国際情勢

JOG Wing 国際派日本人のための情報ファイル

政治・経済・外交・社会・文化などの分野において「元気な日本」を作るためのオピニオン誌です。

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JOG Wing No.0163 by CLICK INCOME

2000/05/02

 _/          _/  _/                      併合と植民地化の違い
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 _/  _/  _/    _/  _/    _/  _/    _/      H12.05.03 3,109部
 _/   _/      _/  _/    _/    _/_/_/        JOG Wing No.0163
                                 _/     国際派日本人の情報ファイル
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     伊勢雅臣> 今回のJOG(136)「復興への国柄探訪:復興への3
    万3千キロ」の参考書として挙げた「昭和天皇の御巡幸」(鈴
    木正男)という本のp252に次のような一節がありました。
    昭和24年5月24日、長崎県大村市を廻られた時のことです。

        また、道すがら韓国旗を振りながら万歳を叫んでゐる韓国
        人の一団があった。陛下も直ちに御目をとめられ、御帽子
        を何度も振って御応へになられた。

     この韓国旗に関して、ほそかわさんから次の指摘をいただき
    ました。

         名越ニ荒之助氏の「日韓2000年の真実」(国際企
        画)によると、明治15年(1882)9月、朝鮮国の使
        節団が日本に向う船中で急遽、国旗を作る必要を生じ、朝
        鮮国の国旗が作られました。これが現在も使われている韓
        国旗(太極旗)です。

     したがって、これらの韓国人たちは、朝鮮が独立していた頃
    の国旗を振って、昭和天皇をお迎えしたことになります。

     おや、と思ったのは、今日の「歴史的常識」から言えば、韓
    国人達は独立を奪った日本を恨んでいたはず。それが独立国で
    あった頃の韓国旗を振って、昭和天皇に万歳では、「常識」に
    あわないのではないでしょうか。この件に関して、南十字星さ
    んから、懇切なるご指摘をいただきましたので、一部をご紹介
    させていただきます。

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                      石田清史さんより

     當時、併合は世界の流行で、弱小後發の諸國、諸民族にとって、
    希望に満ちた明るい進路だったのです。此事は近頃すっかり忘
    れられてゐます。

     ♪ブリタニアは波濤を制し世界を制す

    と謳はれ、最強最大最先進國たりし大英帝國の本國は、イング
    ランド、スコットランド、ウェールズ三國で同君聯合を組んで
    グレートブリテンを成し、さらにアイルランドと聯合王國を構
    成する國家でした。

     永く繁榮を謳歌したオーストリア・ハンガリー帝國は言ふも
    愚かなり。新興アメリカは典型的聯邦國家であり、同じく旭日
    昇天の勢ひ當る可から不るドイツ第二帝國も三百諸侯の合邦に
  因り俄に國力を急進させてゐたのです。

     スコットランドやウェールズ、アイルランド、そしてハンガ
    リーやバイエルン、オレゴンやテキサス、カリフォルニアには
    不満も有りましたらう。でも彼らが合邦によって巨大な利益を
    享受してゐたのも又争へぬ事實です。若し合邦しなかったなら
    ば、ひたすら悲惨な運命が待ってゐたでせう。テキサスが獨立
  してゐたら、カリフォルニアがメキシコに留まってゐたら、今
  より幸せになれたでせうか。ドイツ諸邦に至ってはイギリス、
  フランス、オーストリア、ロシアと四隣の強國の馬蹄に蹂躙さ
  れ、ただに凄惨な運命が待つのみだったのではないでせうか。

     今日「二重帝國」の「双子の都」たりしブダペストを訪ねて
    もなほ、ウィーンに劣らぬその豪壮華麗に瞠目させられます。
  往事の榮光、如何ばかりなりしか。ハンガリーは決してオース
  トリア・ハプスブルグ朝の頸木の下に呻吟するのみであった訳
   ではなかったでせう。

