飲食店ガイド

ESEグルメール

福岡の本当においしいお店だけを本音で紹介するサイト「福岡えせグルメ」から新規紹介店の情報等を毎週お届けします。

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ESEグルメール

2008/09/03

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                     φ(・_・;) ESE グルメール
                          2008/9/4 第437号
                    http://www.s-harvest.com/ese/
                    http://www.s-harvest.com/ese/i

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29歳で独立しちょうど10年たちました。とにかく食べていけるようになるま
ではとがむしゃらに働いてきました。土日関係なし。かろうじて祝日に休む
という感じでした。そして今、ストレスがかなりたまっているという指摘を
受けて、これから先はもう少し自分の時間を作って余裕のある人生にしよう
と決めました。9月から基本的に土曜日は固定のお客さんは入れないように
して、なるべく文学活動や娯楽に使うことにしました。せっかくの人生です
からね。少しは楽しまないと。これでだいぶストレスの軽減にはなるかなと
期待しています。
「読書」、「執筆」、「登山」、「マラソン」、「料理」、「旅行」・・・
やりたいことが山ほどあります。40代からは楽しみながら働く人生にしてい
きます!

……  蔵書 今週のオススメ ……………………………………………………

丹羽文雄 「蛇と鳩」

宗教の重荷を背負った作家丹羽文雄の運命的傑作です。

石川達三 「悪女の手記」

悪い男のせいで普通の女性が悪女になるまでの物語です。

…… 新規紹介店 …………………………………………………………………

ケーキ屋 「ワーズワースの庭」

まさにワーズワースのごとく優美なおいしさのケーキを召上れ。

惣菜・食材・デリカ 「肉のくまもと屋」

料理好きな人や料理を教える人のための高品質お肉屋さん。

…… えせ蔵日記 …………………………………………………………………

8月13日(水)晴れ一時雨

なし

連休一日目は早朝から早速おでかけ。まずは北九州市立美術館へ。あの「オ
フィーリア」で有名な「ミレイ展」を見に行った。まだ開館まもない時間帯
だったので人も少なく、たっぷり鑑賞できた。「オフィーリア」の前に来た
ら足が釘付けになった。あぁあの名作が、今目の前にあるのだと思うと感動
で全身がしびれるようだった。細かく描かれたたくさんの植物、美しい衣裳
、そして死の淵を彷徨うオフィーリアの表情・・・なんと素晴らしい作品だ
ろう。これだけでも1時間は眺めていたいと思った。作品は結構たくさんあ
り、中にはユーモラスなものもあった。娘をモデルにして描かれた「最初の
お説教」と「二度目のお説教」の連作はユニークであり、かつ愛らしい表情
がなんともかわいくて非常に印象に残った。人物画も風景画もまさに珠玉の
名品ばかり。腹いっぱい楽しませてもらった。
 
そのまま帰るワシらではない。次は門司港レトロへ。実に10数年ぶりくらい
に来たが前回の記憶はあまり残っていない。門司港ホテルやら展望室のタワ
ーやらができて近代化が進んだせいもあるだろう。まずは焼きカレーにて腹
ごしらえ。ここに来てこれを食わずにどうする。
 
門司港の味を楽しんだ後は「旧門司三井倶楽部」へ。ここでアインシュタイ
ンが泊まった部屋を再現したメモリアルルームや林芙美子の文学資料室を見
た。ここは前回も訪れて同じものを見たが、姫は覚えていないそうな!当時
はワシも林芙美子と言えば「放浪記」ぐらいしか知らなかったのでそれほど
の感慨は持たなかったが、今ではもうかなり読んでるし、文学修行中でもあ
るのでその直筆原稿などを見ると感銘を受けずにはいられなかった。
 
レトロ地区をあちこちとぶらついた後、ケーキを買って矢筈山のキャンプ場
みたいなところで食べてから帰った。うん。連休初日まずはいい感じ。
 
「花の名」
 
花の命は
短くとも
その名は永く
残りけり
 


8月14日(木)晴れ

なし

今朝は少しのんびりして、お昼前に三瀬村へ向けて出発!今回は三瀬を満喫
する旅。都市高速を野芥インターで下りると左折して後はまっすぐ。楽にな
ったもんだ。途中、早良区のそば屋でお昼を食べた後、話題のループ橋を通
って三ツ瀬村へ。

