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シオンとの架け橋・イスラエルニュース

イスラエルの政治・宗教・社会・和平などに関して、日本国内では報じられない現地ニュースを中心に週2回配信します。3日分のニュースが5分で読めます。

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シオンとの架け橋・イスラエルニュース

2016/12/31

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|||||||  シオンとの架け橋
_\\|//_    イスラエル・ニュース
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「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122

本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(28日)約3千年前の石垣が雨で崩壊
★(29日)ケリー長官が中東和平の演説
★(30日)シリア内戦で停戦合意が成立
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2016年 12月28日(水)ハヌカの祭4日目
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*イスラエルを非難する国連決議に米国が積極的に協力したと示唆する
  文書をエジプト紙が報道。12月上旬に自治政府と米政府が話し合っ
  ていたもよう。自治政府は文書が偽物だと主張している。(P,Y,H)

*シリア内戦で戦争犯罪の証拠を集める仕組みを作るとの国連安保理決
  議で棄権するよう、ネタニヤフ首相がイスラエルの大使に指示したこ
  とが判明。ロシアから圧力を受けたものと見られている。(H,Y,P)

*ウクライナのユダヤ人議員が、同国の在イスラエル大使館をテルアビ
  ブからエルサレムに移すことを提案する予定。ウクライナは、先日の
  国連安保理の反イスラエル決議には賛成投票をしている。(P)

*兵士らに対するテロの計画を立てていた南部のアラブ系イスラエル人
  2人が逮捕されていたことが判明。政府が「イスラム運動」の北支部
  を非合法化したことに対する報復としてテロを計画していた。(Y)

*米国のユダヤ人がイスラエルを重視しないので、オバマ政権が国連安
  保理決議に拒否権を行使しなかったと、米国のラビが発言。(H)

*ドイツのクリスマス市場で起きたテロで死亡したイスラエル人女性の
  息子が、ベルリンでのハヌカ祭のメノラの点火式に参加。(Y)

*外務省が、フェイスブック上の数千の反イスラエル扇動の投稿が削除
  されていないと同社を非難。フェイスブック社の関係者は、外務省か
  ら「扇動的な投稿」の具体的な情報を待っていると説明。(Y)

*大雨のため、北部のテルダン遺跡で第一神殿時代の石垣が崩壊。ゴラ
  ン高原では積雪、他地域では激しい雷雨が続いている。(H)

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2016年 12月29日(木)ハヌカの祭5日目
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*ケリー米国務長官がパレスチナ問題について演説。イスラエルの入植
  地建設が和平を困難にしていると厳しい口調で批判した。エルサレム
  はイスラエルとパレスチナ2国の首都になる等と説明。(H,Y,P)

*自治政府のアッバス議長はケリー米国務長官の演説を称賛し「イスラ
  エルが入植をやめれば和平交渉を再開してもよい」と発言。(Y,H,P)

*イスラエルの入植を非難する国連安保理決議が成立したため、自治政
  府はイスラエルの入植を国際刑事裁判所に訴えることを検討中。(P)

*ネタニヤフ首相と家族が不正な資金を受け取ったとの疑惑について、
  検事総長の指示を受けた警察が、事情聴取に向けた準備中。(H)

*東エルサレムでの住宅建設計画の承認が行われる予定だったが、ネタ
  ニヤフ首相が手続きの延期を要求。このタイミングで建設計画が承認
  されると、米政権がどう動くかわからないと判断したためか。(H)

*約10年にわたりハマスのメンバーだった男が、先月ガザからフェン
  スを越えイスラエル入ろうとして逮捕されていたことが判明。尋問の
  結果、侵入トンネルについて重要情報が得られたもよう。(Y,H,P)

*ケリー米国務長官の演説に米国のユダヤ人から賛否両論。民主党有力
  者のシューマー上院議員は、演説が入植だけを問題視することを批判
  し、ガザ撤退後のパレスチナの対応も考慮すべきだと指摘。(P,H)

