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Wing-Mel No.1738 小沢氏の危険な安全保障観(丸山公紀)

2010/09/10


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                  小沢氏の危険な安全保障観
                                                  丸山公紀
■■転送歓迎■■ No.1738 ■■ H22.09.10 ■■ 9,199 部 ■■


民主党代表選での菅・小沢両氏の討論会での発言内容を見ていると両者ともに国家的見地の視点がことごとく抜け落ちていることがわかる。しかし、マスコミのとり扱いについてはあまりそのことを論じることなく、今まで多くを語ることのなかった小沢氏の言論を大きく扱っている。

とくに小沢氏については、昨年のマニフェスト原点に立つべきだとの一点張りであり、子ども手当てについても2万6千円にすること、財源は官僚にたよることなく、無駄をなくすことでもどうにでもなると言っている。菅氏が首相になることによって、厳しい財政事情から財源を引っ張り出すことは難しいという現実路線に舵をとりつつあるのに、何か先祖帰りしたかのようだ。

小生が非常に危険に感じるのは、その安全保障観にある。普天間移設問題については、米国と沖縄県民双方に理解してもらう方策はある、鳩山氏が言っていた県外移設も考えるべきだという一方、記者から対案を求められると、今はないとあっさり言い、今日になると日米合意も尊重する必要があると、鳩山氏顔負けの迷走した対応をしている。

結局、辺野古以外の候補地などは念頭にないということだ。従って小沢首相になった場合には、沖縄県は別にしてようやくまとまりかけようとしている移設問題も実質的に振り出しに戻ることとなる。

さらに沖縄の海兵隊は必要ないとし、その理由は米国の戦略が前線から大兵力を退却させていることからの判断であるとしているが、従来、何故、沖縄に海兵隊が存在していたのかを理解していない答えであった。これは抑止力という概念がない答えであり、換言すれば鳩山氏と同様であるといっていい。

表向きが強面であると報道されることと、兵力をなるべく削減させようとする頼りない安全保障観を持っていることとは別次元の問題である。

これでは対米関係をさらに悪化させることになるのではないか。


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