パン屋でちょっとお茶した後、この年にもなって未だに行ったことがなかっ
た「どんぐり村」へ初チャレンジ。ここはワシにとっては「どんぐり村」だ
が、姫に言わせると「どんぐらむり」。そんなの無理。
ワシはせいぜい草ソリかなんかできる無料の公園だと思ってたがさにあらず
、プチハウステンボスみたいな村になっててしっかり有料だった。どこを見
ても家族連れ。子どもたちはおおはしゃぎ。デートに来るとこじゃないな。
それにしても暑かったなぁ。全体の広さを知らずに「一周してみようか」と
二人で歩き出したら思ったより遠い遠い。しかも炎天下でフラフラなのにこ
ういう時に限って姫がボケかまして笑わせるからさらに力が抜けてヘラヘラ
珍道中。
 
ヘラヘラどんぐらむりを後にして、今日のお宿の「具座」へ。ここは農家が
営む民宿で、以前「佐賀天地農場」の三瀬もんさんと3人でお昼を食べに来
たことがある。その時にいつか宿泊してみようと思っていたが今回それが実
現した。
農家の納屋を改造して作られた宿には1日2組のみ泊まれる。ワシらが部屋に
入ってゴロゴロしてると下から「しんぐさーん、ブルーベリー取りに行きま
すよー」と声がかかったのでついて行くと、裏山に植えてあるブルーベリー
が実をつけてずらりと並んでいた。無農薬だからちぎってそのまま食べれる
。ん〜甘いねぇ。この宿では野菜は全て自家製でその数は70種類を越えると
いうから驚く。米もそばもお茶もなんでもかんでも自給できる。あぁなんと
素晴らしい世界だ。

夕方、あずま屋でのお食事タイムになって、「佐賀天地農場」の三瀬もんさ
んが自転車こいでやって来た。宿の主人も交えてみんなで乾杯!たそがれに
つつまれる三瀬の野山を眺めつつ、ずらりと並ぶ田舎料理をばくばくと食べ
ながら、冷たいビールをごくごくと。あぁたまらんのですけど。マジで。そ
らもう食った食った、飲んだ飲んだ。はぁ〜もう食えん〜という頃になって
宿の主人がそうめん流しを始めたから、「うわぁもう入らん」と思いつつ参
加してみるとなぜか食べれる。ずるずるといくらでも食べれる。あぁもうめ
っちゃ楽しいですけど、なにか?

酩酊した面々は様々な話題で盛り上がった。いろんな野菜の作り方やご主人
のマラソンの話、三瀬もんさんの今に至るまでの苦労話、そしてさらにジャ
ンルは拡がって、地球の温暖化とCO2の量の関係、マヤのカレンダーの謎・
・・などなど、何時間しゃべったやら。気付けばたそがれは闇にかわり、あ
ずま屋の電燈にセミやカブトムシが飛んで来た。時を忘れる友との語らい。
いいもんだ。波乱万丈の人生行路を単独で乗り切ってきた三瀬もんさんに、
現代社会では稀有の存在になりつつある実のある男というものを見た。実の
ある男だけで構成される秘密結社「ごはんの会」に参加してもらおう。
お食事タイムが終わってお風呂なわけだが、これがまた懐かしの五右衛門風
呂!懐かしいのはワシだけか?対馬の実家ではワシの小学校2年くらいまで
は五右衛門風呂だった。板を踏んで入るのにコツがいる。あぁこれだこれだ
。実に30年ぶりか?よくおっかさんが外から「ぬるくないねぇー?」ときい
てくれたもんだった。
すすで真っ黒の梁を眺めつつ、涼しい山の夜風に吹かれながら爆睡。本なん
て2ページも読めないくらいすぐに夢の中へ。

「具座」
 
具座の宿
交わす杯
ひと夏の
おもひでに酔う
得がたき友と
 


8月15日(金)曇りのち雨時々晴れ

なし

実に爽やかな三瀬の朝。あんまり気持ちいいので姫と早朝散歩。ここに住ん
でれば10年は余計に生きれるような気がする。
朝御飯もあずま屋で食べた。冷や汁をご飯にかけてずるずると食べるわけだ
が、これがうまいもんだから食べる食べる。朝から満腹。その後はご主人の
指導のもと、姫と畑でえごまの葉の収穫。無農薬で実に見事に生育している
。姫はウキウキだった。 
 
