政治・経済

チホウ政治じゃーなる

「民主主義の学校」と呼ばれる地方自治には、不思議なことがいっぱい。そんな誰もが知れば呆れる「知呆」な「地方」の政治の話を樺嶋秀吉が独断で報告。

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チホウ政治じゃーなる vol.214

2002/12/24

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【チホウ政治じゃーなる】  ■■■ ■ ■ ■ ■ ■ ■■■ ■ ■
 vol.214          ■   ■■■ ■ ■■■ ■ ■ ■ ■
 2002/12/24 発行      ■■■ ■ ■ ■ ■ ■ ■■■ ■■■
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   知れば誰もが呆れてしまう! そんな「知呆」な「地方」の政治の
   出来事を地方紙や地方版から探しだし、報告するミニ・ニュース。
   この号の配信部数は合計4,801部でした。 http://www.kabashima.com/
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『知事の仕事』(朝日選書) 樺嶋秀吉著(「チホウ政治じゃーなる」発行人)
     朝日新聞社より好評発売中 定価:本体1200円+税
    内容はこちら→ http://www.kabashima.com/pr/tiji.html
著者インタビューは→ http://www.kabashima.com/pr/chosya-asahi.html
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発行人より
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●年内はこれが最後の発行になります。新年の1回目は1月7日の予定です。
来年は、いよいよ4年に1度の統一地方選です。大半の、知事選、道府県議選、
市町村長選、市町村議選は4月の投開票ですが、一部の知事選は1月から始ま
ります。年明け早々、地方政界から目が離せません。できれば、発行ペースを
上げたいのですが(たしか、今年の春ころにもそんなことを言っていたような
……。またまた迷走の1年でした)、諸般の事情とやらがなかなか許してくれ
ず、しばらくは週1回のままとなりそうです。

 読者の皆々さま、この1年、おつきあいいただきありがとうございました。
どうぞ、よいお年をお迎えください。

●またまた、NPO法人(特定非営利活動法人)の認証申請中の「コラボ」の
話題です。書類が受理されてからほぼ1カ月が経ち、縦覧期間もほぼ半分が過
ぎました。とはいっても、審査の結果が出るのは来年の3月下旬のこと。まだ
まだ先です。

 さて、今回は理事を中心にどんな人が会員になっているか、紹介します。会
の運営方針を決めていく理事会のメンバー、つまり理事は4人です。私のほか
に、大阪大学特任教授の鈴木崇弘氏、ネット関連会社役員の高橋茂氏、地方自
治関連の本を出している出版社で編集者をしている宮川純一氏です。鈴木氏は、
このメルマガの本年3月4日号で紹介した『アメリカに学ぶ市民が政治を動か
す方法』( http://www.kabashima.com/journal/backnumber/175.html )の
監訳者であり、高橋氏は長野県知事選で田中康夫氏陣営のネット戦略を取り仕
切った、人呼んで「デジタル軍師」。自治問題に精通している宮川氏は副代表
理事に就任し、頼りない代表理事(私のこと)をサポートします。

 会員は届け出時、ちょうど10人(理事を含めて)でした。シンクタンクの
研究員、大学院生、ジャーナリスト、編集者、それにボランティア経験が豊富
な異色の商社マンといった、多彩な顔ぶれです。法人として正式スタートする
ときには、さらに会員は増えています。会のホームページも年明には立ち上げ、
会の活動を支援してくれる賛助会員の募集も始めたいと思っておりますので、
協力お願いします。

●第二院クラブのホームページへ新たに寄稿しました。タイトルは「アブナイ!
日経連の新・政治献金方式」。「政治とカネ」に興味のある方はご覧ください。
http://www.niinkurabu.gr.jp/focus/fo021223.html

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本の紹介
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 今回の『ハンドブック市民の道具箱』(目加田説子編、岩波書店、本体価格
1600円)は、年末年始のちょっとした空き時間、パラパラとページを繰る
のにうってつけの本です。制作意図としては、上記の「発行人より」にも登場
した『アメリカに学ぶ市民が政治を動かす方法』の日本版というような感じで、
しかも生活に直接かかわる身近なテーマを取り上げています。

