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Wing-Mel No.1648 人類はどこへ行くのか(天下の無法松)

2010/02/01

■■■■■■■■■ JOG Wing ■ 国際派日本人の情報ファイル ■

       天下の無法松「国家再建シリーズ」第9弾
              「人類はどこへ行くのか」
                                                  
■転送歓迎■ No.1648 ■ H22.02.01 ■ 9,211 部 ■■■■■■■


 先週は「人類の行く末」というサブタイトルでお送りしましたが、
今週もまた同様の「人類はどこかへ行くのか」と題して述べたいと
思います。

 昨年NHK(日本反日協会)が取り上げ話題となっている、かっ
てのフランスのミッテラン政権の大統領特別補佐官を務め、ヨーロッ
パ復興開発銀行初代総裁となったフランス人のジャック・アタリ氏
によると、これからの21世紀の人類は「5つの波」を経験しなが
ら歴史を作り上げていくであろうと言っておられます。(未来学者
のアルビン・トフラ−はかって「第3の波」と言う有名な著作を著
わしましたが、ジッャク・アタリ氏は「5つの波」です。どうも西
洋人達は「波」がお好きなようです。)

 では、初めに第1の波は「アメリカ帝国の終焉」です。米ソ冷戦
終結の後、一国で世界を仕切ってきた米国がいよいよ終焉を迎え、
米ドルが世界機軸通貨の地位を降りることによって世界経済は混乱
していくであろうと言うのです。これは今から起ころうとしている
というよりも、今現在起きていることなので、このことに反対する
人はもはや居ないのではないでしょうか。アメリカ人達はこのこと
を決して認めようとはしないでありましょうが、米国以外の人々か
ら見ればこのことは明白です。

 次に、第2の波は「多極型秩序」です。第1の波によって米国の
力が弱体化し、世界が混乱していく中でいくつかの国がまとまって
協調し合い、世界秩序が多極化していくであろうと言うのです。

 第3の波は「帝国」を超える「超帝国」の出現で、第1、2の波
の後、市場が地球規模となって成長していき、地球的規模となった
市場に新しき世界秩序が国家を超えて形成されていくであろうと言
うものです。

 そして第4の波は「超紛争」です。第3の波の「超帝国」の後、
市場が単なるアメリカンスタンダードによるグローバル化だけでは
なく、真に地球規模でグローバル化する中で国家が弱体化し、様々
な格差が広がり、地域紛争が多発していき、地球規模の動乱、つま
り第二次世界大戦以上のついに人類破滅を迎えるかもしれない程の
大紛争が起きるであろうというものです。

 かって、あの満州で日本陸軍軍人の石原莞爾は大東亜戦争を人類
の最終戦争と呼びましたが、ジャック・アタリ氏の「超紛争」とは
単に人類にとっての第三次世界大戦とも呼ぶべき最終紛争では無く、
人類が壊滅するか否かの正に「超紛争」となるであろうと言ってお
ります。つまり、核戦争が起きるであろうと言っているのです。

 しかし、その「超紛争」はやがて人類が壊滅する前に終焉を迎え、
人々の間に人種を超えた「博愛」が復活して新しき文明が誕生し、
地球規模の民主主義が確立され、市場の機能が制限されて「超民主
主義」とも呼ぶべき時代がやってくるだろうとジャック・アタリ氏
は言っておられます。これが最後の第5の波で、以上の「5つの波」
は順序立てて起きるというよりも、重なり合って起きていくであろ
うと言うのです。

 皆さんは、このジャック・アタリ氏の「5つの波」をどう思われ
ますでしょうか。「博愛」と言う言葉を聞いて、どこかの国の総理
大臣の「友愛」や「命を守る政治」と言う軽い軽いお言葉を思い出
された方もおられるかもしれませんし、またはフランス革命を経験
したフランス人の言葉らしいと思われた方もおられるかもしれませ
ん。

 ただ、無法松としましては、このジャック・アタリ氏の未来予想
を無視しておいて良いとは思われない為に、読者の中には既にご存
じの方も居られるとは思いますが、敢てここで皆様にご披露致しま
した。

 本日はこのジャック・アタリ氏の未来予想をご披露するだけで終
わり、次回からはこの「五つの波」に少し触れながら、「近代化」
についてより深く考えていこうと思っております。

■天下の無法松より一言■

 我が国の未来はどうなるのでありましょうか。ジャック・アタリ
氏の第1の波は我が国にどのような影響を与えるのでありましょう
か。
 
 オバマ大統領が大統領に就任してから1年を過ぎましたが、支持
率は下がる一方でやはり、第1の波は確実に起きているようです。
 そして、我が国では自由民主党のみならず民主党までが米国の大
統領に追随しているかのように総理大臣の支持率もどんどん下がっ
ております。

 まあ我が国にとってこれは一時的には良いことかと思われますが、
その後はどうなるのでしょうか。やはり、無法松が昨年から予想し
ている様に、第2次大政翼賛会が出来上がっていくのでしょうか。

 崩壊寸前の自民党の支持率は上がっていない様ですし、公迷党は
背後のカルト教団のトップの方もお年で、集票力もそろそろ下がっ
て来るでしょう。そのような中で単なる大衆化によって言葉を失っ
た政党が生き残って日本国の政治が動いていくには、戦前のように
日本恐産党を除く政党が一致団結して大政翼賛会を作っていくしか
道は残っていない様に無法松は予想します。つまり、野党は日本恐
産党一党となるのです。(この予想が当たったら、無法松のメルマ
ガは週刊誌に取り上げられるでしょうか。)

 無法松の予想するこれからの5年から10年後の政権再編成はこ
の様なもので、その後は低落していく米国の後を追いながらも結局
は北京政府に飲み込まれようとしていくでしょう。

 しかし、無法松はこれからの若い人々を信じて期待しております。
日本を再建していくには、道州制ならぬ廃県置藩が必要です。明治
維新と逆のことをやるのです。これが無法松の船中八策ならぬ机上
一策です。「次回の無法松の一言」ではこの机上一策について述べ
たいと思っております。(またもや、先週と同様に龍馬のごとくの
物言いになってしまいましたが、お許し下さい。)

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