名残惜しき「具座」を10時に発った。なんか里帰りしてたような気分。次に
ワシらの目指すのは金山。三瀬の山に登ってから帰ろうということにして選
んだのがこの山。山中キャンプ場に車をとめていざ登山開始。通常2時間の
コースを1時間20分で登って、予定よりも早く頂上に着いた。本来なら見晴
らしがいいはずだが今日は一面の雲海。まるで天上にいるようだった。朝の
冷や汁がきいてたのでまだお腹が空かない。時間も早いし下山してから食べ
ようということになり、下り始めたのはいいが雨が降って来た。うわぁこり
ゃ急いで下りないと、とあせったのがいけなかった。下山ルートを間違えて
三瀬峠方面へ進んでしまった。1.5キロも来た時点で間違ったことを確信し
(遅いわな)、分岐点までまた戻った。山中で道に迷った時の不安感という
のは嫌なもんだ。それに雨はひどくなるしどんどん心細くなる。雨は降る降
るワシらは濡れる。越すに越されぬ金山の坂。分岐点に戻って正しいルート
を確認し、改めて下山開始。同じ山に違うルートから2回登ったことになる。
全く疲れる人生だ。
往復3キロという無駄な移動でかなり体力を消耗した。もうどうせ濡れねず
みだし、雨も弱ってきたからぼちぼち下りるかと思っていたら、途中から何
をとち狂ったか、姫が走って下山を始めた。はい?ワシは目を疑った。かな
り疲労してるはずなのに走って下りるなんて、気でも狂ったか?見る間にど
んどん離される。しょうがない、「えーいちきしょー!」とワシも走って後
を追った。体中の水分は抜けて筋肉の疲労もすごいのに精神力だけで走った
。なんでよー!とか思いながら必死で姫について行った。他の嫁なら歩いて
下りれるのになぁと何回か思った。まったくチョンマル疲れる人生だ。
実に30分にも満たないという驚異的なタイムで下山してしまった。麓に下り
てから「なんで走ったと?」と訊いたら「ちんたら下りていくのが面倒くさ
くなった」とのこと。恐ろしい嫁を持った男は「トレーニングして体力つけ
ておこう。とてもついて行けん」と思った。
 
麓の山中キャンプ場で「具座」の女将さんが作ってくれためちゃうまのおに
ぎりを食べてから午後の行動開始。まずは「ワーズワースの庭」でケーキを
買った。次は「イブスキ」でソーセージ類をゲット。そして三瀬村を後にし
た。
吉野ヶ里の方角に進み、そこから背振に出来た新しいトンネルを通って那珂
川に出た。そして正月に九千部山に登った時に利用した清滝の温泉に寄って
汗と登山の疲れを流した。きれいさっぱりで実にいい気分。
野多目インターから都市高速に乗って一気に帰宅。あぁ疲れたが思い出どっ
さりてんこ盛りの2日間だった。
 
「ぬる湯」
 
金山の
汗も苦労も
清滝の
ぬる湯にとけて
また山恋し
 


8月16日(土)曇りのち雨

Frederic Francois Chopin

さんざん遊んだから今日は休憩。昨日の登山の疲れが腿にきてる。走って下
りたりするからだよまったく。それにしても思い返せばワシらも結構いろん
な山に登ったもんだ。ちょいと数えてみた。
立花山、宝満山、竜王山、背振山、雷山、古処山、馬見山、鷹取山、九千部
山、由布岳、砥上山、可也山、浮岳、九重(星生山、久住山など)、涌蓋山
 、白山、そして金山。
おー、なかなかやるな。山はきついけど登頂した瞬間に疲れは忘れる。あの
快感が忘れられずにまた登りたくなる。これからも登り続ければかなりの数
を制覇することになるかも。そしていつかは屋久島、富士山、日本アルプス
・・・。
お昼過ぎに姫とアウトドアショップへお買物。今回の雨に懲りて防水のジャ
ケットを買った。ワシはストックが壊れたので買い替えた。こういうお店に
来るとまたムラムラと登りたくなる。9月も登るべ。どこにしようか?
 
