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Wing-Mel No.2807 1分で読む日本の偉人(16) 貞明皇后 〜 ハンセン病患者に救いの手を差しのべられた皇后

2019/09/18

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1分で読む日本の偉人(16) 貞明皇后 〜 ハンセン病患者に救いの手を差しのべられた皇后

■■ 転送歓迎 ■■ No.2907 ■■ R01.09.18 ■■ 7,741部■■

 昭和五年(一九三○)にハンセン病に対する慈善事業が始まると、皇后さまは施設の医師や働く人々を励まし続けるとともに、患者のためにと御下賜金(皇室から渡されたお金)を毎年お送りになりました。そのお金はご自分の経費を節約して貯蓄なさったものでした。

 さらに、昭和六年から九年頃にかけて皇居の庭に楓(かえで)の実生(みしょう、種子から生えること。また、その草木)の苗をたくさんお育てになり、その苗を全国のハンセン病患者の施設にお配りになりました。その折に詠まれた御歌(皇后陛下がお詠みになる歌)があります。

つれづれの友ともなりてなぐさめよゆくことかたき我にかはりて

「なすこともなく寂しい日々を送っている人々の友ともなって慰めてほしい。行くことの難しい自分の代わりとなって」と、楓に向かって呼びかけられています。

貞明皇后は、その後ハンセン病の施設をたびたびご慰問なさいました。隔離されて誰も訪ねてはくれない境遇にあった患者たちにとって、皇后さまから慈愛のまなざしを注がれることは大きな喜びでした。感動の波は全国に広がっていきます。

 その感動を歌に詠んだ歌人がいます。同じ病に侵され、瀬戸内海の島の施設に隔離されていた明石海人(あかし・かいじん)です。

 みめぐみは言はまくかしこ日の本のライ者と生れてわれ悔ゆるなし

「皇后さまの御恵みはいうのももったいないほど畏い。ライの患者として生きるこの自分であるが、皇后さまのおられる日本の国に生まれることができたのだ。自分は悔いることはない」と、海人は苦難の中にありながらもその喜びを歌い上げたのでした。

寺子屋モデル『日本の偉人100人(上)』、致知出版社、H24
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