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シオンとの架け橋・イスラエルニュース

イスラエルの政治・宗教・社会・和平などに関して、日本国内では報じられない現地ニュースを中心に週2回配信します。3日分のニュースが5分で読めます。

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シオンとの架け橋・イスラエルニュース

2012/12/30

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|||||||  シオンとの架け橋
_\\|//_    イスラエル・ニュース
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___土___  http://www.zion-jpn.or.jp

「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122

本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(26日)クリスマスにアッバス議長を称賛
★(28日)「イスラエルが勝った」は26%
★(30日)ユダヤ人にエジプト帰還を呼び掛け
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2012年 12月 26日(水)
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*エジプトでは新憲法に賛成票が63.8%との発表。投票率はわずか
  33%。社会不安を懸念して銀行から預金を引き出す人も。(H,P)

*西岸地区でシンベトがPFLPの組織を摘発。イスラエル兵士の誘拐
  と、イスラエルで服役中のサアダトの解放を目指していた。(H,P,Y)

*ハマスの次期政治指導者を決める選挙を来週に控え、現首相のハニエ
  が立候補を辞退するとの情報。マルズークは出馬の見込み。(H)

*ベツレヘムの聖誕教会ではカトリックのトワル司教がクリスマスメッ
  セージで自治政府のアッバス議長の国連での外交を称賛。(H)

*以前から破綻状態だったロッド市に国が膨大な支援金をつぎ込んだの
  に、状況は改善していないとシャピラ国家監査官が苦言。(H,P)

*エルサレムで超正統派がアラブ人少年を街頭で襲撃する事件が発生。
  犯人は逃走した。類似の事件はこの半年間で3回目。(P,Y)

*最新の議席数予測では、リクードなどの共同リストが35、労働党が
  17、ユダヤ人の家とシャスが各13、新党ハツナが10。(H)

*ハイファ大学の調査で、高校生の94%が授業中にスマホを使いフェ
  イスブックなどのSNSサイトで遊んでいることが判明。(P)

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2012年 12月 27日(木)
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*エジプトでは、国民投票で新憲法が承認されたことを受けモルシ大統
  領が憲法に署名。民主化勢力は、国のイスラム化を懸念。(H,Y)

*リーバーマン氏が外相時代に不適切な大使任命を行ったとの疑惑が浮
  上し警察が捜査中。検察はさらに厳しい罪で同氏を起訴か。(H,Y)

*アサド政権が化学兵器を使用した場合の対応について議論するため、
  ネタニヤフ首相がヨルダン国王と極秘に会談したとアラブのメディア
  が報道。イスラエル政府高官も、会談があったと認めた。(H,P,Y)

*イスラエルがガザ地区の封鎖をさらに緩和へ。このまま平穏が続くよ
  うであれば、民間部門用の建築資材の搬入も許可する。(P,Y)

*ハツナのリブニ党首が政権に参加し外相を目指しているとの報道が流
  れたため、ネタニヤフ首相が全面的に否定する発言。(H,P)

*エルサレムの西にあるモツァで古代の神殿遺跡。ソロモンの時代にユ
  ダヤ人たちが使用した形跡があると考古学者ら。事実とすれば、この
  時代にエルサレムの神殿以外に礼拝場所があったことになる。(H)

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2012年 12月 28日(金)
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*シリア内戦終結に向けて6月に国際会議で提案された調停案を再検討
  するよう、国連が要請。前回は反対したロシアも今回は賛成。(H)

*イランのパルチンにある核施設をイスラエルが攻撃しないと約束する
  なら、国際機関の視察を認めるとイランの副外相が発言。(H,Y,P)

*エジプトの閣僚が、モルシ大統領の指導方針に同意できないとの理由
  で辞任。これで内閣からの辞任は2人目。他の閣僚も辞任か。(P)

*イランで唯一の女性閣僚を、アフマディネジャド大統領が解任。医療
  用品などの不足について政府高官を非難したためか。(Y,P,H)

*西岸地区のアリエル大学の正式大学への格上げを英国が「非常に遺憾
  である」と非難。国際法に違反するとの見方を示した。(P,H,Y)

*終身刑を受けたエジプトのムバラク元大統領が、刑務所病院から一般
  病院に搬送されたもよう。理由や時期は不明。(P,H,Y)

*先月のハマスとの戦争について、政府のやり方に不満を持つイスラエ
  ル人が多いことが世論調査で判明。この戦いで、イスラエルが勝った
  と考えている人は、イスラエル人のわずか26%だけだった。(Y)

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2012年 12月 30日(日)
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*アラブ連盟のアルアラビ事務局長らが西岸地区のラマラを訪問。自治
  政府の財政や外交問題について話し合った。同行予定だった4カ国の
  外相は直前になって参加を見合わせ。米国などの圧力か。(H,P)

*シリアの内戦終結に向けた交渉のため、ロシアが反政府勢力をモスク
  ワに招待。しかし、反政府勢力は参加を拒否した。(H)

*アリエル大学の昇格を英国が非難したことに、イスラエルの教育相が
  反論。アリエル地区はイスラエルの一部だと強調した。(P,H)

*エジプトのモルシ大統領が1月に予定されていた下院選挙を6月に延
  期か。新しく制定された憲法に違反するとの見方もある。(P)

*エジプトのムスリム同胞団の幹部が、エジプトからイスラエルに帰還
  したユダヤ人に「パレスチナ人のためにイスラエルを出て、エジプト
  に戻れ」と発言。「ユダヤ人を歓迎する」とも語った。(P)

*最新予想では、ネタニヤフ首相の率いるリクードとイスラエル我が家
  の共同リストの予想議席数は33議席程度に減少か。解散時は40議
  席以上あったが、調査のたびに予想議席は減少している。(H)

