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Wing-Mel No.433 矜持を失った戦後の日本人 第2弾

2001/11/30

 _/          _/  _/                      矜持を失った戦後の日本人
 _/          _/      _/_/_/      _/_/_/   第2弾
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 _/  _/  _/    _/  _/    _/  _/    _/      H13.11.29 4,867部
 _/  _/      _/  _/    _/    _/_/_/         JOG Wing No.433
                                _/     国際派日本人の情報ファイル
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             無法松の「皆で考えよう」シリーズ第12弾

   いよいよ、ビンラーディン一派は追い詰められてきましたが、未
  だに日本のマスコミは産経新聞社を含めてビンラーディン容疑者を
  氏の敬称を付けて呼んでいます。ビンラーディン自身が今回のテロ
  の犯人であることを認めた発言を全世界に公表しているにも関わら
  ず、氏の敬称を付けて呼んでいると云うことは日本のマスコミは永
  遠にビンラーディン氏と呼ぶのでしょうか。

   私は恐らくある時点で氏を取って呼ぶであろうと思いますが、今
  の時点で氏を付けて呼んでいるのですから、未来永劫、氏を付けて
  呼んで欲しいと思います。(そうするとヒットラーも氏を付けて、
  ヒットラー氏と呼ぶべきでしょうね。それは兎も角として、日本人
  と言うのはどこかの作家が云ったように曖昧が好きで、今続いてい
  る狂牛病の騒ぎがうやむやの内に終わると予想されるのと同様に、
  ビンラーディンも知らない内に氏を取って呼ばれることでしょう。)

   さて、前回では幕末のペリー艦隊の件について述べましたが、こ
  の事件の当時はまだ、武士集団が居て、皆さんが良く御存じのよう
  にその武士集団によってその後、明治維新が成され、我が国は独立
  を守りました。

   そして明治時代になると武士達がその身分を自ら失い、武士道精
  神が廃れていくきっかけとなりました。このことは歴史の皮肉であ
  り、武士達が身分を放棄しなければ明治維新は成功せず、しかし、
  逆に云うと武士達が居なくなったことで日本の国を指導していく理
  念と言うものが薄れて行ったのです。この考え方は多少、誇張し過
  ぎているかもしれませんが、無法松は明治維新の成功の分かれ目が
  西南戦争にあったのではないかと考えております。

   大久保利通が西郷さんに勝つことによって、明治維新は物質的に
  は成功しましたが、精神的には失敗したと私は考えます。西郷さん
  が西南戦争で最も訴えたかったのは、これからの日本は物質文明の
  社会の仲間入りを果たすのでは無く、精神文明社会のリーダー的存
  在になるべきであると云うことでは無かったかと思います。

   この西郷さんは西南戦争で大久保利通に勝とうとは最初から考え
  ておらず、最後で最大の武士集団を引き連れて自決されていったの
  だと考えられますが、その西郷さんが居なくなることで、明治維新
  の性格は大きく分かれて行き、大久保利通の実利主義的思考によっ
  て日本に政治家が育たず、その政治家の代わりを成す官僚を生み出
  し、今日に至っていると私は考えます。

   明治時代の当時、元、武家であったその妻達は「武士の代わりに
  町人や農民が政治を司るようになったらこの世は終わりだ。」と言
  うようなことを云っていたそうですが、生き残りの武士達が生きて
  いた明治時代は兎も角として、武士の居なくなった大正時代以降は
  指導者達から武士道精神が薄れていき、日本の歩みゆく道が定まら
  ず、昭和20年の敗戦へと繋がって行ったのだと極端な考え方かも
  しれませんが私はそのように思います。

   私は現在の日本を考える際には、少なくとも幕末に戻って考える
  べきだと思います。そして、その精神史を考えるにはやはりペリー
  艦隊の事件と西南戦争の二つをまずは取り上げるべきだと思います。

   そして、武士道精神が廃れていったことによって、今日の色々な
  問題を抱える日本があるのだと考えております。
        
■天下の無法松より一言■

   21日(水)にあるところで同和教育の講演があり、そこで面白
  い事を聞きました。それは133年から136年程で世の中は大き
  く変化しているということでした。
  
   645年の大化改新から1192年の鎌倉幕府成立までの大和・
  奈良・平安時代の547年間は136年のほぼ4倍で、次の鎌倉・
  室町・戦国・安土桃山時代の1192年から1600年の関ヶ原の
  戦いまでの408年間はちょうど136年の3倍で、1600年か
  ら1868年の明治元年までの268年間は134年の2倍になっ
  ていると云うのです。

   この計算で考えると明治元年から133年経っているのが今年で、
  そろそろ大きな転換点が我が国を待ち受けているのではないかと講
  師は云われました。このような計算方法は統一協会の原理公論の様
  で、私はあまり好きではありませんが、私もそのように思います。

   どのように大きな歴史の転換があるかと言うと私は政治的には官
  僚組織の崩壊であり、経済的にはその経済システムそのものの転換
  が待ち受けているのではないかと考えます。その前に、私は日本人
  が日本人としての矜持を取り戻しておくことが先決だと思います。
   その為には戦後、ほぼ失ってしまった武士道精神を今こそ日本に
  甦らせることが必要であると思います。

   以上で今回は終わりますが、何を云いたいのかが分からなくなっ
  てしまったようで、読者の方々には誠に申し訳御座いません。
   次回も又、「矜持を失った戦後の日本人」のタイトルで語り続け
  たいと考えておりますので、どうか御期待下さい。

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★★★伊勢雅臣講演会「第7回21世紀国創りフォーラム」★★★
 「あなたは自分の国を語れますか?
         〜インターネットで伝える日本人のこころ〜」
 平成13年12月2日(日)午後2時〜4時半
 岐阜市鏡岩 せいらん会館(岐阜護国神社境内)
 参加費1,000円(学生500円)
 事前申し込み不要、問合せ: k.nohara@dream.ocn.ne.jp
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