*リブリン大統領夫妻が新年にジョージアを訪問し、同国の大統領と会
  談へ。同国とイスラエルは1992年に国交を樹立している。(P)

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2016年 12月30日(金)ハヌカの祭6日目
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*ケリー米国務長官の中東和平演説は、入植だけを過剰に問題視してい
  ると、英国のメイ首相が批判。また、民主的に選ばれたイスラエルの
  右派政権を否定的に語ったのも建設的でないと指摘した。(P,Y,H)

*シリア政権軍を支持するロシアと反政府勢力を支持するトルコの仲介
  により、シリア全土で停戦に合意。現地時間の30日午前0時に発効。
  しかし、停戦発効直後にも散発的な戦闘が続いている。(H,Y,P)

*ドイツ外相がイスラエル批判を繰り返し「二国家実現だけがイスラエ
  ル民主化への道」などと発言。メルケル首相の広報官は「イスラエル
  はすでにユダヤ人の民主国家である」と発言して軌道修正。(P)

*ネタニヤフ政権で閣僚を務めたガバイ氏がクラヌ党から離脱し、労働
  党に入党する方針を表明。党首選に立候補する可能性も。(Y,H)

*国連によると、シリア内戦でダマスカス市の水源が攻撃されたため、
  市民約400万人が、1週間にわたって飲料水不足の状態に。(Y)

*シリアでの停戦の動きが進む中、トルコのチャブシオール外相がヒズ
  ボラの軍隊はシリア内戦から撤退すべきだとの見解を表明。(H)

*ケリー米国務長官のイスラエル非難演説は、オバマ大統領がチェック
  しており、大統領の見解が反映されていると、側近が語った。(H)

*西岸地区とガザのパレスチナ人の人口と、イスラエルのアラブ系市民
  の合計数が、2018年にはイスラエルのユダヤ人の数を超えると、
  パレスチナ自治政府の統計局が発表。正確性を疑問視する声も。(P)

*イスラエルの中央統計局が、50年後にイスラエルの人口の約3分の
  1が超正統派ユダヤ人になると予想。彼らは出生率が高い。(Y)

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[情報源略号表]
 P=エルサレム・ポスト  http://www.jpost.co.il/
 H=ハアレツ       http://www.haaretz.com/
 7=アルツ7       http://www.israelnationalnews.com/
  I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
 Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/
 ( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。

[転載・引用・再配布について]
 教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
 各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
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発行:「シオンとの架け橋」  http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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創刊日:1999-12-10  
最終発行日:  
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  • 名無しさん2016/12/31

    石井田さん本当にお世話様でした

    我々が力をつける事がイスラエル  

     の平和  に繋がるのではないでしょうか

    来年度 もよろしくお願い申し上げます

  • エルサレム・ストーン2016/12/31







    ・貴メルマガによれば、ケリー米国務長官がパレスチナ問題について演説し、イスラエルの入植地建設が和平を困難にしていると厳しい口調で批判、さらには「エルサレムはイスラエルとパレスチナ2国の首都になる」等と説明したという。このケリー演説に対し、米国民主党有力者シューマー上院議員は、演説が入植だけを問題視することを批判しガザ撤退後のパレスチナの対応も考慮すべきだと指摘、英国のメイ首相も入植だけを過剰に問題視していると批判したという。この点、既に貴メルマガが報じ、イスラエルのネタニヤフ首相が語られているように、中東和平実現を阻害しているのは入植地問題ではなくアラブ側がユダヤ国家イスラエルを認めないことが最大の原因である。そもそも神がユダヤの民にお与えになった「約束の地」の地境は、「二国家共存論」に基づくイスラエルとパレスチナの境ではないはずである。『聖書』を信じる異邦人が天地万物の創り主である唯一の神に従うというのなら、本来果たすべきは『聖書』で定める地境を確認・確定し、「約束の地」に建つユダヤ国家イスラエルを保護し、イスラエルで契約の民、恩民ユダヤ人の皆様に安心して住んでいただくことである。本来アラブ地域に住んでいたパレスチナの住民は、速やかにイスラエルの数百倍、数千倍の面積を有するアラブ諸国に吸収されるべきであろう。エルサレムには東も西もなく、北も南もない。エルサレムは一つであってイスラエルの都である。