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 関連用語データベース・1999年10月以降の記事の全文検索は
  http://www.zion-jpn.or.jp/p0404.htm へどうぞ
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[情報源略号表]
 P=エルサレム・ポスト  http://www.jpost.co.il/
 H=ハアレツ       http://www.haaretz.com/
 7=アルツ7       http://www.israelnationalnews.com/
  I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
 Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/
 ( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。

[転載・引用・再配布について]
 教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
 各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
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発行:「シオンとの架け橋」  http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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創刊日:1999-12-10  
最終発行日:  
発行周期:火金  
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  • エルサレム・ストーン2013/01/01

    頭にキッパを載せ、「嘆きの壁」の前に立つ。

     積み上げられたエルサレムストーンの隙間から、ヒソプが顔をのぞかせる。丘の上に建っていた神殿のもっとも間近で、乳白色の岩肌にそっと手を触れ目を閉じる。刻まれた歴史が、映像となって想い浮かぶ。イエス・キリストの入城、散らされる人々、嘆き悲しみ、そして、エルサレム奪還の歓喜・・・。



     隣では黒ずくめのユダヤ教徒の皆さんが、熱心に祈りを捧げていた。しかし、祈り求める「ダビデのような王様」も「約束のメシア」も、すでに2000年前にここエルサレムに来られている。ユダヤ人の王であり、全人類の救い主イエス・キリスト、その人である。蔑まれ、痛みを負い、病を知っておられた方であり、3日で神殿を建て直す方であった。



     神の民ユダヤ人が「主の御名によってこられる方に祝福あれ」と神の御子イエス・キリストを受け入れるとき、万軍の主イエス・キリストは再臨し、神の国が到来する。その日が一日も早く来ますように。イスラエルに平安を、ユダヤ人に祝福を、エルサレムに平和を。そして、救い主イエス・キリストへの心からの感謝を。僅かな時間ではあったが、祈りを捧げた。



     かつてヨハネ・パウロ2世は、ユダヤ人や有色人種への迫害等、カトリック教会が犯した歴史上の罪を認め、神の赦しを請う祈りをされた。インディアン虐殺やユダヤ人ホロコースト、日本への原爆投下・・・、「キリスト教国」と呼ばれる国々が為してきた残虐行為の数々。しかし、イエス・キリストは白色人種限定の救い主ではなく、本来ユダヤ人のメシアであり、日本人等異邦人や有色人種をも含めた全人類の救い主である。キリスト御自身、自らを十字架で殺すもののために「父よ、彼らを赦したまえ」ととりなしの祈りを捧げてくださったお方である。



     やがて、イエス・キリストにより隔ての中垣が取り去られたユダヤ人と異邦人が、白人と有色人種が、シオンの丘で一堂に会し、手を取り合い肩を組んで喜び踊る。天を見上げ、神に感謝と賛美を捧げる祝福の日。2013年、始まりの日。そんな幻を夢としたい。エルサレムの平和を祈りつつ。

  • エルサレム・ストーン2012/12/31

    「アラブの春」がもたらしたのは、自由・平等・博愛の西欧流民主主義ではなく、宗教原理主義への回帰であった。今、シリア独裁者が去った後BC兵器を手にする者は、「イスラエルを地図から消す」と公言し核兵器開発に邁進するイランと結託することはないのか。また、パレスチナが正式な国家格を国連で承認されれば、対イスラエル国土回復戦争の大義名分を手に入れる。イランなどから支援された過激派が、大量破壊兵器を手にすれば、ホロコースト・テロの危険が増すことになる。核兵器開発、BC兵器使用、ホルムズ海峡封鎖・・・、中東大戦争の引き金はいたるところにある。イスラエルとユダヤ人に神のご加護を。エルサレムの平和を祈りつつ。



     ところで、3.11×レベル7の惨害に苦しむ日本では、総選挙で大勝した政権党が原発推進(再稼動・再処理・新増設・輸出)へ強力に動きだそうとしている。報道される浜岡原発の壁は、頑強な「バカの壁」に思える。いくら壁を高くしても、津波の衝撃に耐えられるわけがない。東海地震の震源直上にある浜岡原発はじめ活断層上にある原発群が、地震の直撃で破壊されれば東京はじめ大都市が放射能の直撃を受け、米国国防総省が予測する如く夥しい数の犠牲者が生じるだろう。結局、戦争無反省と同様、原発事故無反省でとんでもないリスクを背負い込んでいくのか。



     気がつけば、恐怖と混乱の中で日本も宗教原理主義へと回帰していたようである。9条破棄と憲法変更で皇国史観による全体主義的軍事国家へ。その政治潮流は、大きなうねりとなり来年の参議院選挙で確定、憲法変更がいよいよ政治日程に上るのか。キリスト教は、再び異国の邪教扱いで迫害・弾圧を受けるのか。あるいは国家神道に帰依したキリスト教で、宮城遥拝、万歳三唱をするクリスチャンに変身か。試練がやってきたとき、ペテロやユダをいったい誰が笑いものにできるのか。



     もうすぐ元旦、日本全国で初詣の群集が津波のように押し寄せる。今、日本は、はっきりとした意思を持って福音(イエス・キリストの救い)を明確に否定し、断固拒否する選択をするのか。反キリスト・反ユダヤの国として、永遠の滅びへと向かう道を。

     日本は疲れている。その負いきれぬ重荷を下せるのは、イエス・キリストのところであり、そこにこそ本当の平安、休みがある。日本に神の憐れみを。去り行く2012年の最終日に、改めて祈る。