国際情勢

JOG Wing 国際派日本人のための情報ファイル

政治・経済・外交・社会・文化などの分野において「元気な日本」を作るためのオピニオン誌です。

全て表示する >

Wing-Mel No.2863 1分で読む日本の思想(1) 和を以て貴しと為す

2019/06/07

■■■ JOG Wing ■■■  国際派日本人の情報ファイル  ■■■

   1分で読む日本の思想(1) 聖徳太子 和を以て貴しと為す
   
                                                  
■■ 転送歓迎 ■■ No.2863 ■■ R01.06.07 ■■ 7,832部■■


 聖徳太子

和を以(もっ)て貴(たっと)しと為(な)す

__________
当時(6世紀初頭)、国外では、任那(みまな、朝鮮南部の土地、日本人が住んでいた)が新羅に滅ぼされ、任那の再興は歴代天皇の願いであった。さらに、国内では、氏族の対立による争乱、親しい血族同士の流血、天皇が暗殺されるという前代未間の惨事、この暗澹たる混乱を目の当たりにして、若き太子のお心はいかばかりに懊悩(おうのう、深い悩み)されたことか。

太子は、まず仏教精神による教化事業に向かわれた。摂政十二年後に制定された『十七条憲法』(604年)に、その深刻なお心をお偲びすることができる。第一条に「和を以て貴しと為し」と「和」
を貴ぶべきことを国家統治の根本精神とされた。

「和」とは、自我に執着する心から離れ、すべての人が救われる親和の実現である。さらに、「人皆党(たむら)あり、亦(また)達(さと)れる者少し」には、太子の深い人間洞察がにじみ出ている。人はだれでも自分が正しいと我執に囚われやすく、徒党を組みやすい。何が正しいのか誤りなのか、道理を達れる者は少ないのである。悲しいかな、これが人間の現実である。これらの言葉は、いずれもご自身の痛切な体験から発せられたものであると推察される。[1, p11]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

1. 國武忠彦『語り継ごう 日本の思想』、明成社、H27
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/479421426X/japanonthegl0-22/

----------------------------------------------------------
購読申込・購読解除・既刊閲覧・:
  まぐまぐ: http://www.mag2.com/m/0000013290.htm
  Melma!:  http://melma.com/backnumber_256/
Mail: ise.masaomi@gmail.com または本メールへの返信で
Japan on the Globe 国際派日本人養成講座
      http://blog.jog-net.jp/
相互広告: 弊誌読者の参考になるメルマガとの相互広告歓迎。
-----------------------------------------------------------

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:1999-03-10  
最終発行日:  
発行周期:3回/週  
Score!: 89 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • コメントはありません。