国際情勢

JOG Wing 国際派日本人のための情報ファイル

政治・経済・外交・社会・文化などの分野において「元気な日本」を作るためのオピニオン誌です。

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JOG Wing No.0154 by CLICK INCOME

2000/04/12


 _/          _/  _/                       国旗・国歌で
 _/          _/      _/_/_/      _/_/_/     心洗われる卒業式
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 _/  _/  _/    _/  _/    _/  _/    _/      H12.04.12 3,090部
  _/  _/      _/  _/    _/    _/_/_/        JOG Wing No.0154
                                 _/     国際派日本人の情報ファイル
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                                      伊勢雅臣「一隅録」より

     先日、我が娘の小学校の卒業式に出ました。生徒入場後は、
    立派な風采の教頭先生が、「これより国歌を斉唱します。全員
    ご起立ください」と述べ、生徒も、父兄も、来賓も、大半の先
    生方も(一部逆らっているのが数人いましたが)、一斉に起立
    しました。
    
     壇上には、三脚でしたが、真新しい、目にも鮮やかな日章旗
    の横で、袴姿の気品溢れる女性校長が、卒業証書を一人づつ、
    渡されました。厳粛なる式に、心動かされつつ、次のような腰
    折れを認めました。

        国歌斉唱全員起立と教頭の御声響きぬ静かなる中
        歌ふ人少なけれどもこの我は子らに届けと祝ひの声あぐ

        なつかしき小学唱歌の曲流れ卒業証書の授与始まりぬ
        担任の名を呼ぶ声に壇上の子供ら元気にはいと答えぬ
        真新しき日の丸かたへに校長の萌葱(もえぎ)袴の気品あ
        ふるる
        にこやかに一人一人に声をかけ卒業証書を渡し給ひぬ
        深々と頭を垂れて腕伸ばし生徒ら証書をさしいただきぬ
        席で待つ子らの中には頭垂れ涙拭える姿目立ちぬ
 
        恩師らの心こめたる式をもて送らるる子らの幸せ思ふ

     この卒業式で二つの事を感じました。

     第一は、卒業式で、国旗掲揚、国歌斉唱を行う意味です。国
    旗のもとで国歌を歌い、また校旗のもとで校歌を歌うことで、
    生徒は一人一人バラバラの個人ではなく、我が地域の中で、我
    が国の国民として、一緒に育てている子ども達であるというこ
    とを強く認識しました。

     それがなければ、何も集まって卒業式をやる意味はありませ
    ん。それぞれの家庭で、卒業記念パーティでもやれば済む話で
    す。

     君が代を歌う人は少なかったけれど、私の後ろに座っていた
    和服姿のお母さんの歌声はよく聞こえました。面識はありませ
    んが、一緒に君が代を歌うことで、自分の子どもだけを祝うの
    ではなく、地域の父兄がそろって、子どもたち皆の卒業を祝う
    という、共同体の存在が強く感じられました。こういう地域共
    同体の根強く残っている所は、いじめ、学級崩壊、登校拒否な
    どの問題も少ないでしょう。

    (ちなみに、この地域は大都市の郊外で、マンション族よりも、
    地元の農家の人々が多い所です。校庭には「仲良しの森」とい
    う3mほど土を盛り上げた遊び場がありますが、これも地元の
    人々が力を合わせて作ったものだそうです。また、とんど祭り
    には、農家が交代で大量の竹を提供します。)

     第二は、学校の姿勢に対する父兄の支援の重要さです。私が
    父兄席の最前列で、君が代をひときわ大きな声で歌ったのを、
    校長先生は見ていられたようです。式の後で、校庭で写真をと
    っていると、校長先生がわざわざ、「おめでとうございます」
    と声をかけてこられました。

     実は、我が子の担任は、良い先生ですが、少しサヨクがかっ
    ていて、授業で君が代は戦争の歌だから、と教えて、クラス全
    体で歌わないと決めさせていたようです。(家に帰って、君が
    代を歌いたいのに、と大泣きした子もいたそうです。)
    
     卒業生の担任は、先生の席の最前列に座っているのですが、
    国歌斉唱の際に立ち上がらないと目立つので、校長先生から、
    かならず起立しなさい、と指示があったようです。 

     席の後ろの方には座ったままの先生が5,6人いましたが、
    私が父兄席の最前列で大きな声で歌っていると、ばつの悪そう
    な顔で私の方を見ていました。文部省の指示があっても、校長
    や教頭が孤立しては、前に進みません。父兄の支援が、校長・
    教頭に対する何よりも強力な援護射撃になることを実感しまし
    た。上記の腰折れは、感謝の手紙に添えて、校長先生にお贈り
    し、またコピーを教育委員会にもお送りしました。

     いずれにしろ、国旗国歌法の成立で、このような心洗われる
    卒業式が増えてきたとすれば、うれしいことです。関係各位の
    ご努力に深甚の謝意を表したいと思います。

■編集長・伊勢雅臣より■

     教育崩壊も、父兄が教育を学校任せにして、日教組と文部省
    に勝手なことをさせてしまったという所に、一因があるように
    思います。教育は全国民の問題だ、という意識が、教育改革の
    出発点なのではないでしょうか。

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