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Wing-Mel No.2889 1分で読む日本の偉人(10) 島田叡(あきら)〜 沖縄の島守

2019/08/07

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 1分で読む日本の偉人(10) 島田叡(あきら)〜 沖縄の島守

■■ 転送歓迎 ■■ No.2889 ■■ R01.08.07 ■■ 7,761部■■


 沖縄戦が迫る中、沖縄県知事への内命を聞かされた島田叡に、妻ばかりではありません。友人や同僚からも「今、沖縄に行くのは死に行くようなものだ、君が行くことはない」と忠告を受けました。それに対して島田は答えました。
「僕が沖縄へ行かなければ、誰かが行かなければならない。若者なら赤紙一枚で戦地に行かなければならないのに、固辞できる自由をいいことに断るなど卑怯なことはできない。上御一人(天皇)のご指名に与かつたのだから、そのご寄託に背かないよう、立派に死んでくるよ」

 一月三十一日、島田知事は沖縄の飛行場に降り立ちました。米軍上陸の二ヵ月前です。知事は、直ちに分散していた職員を県庁に集め活動を再開しました。まず敵機の飛来の激しい中、空路台湾へ飛び非常用の米を買い付けました。それから老幼婦女子の県外および北部地区への疎開を急がせました。また、風紀の取締りを緩め、酒や煙草の配給を増やし、村芝居を復活させました。戦いを前にした県民へのせめてもの慰めでした。軍との関係修復、県民の信用回復に休む暇なく走り回りました。

 六月二三日、軍司令官は自刃。同行していた新聞記者から投降を勧められた島田知事は、きっと顔を上げ、「君、一県の長官として、僕が生きて帰るわけにいくかね。沖縄の人がどれだけ死んでいるか知っているだろう」と言い残し、司令部近くの洞窟にてピストル自決しました。享年四十五。


寺子屋モデル『日本の偉人100人(上)』、致知出版社、H24
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