飲食店ガイド

ESEグルメール

福岡の本当においしいお店だけを本音で紹介するサイト「福岡えせグルメ」から新規紹介店の情報等を毎週お届けします。

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2009/10/01

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                     φ(・_・;) ESE グルメール
                          2009/10/1 第481号
                    http://www.s-harvest.com/ese/
                    http://www.s-harvest.com/ese/i

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さすがに北陸金沢まで車で移動するのは疲れますね。これで3回目ですが回
をおうごとにきつく感じるのはやはり年齢のせいでしょうね。
休憩を含めて12時間。900キロ。これでも渋滞にははまってないんですから
なかなかに日本も広いものです。
休憩でサービスエリアに入るたびに周りの人の言葉が変わっていくのが面白
かったです。1日でいくつも方言を聞くっていうのもなかなかできない体験
ですね。

……  蔵書 今週のオススメ ……………………………………………………

住井すゑ 「橋のない川」

住井すゑ。ご存知ですか?文学を研究する者に限らず、全ての日本人、全て
の人間に敬意を持たれて当然の偉大なる作家であり、偉大なる人です・・・

…… 新規紹介店 …………………………………………………………………

「源じい」

ハンバーグという食べものは製法もそれほど難しいものではなく誰でもすぐ
に作れて、肉にさえこだわれば誰が作ってもそこそこにうまく・・・

…… えせ蔵日記 …………………………………………………………………

9月19日(土)晴れ

北陸は金沢から嫁を貰うと帰省が一大イベントになる。しかも今回は高速道
路1000円を利用しない手はないということで、三回目の車での帰省というこ
とになった。ただ今回は連休なのでゴールデンウイークなみの渋滞が予測さ
れていた。そこでワシらは深夜2時の出発という荒業に出た。
夜中に起きだしてこそこそと荷物を積んで出発する時は、なるほど夜逃げと
はこんな気分かと思った。九州自動車道は少し車もいたが、中国自動車道は
ほとんど無人の野を行くがごとし。姫はすぐに寝たのでワシは月のない夜空
に威勢を誇るオリオン座を道連れに漆黒の中国道をひた走った。
5時くらいから東の空が白み始めた。吉和で休憩した時は寒いぐらいの気温
で霧が出始めていた。起きた姫は霧に包まれる中国道をデジカメで撮影して
いた。谷あいの町の上に吹き流しのように霧がたなびき、淡い朝陽に白さを
返す光景はえもいわれぬほど文学的だった。
加西で朝飯を食べたのが7時。陽が昇ると途端に気温は上がり、車内は暑い
ほどだった。大阪周辺の渋滞を回避するために吉川ジャンクションから舞鶴
若狭自動車道へ入った。小浜西インターを降りたところで迎えてくれるのは
若狭湾。秋の陽に輝く海を左手に見ながら北陸道方面へ一般道を走った。姫
が「若狭湾の名物はわかさぎ」とたわけたことを言っていたが無視した。
田は豊かに実って黄金の海だった。早くも刈り入れをしている光景も見られ
た。甘い金木犀の香りが風に乗ってきた。
敦賀から北陸自動車道に入った後は一挙に金沢へ。高速を降りたのが午後2
時。およそ12時間の旅。距離は約900キロ。まだまだワシらも若いか?
遅いランチは回転寿司へ。金沢は回転寿司発祥の地。ネタがいいので十分に
うまい。姫の実家で一息ついた後、旧市街にあるブックカフェでしばしまっ
たり。
夜は姫の家族と金沢の海の幸で宴。運転で疲れていたせいかあまり酒は進ま
なかった。早く寝ようと床についたが夜中にお腹を壊してまたも寝不足・・
・。
 
「北陸の風」
 
北陸の風やかすかに 金木犀
 


9月20日(日)晴れ

今日はみんなで黒部峡谷のトロッコ電車に乗ろうということになった。姫は
20年ほど前に家族揃って乗ったらしいがなぜか誰も何も記憶していないらし
い。それって実は行ってないのでは?と思ったが写真はあるらしい。不思議
な家族だ。
トロッコ電車の旅は宇奈月温泉から始まる。車の中でしきりに姫が頭を上下
に動かしているから、「ははぁ、宇奈月にかけてうなづいてるわけやね」と
思ったが無視した。
車両にいくつか種類があるがワシらが往路で乗ったのは窓がないタイプでま
さにトロッコそのもの。椅子に背もたれもなかった。風がまともにあたるの
でこのタイプがおそらく最も臨場感が味わえる。
出発前に、「不審な物を見つけた方はすぐに係員に・・・」とアナウンスが
あったのを天下のソラミミストがまた「死んだものを見つけたらてどういう
意味?」とタワケたことを言っていたが無視した。
美しくもあり勇壮でもある渓谷の眺めは筆舌に尽くしがたし。様々な緑の競
演、エメラルドグリーンに輝くダムの水、ワシは思いがけぬ感動に心を震わ
せ、この喜びを姫と共有しようと横を見ると・・・寝てた。あんた通勤電車
のサラリーマンじゃあるまいし。まったく。
上に到着してすぐに山菜そばでお昼。お腹ができた後は付近を散策した。渓
谷に道を設けて川の近くを歩けるようになっている。猿が飛んで渡る猿渡と
いう所は確かに狭く、両側の断崖から木々が枝を延ばしあっていたが果たし
て本当に跳べるだろうか。
ちなみにトロッコ電車から猿用の吊橋が見えるがこれはしばしば利用されて
いるらしい。
渓谷を眺めながら姫のお母さんのぼたもちを食べた。さすがにうまかった。
姫にとっては人生で最初の料理の師匠であるお母さん。食を真剣に考えるお
母さんあっての今の姫だ。その恩恵にあずかるワシとしては感謝あるのみ。
マイナスイオンを十分に吸収した後はまたトロッコの旅。峡谷の美しさの中
には厳しさもうかがえるせいか、その魅力の中には視覚的なもの以外から訴
えてくるものもあった。ワシは我を忘れて写真を撮るのに夢中だったが、ふ
と横を見ると姫は・・・また寝てた。おまけに姫の家族もみんな寝てた。な
るほど。誰も前回の記憶がない理由がわかった。
話には聞いていた黒部峡谷のトロッコ電車がこんなに楽しいものとは思わな
かった。いい思い出が作れた。
夜はみんなで近江町市場の上にできた飲食街の中華を食べに行った。久しぶ
りの近江町市場だったが、どうやって工事したのか、市場の店はそのままの
状態で、その上に実に巧みに構築されて通路から下の市場が見下ろされるよ
うになっていた。便利さは追求しても市場の雰囲気は残そうという姿勢には
非常に好感が持てる。
中華は結構おいしくて家族との最後の宴も楽しく過ごせた。みんな元気そう
で安心した。姫にとっては900キロの東、まさに”遠きにありておもふ”故
郷。お互いの心配は尽きせぬものだろう。心配になる人がいる、心配してく
れる人がいる、これは人間が自覚しない幸福の一つだろうな。
 