     それにしても、あの「親イスラエル」だったはずの米国。その政府高官であり、米軍名誉勲章受賞者にして反戦活動家でもあったケリー長官でさえも、あからさまにイスラエルを非難する姿に驚きを禁じえない。イスラエルは米国の安全保障の根幹であり、アメリカン・ドリームの源泉である。自由と民主主義の国、米国がいつまでも親イスラエルの国であって欲しいと願うばかりである。あの故ダニエル・イノウエ上院議員は、伝説の第442連隊でナチス・ドイツ軍と勇敢に戦い、片腕を失いながらも仲間を助け米軍最高位の名誉勲章を受けられた。入院していた病院でナチス・ドイツによるユダヤ人絶滅収容所の話を聞き、「終生ユダヤ民族のために尽くす」と誓われたという。戦後は、米国政界においてその誓いを忠実に果たし、イスラエルからは「トルンペンドール」(日露戦争で片腕を失うも、イスラエル独立に貢献した英雄)の愛称で慕われていたという。米国の政治家の皆様には、ダニエル・イノウエ上院議員の魂を受け継ぎ、イスラエルを愛し支え続けて頂きたい。切にそう願う。イスラエルは米国にとっても希望である。



     いずれにせよ、国際政治の力学の向う先は、終局的にはエルサレムである。世界の力のベクトルは、霊的にも政治的にも軍事的にも最終的にはエルサレムに向っている。エルサレムの平和を祈りたい。最終的には、人間は二つのグループに分けられる。あのゴルゴタの丘に磔になったイエス・キリストを挟んで、同じように磔にされた罪人のように。一つは、イエス・キリストの御愛と十字架による罪の購いを受け入れ、「イエスこそ、わが主」と心で信じ口で告白し、洗礼(バプテスマ)の恵みに与るもの。もう一つは、イエス・キリストの愛を拒否し、「お前が救い主ならまず自分を救ってみろ」と試し罵詈雑言を浴びせかけるもの。また、『聖書』『福音』『教会』を異邦人に伝え導いてくれたユダヤ人に感謝しイスラエルを愛し支えるものと、「ユダヤ陰謀説」を盲信し「イスラエル殲滅」を野望、ユダヤ人を憎みイスラエルを容赦なくバッシング、攻撃するもの。同じ「政府の命令」に対し、「ユダヤ人を助けなければ神の命令に背く」と外務省の訓令に反して「命のビザ」を発給し6000人のユダヤ人を助けた杉原千畝さんになるのか、それとも「ヒトラー総統は既に命令を下された」とむしろ積極的にユダヤ人抹殺の命令に従い600万人のユダヤ人を殺したアドルフ・アイヒマンの道を辿るのか?イスラエルとエルサレムが国際政治の重要問題として改めてクローズアップされるとき、われわれ異邦人たる日本人も、その選択を迫られる。間違いなくわれら日本の偉大な先達、杉原千畝さんの決断に倣うものでありたい。イスラエルは日本の希望でもある。



     今年11月、B.F.P.東京ハイナイトで歌われた「シャローム」の歌。この素晴らしい歌の、「シャローム、イスラエル」「シャローム、エルサレム」に続けて、イスラエルの各都市の名前を入れ平和を祈りつつ歌っている(シャローム、テルアビブ。シャローム、ハイファ。シャローム、ネタニア。シャローム、ティベリア・・・)。来年も、変わらぬ愛をもってイスラエルの平安、ユダヤ人の救いと祝福、エルサレムの平和を祈ってまいりたい。トダ・ラバー、シャローム、アーメン。