飲食店ガイド

ESEグルメール

福岡の本当においしいお店だけを本音で紹介するサイト「福岡えせグルメ」から新規紹介店の情報等を毎週お届けします。

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2012/10/10

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                     φ(・_・;) ESE グルメール
                          2012/10/11  第609号
                    http://www.s-harvest.com/ese/
                    http://www.s-harvest.com/ese/i

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秋真っ最中という感じですね。山も登りたいし、本も読みたいし、腹も減る
し、やりたいことが山ほどある季節です。この季節がもうちょっと長く続く
といいなと思うのはえしぇ蔵だけでしょうか?

…… 蔵書 今週のオススメ ……………………………………………………

宇野浩二 「子を貸し屋」

宇野浩二は通称「文学の鬼」と言われました。言われたというのはちょっと
的外れな表現かもしれません。というのは宇野浩二自身が自分は文学・・・

…… 新規紹介店 …………………………………………………………………

「ぴか松」

今までいろんなおいしいお店を紹介して、個人的にツボにはまったところも
たくさんあるわけですが、地理的な問題もあるしなにより新規を開拓・・・

…… 連載小説「吉雄君行状記」 ………………………………………………

http://novel.fc2.com/novel.php?mode=tc&nid=62961

…… えせ蔵日記 …………………………………………………………………

9月8日(土)晴れのち曇り

朝は晴れていたが、天気予報では雨になりそうだったので早めに行動開始。
「プチメック」で朝ご飯を済ますとすぐに「龍安寺」へ。

「龍安寺」は臨済宗妙心寺派。「龍安寺」とくれば石庭だが、これも実に面
白い。15の石が点在しているが、どこから見ても同時に見えるのは14までだ
(ただ一ヶ所、立ち入り禁止だが方丈の真ん中から見れば15全て見えるらし
い)。15は満月でも分かるように完全を表す数字。何事も完成した時点から
崩壊が始まるのでわざと14しか見えないようにしたという説がある。
方丈の裏手にはこれまた有名な蹲がある。吾唯足知(吾唯足るを知る)。四
つの漢字が中央に口を模した穴の周りに彫られている。現状に満足すること
の教えだ。耳が痛い。 
睡蓮が美しい広大な池、鏡容池もまた素晴らしい。睡蓮が同じ花の色ごとに
集まっているのが不思議だった。ここは本当に心洗われる寺だ。

次は以前、雷山の和尚さんのツアーでも来た「仁和寺」。真言宗御室派の総
本山。宇多天皇以来、皇族との繋がりも深い門跡寺院だ。華道の御室流の家
元でもある。ここは背が低い御室桜や五重塔で有名だ。次回は是非春に来て
みたいと思う。
ちなみにすぐ近くにあのオムロンの発祥の地がある。

次は「妙心寺」。臨済宗妙心寺派の総本山。臨済宗最大の派の総本山ともな
ればそれはそれは広大な敷地だ。だがここもいわゆる林下で硬派だからそん
なに観光客は多くない。
ここでは30分のツアーに参加して法堂の雲龍図と明智風呂を見た。雲龍図は
狩野探幽が8年の歳月をかけて書いた天井画で、見上げながら移動すると下
ってるように見えた龍がいつのまにか上っているように見えるという不思議
な絵だ。それにどこから見ても睨まれているといういわゆる八方睨みも面白
かった。 それと日本最古の鐘楼の音も聞かせて貰った。 
明智風呂は密かに明智光秀の菩提を弔うために作られた蒸風呂で、その中で
僧侶たちが御経をあげたらしい。ガイドさんが教えてくれたその悲しい由来
には大いに心に響くものがあった。つまり逆臣の菩提を弔うなど表立ってで
きないので風呂の中でしたというわけだ。ワシ的にはこうして敗者、弱者、
罪人のために祈るということも、林下の寺に共感する理由の一つだ。
ちなみに風呂の横に脱衣所として使われた和室があるが、そこで着替えを包
んでいた布が風呂敷の語源らしい。

次は「等持院」。臨済宗天龍寺派。足利家の菩提寺で足利尊氏の墓がある。
足利歴代将軍と徳川家康の木像もある。個人的には足利尊氏に対する感慨は
複雑だ。なにせ日本史上でも数少ない天皇に弓を引いた人だから。墓の前に
立っても特別な思いはなかった。
だがここはとにかく庭が素晴らしい。眺めていると時間を忘れた。歴史はさ
ておき庭を鑑賞し散策するには最高だ。

