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シオンとの架け橋・イスラエルニュース

イスラエルの政治・宗教・社会・和平などに関して、日本国内では報じられない現地ニュースを中心に週2回配信します。3日分のニュースが5分で読めます。

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シオンとの架け橋・イスラエルニュース

2019/09/20

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|||||||  シオンとの架け橋
_\\|//_    イスラエル・ニュース
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「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122

本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(18日)総選挙は左派と右派が拮抗
★(19日)エドムの遺跡を共同発掘中
★(20日)政権の鍵はイスラエル我が家
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2019年 9月18日(水)
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*昨日行われた総選挙の開票がスタート。投票率はほぼ春と同水準に。
  各メディアの出口調査によると、予想通り左派と右派が拮抗。(P,Y)

*ネタニヤフ首相が率いる右派政党は過半数に達しない上、リクード党
  も第一党の地位を失うもよう。ネタニヤフ首相は窮地に。(H,Y)

*ガンツ氏率いる青と白党は33議席程度を確保して第一党になる可能
  性が高い。しかし、労働党やメレツなど中道左派政党だけでは過半数
  に達せず、アラブ政党か世俗系右派との連携が鍵になる。(P,H,Y)

*ドイツの米大使館は、19日からドイツで開催される親イランの経済
  会議が「テロ活動に資金を提供するものだ」と非難。この会議には、
  ドイツ政府の高官や左派の国会議員らも出席する予定だという。(P)

*サウジアラビアの石油施設への攻撃は、戦争回避の努力を妨害するも
  のだとフランス政府特使。妨害を防ぐ仕組みが必要だと語った。(P)

*イランの最高指導者ハメネイ師が、現時点での米トランプ大統領との
  会談を拒否。しかし、米国が核合意に復帰するなら会談の可能性はあ
  ると述べた。「彼らがかける最大級の制裁は失敗する」とも。(P)

*サウジアラビアの石油施設への攻撃は、イラン南西部から発射された
  巡航ミサイルとドローンによるもので高度なものだとする、匿名の米
  政府高官の発言をロイターが報道。証拠は示さなかったという。(P)

*4万人のユダヤ人がドイツ人やルーマニア人に虐殺されたボグダオブ
  カに鍵十字の落書き。罰則が無いことにユダヤ人団体は懸念。(P)

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2019年 9月19日(木)
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*95%が開票され、総選挙の結果がほぼ確定。青と白党が33議席、
  リクード党が32議席か。ネタニヤフ首相とは絶対に組まないイスラ
  エル我が家党を除き、左派系と右派系がそれぞれ56議席に。(P,H)

*ネタニヤフ首相は第一党となる青と白党のガンツ党首に、大連立政権
  の構築を打診中。ガンツ氏と交代で首相となる案もあるという。(P)

*リクード党では、青と白党との連立政権に懸念の声。ネタニヤフ首相
  はリクード党の会合で、強いシオニスト政権を作ると説明。(H,Y)

*青と白党のガンツ氏も大連立政権を作り、社会の分断を癒すべきだと
  の考えを表明。民主主義のユダヤ人国家を目指すと語った。(P,H,Y)

*次期政権が不透明なため、来週の国連総会にネタニヤフ首相は出席せ
  ずカッツ外相が代理出席して演説へ。9月26日となる予定。(P,Y)

*超正統派のシャス党とUTJ党は、ネタニヤフ政権には参加するがイ
  スラエル我が家党の政権不参加が条件。同党は、非宗教の結婚制度、
  安息日の交通、徴兵問題などで超正統派と鋭く対立するため。(P)

*イスラエルの選挙情勢について質問を受けた米トランプ大統領は、ネ
  タニヤフ首相との関係は個人的なものではなく「国と国の関係」だと
  述べた上で、「選挙がどうなるか注目している」とだけ述べた。(Y)

*ポンペオ米国務長官がサウジアラビアを訪問し、石油施設への攻撃に
  対する対応について皇太子と協議。長官はイランの行為を非難。(P)

*かつてエドム人の国があったイスラエルとヨルダンの間のアラバ渓谷
  を米、イスラエル、ヨルダンの研究者らが共同で発掘中。中央集権国
  家と青銅生産の痕跡から、創世記36章の記述が確認された。(H)

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2019年 9月20日(金)
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*開票率は98%。中道左派が57議席、中道右派が55議席でいずれ
  も過半数に達せず。政治的には右派だがネタニヤフ氏とは組まないと
  宣言するイスラエル我が家党が鍵を握る、予想通りの構図に。(P,H)

