事務局    森嶋伸夫
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