「黒部の車窓から」(ホームページで動画が見れます)
 
「黒部峡谷」
 
秋の日に 水と緑の きそひあふ
黒部に残す 家族の思い出
 


9月21日(月)晴れ

朝は姫のお母さんと三人連れで実家の近くの「ヤマト醤油味噌」に行った。醤油は全国どころか世界に名を馳せる名品で、フランスの三星レストランも
御用達という筋金入りの老舗。かすかに甘みを含んでいることが特徴らしい。
古い蔵をモダンに改装した店内やホールはノスタルジーがうまく演出されて
おり心地よい雰囲気に好感が持てた。ここで人気の醤油ソフトクリームをち
ゃっかり味わった。味はソフトクリームなんだが、かすかに醤油の感じがす
る。後口がまるで和風料理の後のようにさっぱりしている。

店を出た後、名残惜しくもお母さんに別れを告げてワシらは北陸道に乗った
。一路大阪へ。
連休中なので大阪周辺の渋滞を予想していたが都市高速で少し混んだくらい
でほとんどスムーズに宿まで到着できた。それにしても大阪の市内はやはり
福岡のようにはいかない。なんせ規模が違うし、4車線もあるでかい道が一
方通行だったりするから驚く。異郷を運転するのは疲れる。
チェックインした後、鶴橋で姫の買い物に付き合った。晩飯はなんばのお好
み焼き屋「とんべえ」のぺっちゃん焼き。うまいうまいとつい食べすぎてし
まった。
その後、姫の友達と待ち合わせてお茶してからホテルへ戻った。今日もたっ
ぷりな一日。
それにしても心斎橋の人の多さには驚いた。大阪は初めてではないが、繁華
街にはまだ足を踏み入れてなかったので新鮮な驚きだった。人の流れにうま
く乗らないと歩きにくい。こういう時に都会人ではないということをしみじ
み実感する。
 
「グリコの看板」
 
ミーハーと 嘲らるると 知りつつも
撮らずにおれぬ グリコの看板
 


9月22日(火)曇り時々雨

ホテルの近くに日本一うまいパン屋があると姫が言うので朝から買いに行っ
た。開店前にも関わらず既に行列。全商品すぐに売り切れるというからさす
がの人気。結構たくさん買ってホテルでかじった。日本一かどうかはさてお
き、確かにうまいし、味も形も実に斬新なパンが多かった。なるほど。知識
と修練で大関にはなれても、独自の発想の確立なしには横綱にはなれないと
いうことだろうな。
ホテルをチェックアウトしてからIKEAで買い物。遠くスエーデンから来
たIKEA。洗練されたデザインは目に新しかったがやはり安いだけあって
ちと軽い。独身者か若夫婦向けという感じか。
買い物を終わってからは都市高速経由で山陽自動車道で帰路についた。毎回
思うことだが中国地方というのはでかい。行けども行けども終わらないとい
う感じがする。途中2度休憩して、帰宅は夜8時。広島から福岡までは結構車
が多く、運転に神経を使ったので結構疲れた。
  
なかなかに充実のシルバーウィーク。明日はゆっくりする予定。
 
「旅」
 
人生は 思えば旅の 繰り返し
思い出ひろふ 今日も明日も
 


9月23日(水)曇りのち晴れ

さすがに疲れて一日ゴロゴロしてた。だが姫は早朝から「ベジキッチン」へ
。今日は「福岡マルシェ」の店番ということだったので閉店前にワシもちょ
いと覗きに行った。思ったよりこじんまりとしたマルシェだった。もちっと
たくさん店呼んで派手にやろーぜと言いたかった。なんか拍子抜け。それに
仮にもマルシェなんだから素材系の店を増やそうぜとも言いたかった。
あぁ思い出すなぁ・・・姫とフランスのボーヌで見たマルシェ。ああいうの
をやればいいのに。
 
「店番」
 
店番は ソラミミストや ベジキッチン
 


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                          2009/10/1 第481号
                         発行責任者:神宮吉昌
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                     福岡県粕屋郡新宮町夜臼1-4-24
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