明日は同人誌の会合がある。今回は芥川賞受賞作に関する感想発表会なので
今日一気に読んだ。ん〜この中国人の作者の情熱は評価してしかるべきでし
ょう。でも直木賞のほうがよくない?とも思ったりした。
 
「山」
 
願わくば
下山の時は
歩きたし
 


8月17日(日)雨のち晴れ

賛美歌

午後から同人誌「季刊午前」の例会に参加した。テーマは芥川賞受賞作「時
が滲む朝」について。一人づつ感想を発表した。文学を愛する人たちだけあ
ってやはり読み方が深い。面白い意見があちらからもこちらからも。同じも
のも他の人は違う角度から見てたりするからその意見を聞くというのは非常
に刺激になり勉強になる。結局今回の結論としては、一生懸命書いた情熱は
伝わるものの、日本語の稚拙さは蔽うべくもなく、何かの賞をとるべき作品
ではあるが天下の芥川賞をあげることはないだろう、ということで皆の意見
は一致した。ワシも同意。
 
「批評」
 
評するは易し
筆とるは難し
 


8月18日(月)曇り

なし

夏季休暇の疲れを「中国鍼灸院」さんでとらねば。あちこち治療してもらっ
た。今日は呉先生に「済公」の話をしてもらった。中国では西遊記の次によ
く知られている物語だそうな。ネットで調べてみると詳しく書いてあった。
ぼさぼさの頭をしてぼろぼろの袈裟と帽子という身形をして、肉は食う酒は
飲む娼妓とは遊ぶというやりたい放題の破壊僧だそうな。でもこの人は何で
もできる超能力を持っており、それで困った人たちを助けるという話だそう
な。知らんかったなぁ。勉強不足だ。
今日も呉先生に詩を頂いた。
 
蝶恋花 「蓬莱」
 
呉 炳宇
 
秦時童子書漢字、
三国呉服仍着美人体。
唐招提寺古都里、
香火千年世間稀。
桜花盛開人人喜、
観菊賞秋月絵意情詩、
四季皆美仙人也、
蓬莱人善守礼儀。
 
秦の時代の子どもは漢の時代の字を書き、
三国時代の呉の服をいまだに美人は体に纏う。
唐招提寺は古き都で、
世にも稀なことにそのお香の火は千年も絶えない。
桜の花が開いて人々は喜び、
菊や秋の月を楽しんで絵のような心、詩のような情を持ち、
仙人の住む国の四季は全て美しく、
蓬莱の人は善良で礼儀正しい。
 
(訳:えしぇ蔵)
 
(注)
・蓬莱というのは日本のこと。昔、日本がまだ未知の国である頃には仙人が
住む国だと思われていた。
・日本の呉服のルーツは三国時代の呉の国の服に始まると言われている。
 
ん〜いいねぇ。さすが先生。
 
今日は「コスモ不動産」さん、「アルファホーム」さん、「粕屋のお客さん
」、「ランドリー・キッチン」さんを訪問。
「コスモ不動産」さんでは社長のお盆休みの屋久島体験を聞いた。やはり感
動ものらしい。いつかは行かねばなるまい。
 
「蓬莱の人」
 
蓬莱の
人やはたして
善なるか
 


8月19日(火)雨のち晴れ

Carpenters

不動産dayな火曜日。「ウイルホーム」さん、「住まいのイシダ」さん、
「東部ハウジング」さんとまわった。
今日はサラリーマンの頃の先輩のHさんと会って大橋でランチした。相変わ
らず勢力的に活動されてる様子。すごいやね。かつての上司、先輩、同期、
後輩、みんなどうしてるかなぁ?
 
たまにESEグルメ見てる人から、「○○で見ました」とか「○○にいました
よね?」なんてメールを頂く。なんでワシの顔を知っているのだろう?日記
には顔がわかる写真を載せてないつもりだが。昔の日記には載せてたかな?
以前、なにかのグルメ系のパーティーに行った時にワシが参加することが事
前にわかってたみたいで、会場にいると「えしぇ蔵が来てるらしいよ」とひ
そひそ話してる声があちこちで聞こえた。みんなワシの顔知らんからどこに
いるかわからん様子だった。「ここにおるがな。ワシやワシや」と心の中で
叫びつつ知らん顔してるというのは愉快なもんだ。
 
「面われて」
 
面われて
書きづらきかな
我が日記
 


…… 誰かの名言 …………………………………………………………………

「人生には解決なんてない。ただ、進んでいくエネルギーがあるばかりだ。
 そういうエネルギーをつくり出さねばならない。解決はその後でくる。 」

(サン・テグジュペリ)

とにかく前に進もう。きっと先に答えが待ってますよ。

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                     φ(・_・;) ESE グルメール
                          2008/9/4 第437号
                         発行責任者:神宮吉昌
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                     福岡県粕屋郡新宮町夜臼1-4-24
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