*リブリン大統領は22日に連立政権の交渉を任せる人物を指名へ。第
  一党となる青と白党のガンツ氏は、指名を前提に連立交渉を開始。中
  道左派政党だけでなく、アラブ系の政党とも交渉を行う考え。(P)

*8月の世論調査では64%が宗教政党抜きの政権を希望。青と白党支
  持者は90%、リクード党支持者でも過半数が宗教抜きを希望。(P)

*オーストリア議会は、オーストリア在住だったホロコースト生存者の
  子孫に市民権を与える法案を可決。ユダヤ人らは歓迎した。(P)

*ロシアのラブロフ外相が、ジュネーブでイスラエルとパレスチナのN
  GO代表と会談。米国の和平仲介はうまく行っていないと批判し、そ
  れらのNGOが問題の解決方法を提案していると称賛した。(P,H)

*米国のグリーンブラット中東特使は昨日イスラエルに到着。両国関係
  や中東和平案について関係者と会談すると、米大使館が発表。(H,Y)

*ヘブライ大学の研究者が、4〜5万年前に絶滅したデニソワ人のDN
  Aを解析して顔を復元したと、科学雑誌「細胞」で発表した。(H)

*ダマスカス郊外でドローンを迎撃したと、シリア国営放送が報道。前
  日にもダマスカス南東部のジェルマナ地区で爆発があった。(H,Y)

*市バスの運転手が、超正統派を揶揄する絵をバス内に貼っていたこと
  を左派団体が警察に通報。バス会社は運転手から事情を調査へ。(Y)

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[情報源略号表]
 P=エルサレム・ポスト  http://www.jpost.co.il/
 H=ハアレツ       http://www.haaretz.com/
 7=アルツ7       http://www.israelnationalnews.com/
  I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
 Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/
 ( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。

[転載・引用・再配布について]
 教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
 各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
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発行:「シオンとの架け橋」  http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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  • エルサレム・ストーン2019/09/22

    ・貴メルマガによれば、ドイツで行われる親イランの経済会議についてドイツの米国大使館が「テロ活動に資金を提供するものだ」と非難しているという。かつて「ユダヤ人絶滅」を野望標榜し実際に600万ユダヤ人ホロコーストを犯したドイツ。今、その地で「イスラエルを地図から消す」「テルアビブとハイファを地上から消し去る」イスラエル殲滅とユダヤ人抹殺を目論むイランを支援する経済会議が開催され、そこにドイツ政府高官や国会議員らが出席する。ドイツ社会の底流に脈々と流れ、ゲルマン民族のDNAに刻まれし『我が闘争』アドルフ・ヒトラーの咆哮、「反ユダヤ」の呪怨が、今、反米・反イスラエル・反ユダヤのイランをして自分たちが果たしえなかったユダヤ人ホロコースト(ユダヤ民族完全絶滅)の用具にせんとするのか?ニーベルゲン復讐騎士団やナチス・ラストバタリオンがイラン核兵器開発に全面協力、鉤十字のついたナチス原爆でイランに対イスラエル核攻撃をさせるのか?が、イスラエルを見守るお方はまどろむこともなく眠ることもないお方である。『アブラハム契約』はイランにもドイツにも厳粛に適用される。イスラエルを憎悪するイランを支援し協力するドイツにも、イランと同じ運命(さだめ)が下るだろう。仮にドイツであのNY911テロ級の国家中枢同時多発テロが起きた場合。炎に包まれるベルリン・ブランデンブルク門を、髑髏の紋章をつけた漆黒の人狼部隊ネオSS親衛隊や「デア・アングリッフ」褐色のネオSA突撃隊が“Tomorrow belongs to me”歌いつつ、ハーケンクロイツの旗を先頭に松明行進してくるかもしれない。が、たとえ新しいヒトラーが現れても、新しいナチスが登場しても、ナチス第四帝国ができても、その末路は前と同じ、廃墟と死体の山。新しいネロ指令と増し加わる永遠の不名誉である。

     今、ドイツが思い出すべきはアドルフ・ヒトラーの真剣な狂気などではなく、あのワイツゼッカー大統領、「過去に目を閉ざす者」その良識の警告である。ドイツがなすべきは世界の危険国家イランを支援することなどではなく、十字架の愛で神の選びの民ユダヤ人を愛し、聖書預言成就の目に見える証イスラエルを全力で支えることである。明日を握るのは自我に凝り固まった「私」ではない。明日(未来)を守られるのは、ただただ主イエス・キリストである(“I know who holds tomorrow.”)。イスラエルはドイツにとっても希望である。



     イスラエルに平安を、ユダヤ人に福音と祝福を、エルサレムに平和を。心から祈りつつ。