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Wing-Mel No.926 李登輝学校台湾研修団に参加して(関田歡一)

2004/12/31

■■■■■■■■■ JOG Wing ■ 国際派日本人の情報ファイル ■
          【感想】 李登輝学校台湾研修団に参加して
もっと台湾を応援すべきではないか、それが日本の義務ではないか
 
                                                   関田歡一
■ No.926 ■ H16.12.31 ■ 7,452部 ■■■■■■■■■■■■■

----------------------今週のトピックス----------------------
                    李登輝前総統、来日
  JOG(061) 李登輝総統の志
 漢民族5千年の歴史で初の自由選挙で選ばれた台湾総統。「世界
でももっとも教養の高く、かつ名利の欲の薄い元首(司馬遼太郎)」
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h10_2/jog061.html
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     日本李登輝友の会「日台共栄」に掲載された原稿を、メール
    マガジン「台湾の声」より再転載させていただきました。
    http://www.emaga.com/info/3407.html

     なお、新年は1/10より配信開始致します。よいお年をお
    迎え下さい。(伊勢雅臣)
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     10月30日から11月3日まで台湾に行っていました。東京に日
    本李登輝友の会というのがあって、私はそこのホームページを
    ずっとフォローして来きたのですが、この度「李登輝学校台湾
    研修団」と称して台北で研修会をやることを知ったので、それ
    に応募したのです。団長は学習院女子大久保田教授という方で、
    参加者総勢64名、老若男女さまざまな職業の人たちです。

     1日だけ、総統府や228記念館の見学に出かけたのですが、
    あとは研修センターにこもって、現政権を支える実力者VIP、
    憲法学者、文学者等から台湾問題のレクチャーを受け、質疑応
    答の時間を持つなど、中身の濃い5日間でありました。

     李登輝前総統が出席されて、自ら講義を担当されました。勿
    論日本語です。お年は83歳ながら熱のこもった一時間半の講義
    は、台湾問題については勿論、政治家のあり方や人間の生き方
    について教えられることが多くありました。

     最終日に卒業式があったのですが、これには多くの現地マス
    コミが取材に来ていました。その場で私たちは全員立ち上がっ
    て「仰げば尊し」を歌いました。私は歌いながら涙が出て止ま
    らなくなりました。壇上に李登輝前総統、周りに台湾のスタッ
    フ、後ろにマスコミのカメラ、つまり外国人に囲まれて、私た
    ちは日本人ということをいやでも意識させられました。そして
    日本人いかにあるべきかと考えさせられました。

     台湾の人たちが、「われわれは台湾人として独立したい、日
    本人助けてください」と言っています。日本は、民主主義・国
    家自立という人類の普遍的価値観からばかりでなく、台湾との
    これまでの歴史的かかわりからも、もっと台湾に目を向け、進
    んで応援すべきではないか、いや、それが日本の義務ではない
    かと思いました。そうしてこそ、われわれは胸をはって日本人
    としての誇りを持つことが出来、それが日本が国際社会から、
    尊敬される国として認められるキーポイントではないかと思っ
    たのです。

     台湾とのかかわりというのは、李登輝氏をはじめ前駐日代表
    の羅福全氏等台湾を支える人たちが、皆日本語を話していると
    いうことが象徴していると思います。

     日本は台湾を植民地として経営し、台湾の本土化と近代化に
    力を注いで来ました。勿論宗主国として非難すべき点は多々あ
    りましたが、台湾の歴史に大きく影響を与えて来たことは否定
    できません。それが敗戦で中断し、台湾は蒋介石の中華民国体
    制に組み入れられました。そして今台湾は、一党独裁体制の中
    国の理不尽な干渉に遭って、自由主義経済の利益を十分に享受
    できない状況におかれています。

     先日は、米国パウエル国務長官からは「台湾は主権国家では
    ない」と言われてしまいました。台湾の心ある人たちは大変な
    フラストレーションの状況に置かれています。台湾は主権国家
    として、国際連合に加盟することについて各国に支援を呼びか
    けていますが、日本は中国に気兼ねをして、自主性を発揮でき
    ないで金縛りの状態になっています。

     この問題、ここでは論じ切れません。ただ、李登輝学校卒業
    式で、私はじめ何人もが涙を禁じえなかったということだけお
    話しておきます。(16.11.4)

関田歡一さんのホームページ http://members.jcom.home.ne.jp/ksekita36/ 

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