 ここに登場する「道具」とは、ふつうの人が日々の暮らしの中で「これは、
おかしい。なぜ、こうなるんだろう。何か、できないのだろうか」と抱く疑問
を解消・解決していくための社会的な道具=手段・制度のことです。大学教授
や弁護士、NPO法人理事長、ジャーナリストなど48人の執筆陣が「政治・
行政編」「司法編」「医療編」「生活者編」「情報編」「NPO編」に分けて、
住民投票、弁護士相談窓口、患者図書室、介護オンブズマン、検索エンジン、
市民出資会社など70項目以上にわたる具体例を解説しています。ですから、
どこからでも、興味を感じたところから読むことができるというわけです。

 この手の本にはつきものの、ごった煮的な印象は拭えませんが、それでも、
例えば、三重県知事選への立候補が取り沙汰されている村尾信尚氏(環境省課
長)が、納税者のためのNPO「行革推進ネットワークWHYNOT」を立ち
上げるきっかけともなった「市民憲章」について英国を例に解説していたり、
現職の衆議院議員政策秘書である政野淳子氏が「市民(有権者)が望む法律を
作りたいとき」と題して、国会議員へのアポ取りから国会審議へいたるまでの
流れを実践的に紹介しているなど、総じて興味深い内容となっています。

「私たちの生活に直結した問題点を整理し、処方箋を示していければ、私たち
はより自分たちの力を信じ、積極的に社会参加してゆくことが可能になるだろ
う」(はじめにより)。編者の目加田氏(経済産業研究所研究員)の言葉です。
住民の政治参加、住民と行政の橋渡しを目的とする、NPOコラボのメンバー
にとっても必読の書となりそうです。

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抄録・チホウの出来事
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 各地方紙のWEBサイト上で記事がすでに更新されて見あたらないときは、
 サイトにあるバックナンバーや記事検索を利用して探してください。なお、
 ここで紹介する見出しは各紙がつけたものではありません(オリジナル!)
 ので、検索の際は自治体名、人名をキーワードにご指定ください。見出し
 中のマークは、?=「呆れた話」、!=「いい話」。それぞれ3個が最高。


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃「若い議員が目立つ」本会議ネット中継が暗礁に ??? ――名古屋市┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

<中日新聞=18日> http://www.chunichi.co.jp/

 本会議のインターネット中継を検討している名古屋市議会の議論が暗礁に乗
り上げた。与党会派の幹部は中継を実施しない理由に「市の財政難」を挙げる
が、本音は別のよう。「質問をするのは若い議員の役割。地元で『センセイは
何でやらんの?』と聞かれる」とベテランのぼやきも。


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃「当面の間」過ぎれば新庁舎建設にGOサイン ?? ――三重県上野市┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

<伊勢新聞=17日> http://www.isenp.co.jp/

 上野市の今岡睦之市長は、市町村合併で誕生する新市の本庁舎について「建
設するなら合併特例債の有効な間にすべき」と私見を述べた。合併協議会では、
「当面の間は市町村の既存施設を使用する」と合意。市長は「『当面の間』と
いうのは、いずれは建設するということ」とも述べた。


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃「利水」ダメなら「治水・不特定用水」に目的変更 ??? ――佐賀県┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

<佐賀新聞=19日> http://www.saga-s.co.jp/
 井本知事は国土交通省九州地方整備局長に、城原川ダム建設について「洪水
調節(治水)」と「不特定用水確保」に目的を変更して、事業実施の可能性を
検討するよう要請。同ダムは、利水者の佐賀東部水道企業団が「水不要」決議
したのをきっかけに、地元に反対の動きが広まった。


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃出納長の中国訪問に一部「権限を超越、公務性なし」 ?? ――大分県┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

<大分合同新聞=16日> http://www.oita-press.co.jp/

 臼杵市の姉妹都市である中国敦煌市などの訪問に外山邦夫県出納長らが参加
したのは「公務ではなく、出納長の職務権限に含まれない」として、オンブズ
マン団体が旅費返還を求めた訴訟で、大分地裁は「一部の日程は出納長の権限
を越え、公務性は認められない」として旅費約20万円の支払いを命じた。


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃リゾート開発反対の団体に「建物から出ていけ」?? ――沖縄県竹富町┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

<琉球新報=17日> http://www.ryukyushimpo.co.jp/

 竹富町西表島で進められているリゾート開発計画に絡み、計画反対の運動を
展開したことを理由に町が西表島エコツーリズム協会に対し、入居している町
の建物から立ち退くよう通知していたことが分かった。通知書では「貴協会の
とられた一連の行動は行政との信頼関係を著しく損ねる」としている。 


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チホウ政治じゃーなる
編集・発行人 樺嶋秀吉
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