     斯かる趨勢の中、合邦は世界の潮流であり、富強への道と考
    へられてゐたのです。朝鮮併合は、當時の常識では英知であり、
    希望であり、正義だったのです。合邦から民族自決、獨立へと
    流行思潮が転換したのは第一次世界大戦後であり、小國が曲が
  りなりにも存続し得る、その可能性が現實化したのは第二次大
  戦後のことなのですから、新しい「正義」を過去に遡って振り
  かざし、断罪して回るのは不當な、為にする議論に過ぎません。

     だから韓國併合當時、世界の世論の支持も有ったのです。諸
    外國の政府も新聞も賛成するか、少くとも容認しました。タイ
    ムズ等、一流新聞の社説を幾つか讀んだ事が有りますが、悉く
    肯定でした。

     日清戦争も、日露戦争も、朝鮮が原因です。然も朝鮮には全
    く自治能力が無く、支那やロシアの侵略をはねのけて獨立を維
    持する事は將來とも全然期待出來ないのですから、放置すれば
  新たな戦争の火種になるに決まってゐました。次の戦争が始ま
  る前に朝鮮の安定化を図り東洋平和の禍根を断つには日本との
  合邦しか無い、と世界中が考へたのです。

     なほ當時、我が國内與論は必ずしも韓國併合に積極的ならず、
    反對論も強かった事に御注意下さい。近年、韓國が北鮮との合
    邦に消極的になって來た経緯を見れば、我等の父祖が名ばかり
    の「大韓帝國」との「統一」に二の足を踏んだ心理は容易に知
    れませう。支那や朝鮮との併合など、寒氣が致す。古く福澤諭
  吉の脱亜入欧論も、思想的系譜としては一聯のものであったの
  ではないでせうか。

     伊藤博文公なども合邦反對の巨魁で、朝鮮など背負ひ込みた
    くない派だったのですが、内外の趨勢抗し難く、東洋平和のた
    めと怺へ忍んで受け容れた次第です。だから存命中は、併合で
  はなく単なる保護國化までしか認容しなかったのです。それが
  甚だ不本意にも数少い元老の役回りとして、初代統監に就任し、
  為に逆恨みされて凶弾に倒れました。理不尽千萬なり。

     馬關海峡を見下ろす亀山神宮に、未亡人の歌碑が建ってゐま
    す

      國のため光をそへて逝きましし 君と思へとかなしかりけり

     なほ若い方々には是非銘肝せられ度し。台湾割譲も朝鮮併合
    も、皆我が領土への編入であって、植民地化ではありません。

     獨佛係争の地アルザス、ロレーヌが両國何れにとっても植民
    地でないやうに、台湾、朝鮮も植民地ではありません。我が國
    は新付の領土として大切に扱ひ、朝鮮國王は皇族に列し、以下
    無数の朝鮮貴顕が華族に列し、貴族院議員も七人任命されまし
    た。もう少し時間が有れば衆議院議員總選擧も實施された筈で
    す。先行する北海道、沖縄、樺太の後を追って。本國議會に議
    員を送り出す植民地などといふものはありません。それは本土
    であり、選擧区と申します。

     四國には大學が有りませんでしたが、台湾、朝鮮には帝國大
    學を作りました。秋田には旧制高校が有りませんでしたが、台
    北には二校もありました。斯様な地域を植民地とは言ひません。
    我が國に所謂植民地は一坪も無かったのです。

■編集長・伊勢雅臣より■

     半世紀前までは世界の流行だった「合邦」が、今日では「
    悪」と見なされてしまうのでは、今日の「経済進出」も、半世
    紀後には「経済侵略」と見なされてしまうかもしれません。

     あくどい日本企業は、貧しい中国民衆を低賃金で強制労働に
    つかせ、日本人は夜な夜なカラオケ・バーで、これまた生活苦
    のために半強制的に集められた「慰安婦」たちに人権を無視し
    た接待をさせた、、、 謝罪と補償をすべきだ、、、

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