ここで昼食。「権太呂」の親子丼。親子丼も京都旅行のお約束。ちょいと高
いがそれだけの価値はある味で大満足。 
午後はまず「今宮神社」の前の「一和」であぶり餅を堪能。創業から1000年
の歴史を誇ると言われればもうそれだけで脱帽だ。味は姫が絶対に食べたか
ったというだけあって感動的にうまかった。さすが1000年の味は半端ではな
い。
ちなみに参道の向かい側で覇を競う「かざり屋」も創業以来400年。京都で
は創業100年くらいまでは若く感じてしまうから恐ろしい。

歴史探訪はここで終わり。後は買い物したりお茶したり。
夜は「ビストロヤナギハラ」で肉三昧。ここもまた素晴らしい。どの料理も
感動。それにボリュームもあってかつ安い。ワインもうまいし言うことなし。
あぁやっぱり京都のレベルはすごい。
今日は姫の誕生日でもある。京都のこんなおいしい店で祝えて姫もご満悦の
様子。だが来年はワシが京都で祝ってもらう番だ。フフフ・・・。

ホテルに戻ってからはまた温泉へ。今日はラウンジにも行ってみたがこれま
た快適!何時間もいたいと思った。
今日は雨の予報だったのに午前中は暑いぐらいの晴れ、午後は涼しい曇りで
問題なし。嬉しい誤算だった。
これにて二日目終了。 

「吾唯足知」

石庭の 石や黙して 語るかな
吾唯足るを 知るべしなりと



9月9日(日)晴れ

まずは「スマートコーヒー」で朝ご飯。その後は毎年行く「内藤商店」でた
わしを購入して、鴨川と御苑をサイクリング。今日も朝から暑いが自転車は
気持ちいい。
毎回三日目は買い物だが今回も姫の先導で買い物行脚。 
創業以来400年の針屋さんである「三條本家みすや針」には感動した。宮中
の御用針司だ。ここにまた一つ日本が誇りたい伝統がある。

器屋の「草星」に行った後はランチ。「はふう」で肉を喰らった。姫はビー
フカツサンド、ワシはハンバーグ。 今回はワシらにしては珍しく肉食が多
い旅だ。
午後はひたすら姫の買い物について行く。いろいろまわったから覚えてない。
京都はまだ夏だ。かなり体力も消耗した。
お茶休憩した後はホテル近くの「京都文化博物館」へ。たまたま開催中だっ
たベネチア展を見たがこれがなかなかよかった。計算外だったがいい思い出
になった。
その後、京都駅でまた買い物してから新幹線に乗った。

というわけで今年の京都旅行も無事終了。室町の面影とおいしいものを追っ
て自転車をこぎまくった三日間だった。
来年は10月。

「都」

魅せられし みやこの旅も はや六回
もはや異郷の地とは思えず



9月10日(月)曇り一時雨

旅の疲れをとるために「中国鍼灸院」さんへ。今日の漢詩はこちら。

「相面知三高」

呉炳宇

満面紅光血脂高、(満面紅光血脂高く)
目周脹突血圧高。(目周脹突血圧高し)
迎風流涙目脂厚、(風を迎え涙を流し目脂厚ければ)
大食日久血糖高。(大食の日久しくして血糖高し)

(以下、えしぇ蔵的博多弁訳)

顔が赤ぉして脂ぎっとぉ人は血脂が高いとじぇ
目の周りが出とる人は血圧高いとじぇ
風ですぐ涙が出ていつもめやにつけとぉ人は
あんま食べ過ぎよったら血糖高くなるとじぇ

呉先生:「これは顔を見ればその人の健康状態がわかるという意味の詩ネ」
ワシ:「なるほど」
呉先生:「これを覚えたらえしぇ蔵でも相手の人の健康状態がわかるヨ」
ワシ:「ところで先生、尊敬するお坊さんとかいますか?」
呉先生:「お坊さん?お坊さんはいろいろ宗派あるネ」
ワシ:「ありますね」
呉先生:「一人の人、一つの考えに集中してはいけないネ」
ワシ:「はい」
呉先生:「無党無派が大事ネ」
ワシ:「なるほど。無党無派ですね」
呉先生:「どちらにも偏らない。常に真ん中にいることが大事。これ太極拳
の考え方ネ」
ワシ:「あぁ、これも太極拳ですか」
呉先生:「小説もいろんな人の小説読んだほうがいいネ」
ワシ:「はい」
呉先生:「みんなそれぞれ良い悪いあるヨ。全部吸収したらいい」
ワシ:「はい」
呉先生:「真ん中にいればいろんなことを吸収できるネ」
ワシ:「はい」

なるほど!無党無派。常に真ん中にいて全てを吸収する。これは大いに勉強
になった。

「一に与せず」

師は常に 泰然自若の 境にて
一に与せず 全を知るなり



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