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転職支援マガジン《 fortissimo 》 = 2004.03.15 号 =

2004/03/14

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□    −●−○  ∬ 転職支援マガジン《 fortissimo 》∬  ○−●−

            −  VOL.128  2004.03.15 (隔週月曜日) 発行  −           ■
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     ┏ 転職コラム 〜 連載 〜
          アークスター転職コンサルタントからのリポート

        『 “考えること”の重要性とは 』

     ┏ 王様の耳はロバの耳  ▲▽ 好評連載 第78回 ▲▽
        〜転職経験者現役エンジニア "わにぞう" の心の声〜

        『 叫びの79:情報は大切です 』

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│転職コラム          │“考えること”の重要性とは
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  「あのぉー、私37歳なんですけど、そういった求人ありますか?」

  長年この仕事をしていると様々な問い合わせを頂く。上記はそういった問
い合わせの中の一つだが、このような切り出し方の問い合わせは意外と多い。

  こんな場合、私がどうお応えするか御解りになるだろうか。

  「失礼ですがそれだけではお応えできません。どのようなお仕事を御探し
でいらっしゃいますか?」が大概の返事となる。そしてより詳細な希望など
を確認するために日程の調整を行いお会いさせて頂く、という流れ。

  「条件:年齢37歳以下」というだけの求人は恐らく無く、少なくとも私
は目にしたことは皆無であるし、中途採用においてはあり得ないと思われる。
にも関わらず、このような問い合わせ。

  この方には失礼だが大きな大切な能力が欠けている。
  そう“考える力”である。
  上記の場合を例に取ると、「これまでの経験や持っているスキル、今後の
希望、そして年齢等を伝えないと自分に合う求人の有無は判断できないだろ
うな」と考える力が不足しているのだ。また、もし37歳ということを非常
に気にしている理由が求人誌等メディアで35歳という年齢制限を目にして
の発想であれば、それもまた考えが足らない。

  目下話題のサッカーのU−23などであれば明らかな年齢制限が存在する
が、求人情報においてはその考えは当てはまらない。「じゃぁ、“25歳く
らいまで”という求人に55歳の私が応募可能なのか?」となるとそれは難
しいと応えざるを得ないのだが。

  先のケースの場合、35歳というものを目にして「37歳ではだめか」と
の問いである。このような場合は「まず問題ない」くらいに考えておくのが
妥当だ。

  自分達の周りを見て頂きたい。
  35歳だった方が36歳になった途端に「貴方は35歳を超えてしまった
から明日から○○の仕事について欲しい」などということがあるだろうか。

  企業が出す求人は(全てではないが)、「ほぼ未経験でもやる気があって
人物的に好感の持てるタイプであればOK」や「1,2年の経験を持つジュ
ニアクラスで将来リーダーを目指すレベル」を求める場合は20代前半から
後半という求人、「4,5年の経験からリーダークラス」となると20代半
ばから30歳を少し出たくらいまで、「それ以上のマネジメントスキルを必
要とする」となると20代後半から35歳くらいまで、となるのが多い。

  よく見て欲しい。上述の基準は決して明確なものではなく、大まかに見て
任せたい仕事に対して必要な経験はこのくらいだと予想できるので年齢的に
はこの辺りからかな、といったような“目安”で弾き出しているものなのだ。

  そうである以上、35歳くらいまでとなっている求人に37歳だからとい
って応募できないと落胆してしまうのはいささか短絡的過ぎると言われても
仕方ないだろう。

  このように考えることができれば、先の問題は解決するわけであるから、
こういった質問をする段階で“考える力”が不足していると取られ、37歳
という年齢においてその思考力不足は転職活動自体先が思いやられることに
なる。

  本日はきつめのコメントが多く、申し訳無いが、“考える力”は非常に重
要なものであるため、敢えて言わせて頂いている。

  転職活動に留まらないことだが、とりあえず転職活動を例に取ると、応募
資料を企業に送ってから内定獲得までに経るステップは大概決まっている。
「書類選考」と「面接(数回)」だ。

  これを単純に“受ければいいステップ”としか考えられないようであれば
何社受けても間違い無く内定は出ない。しかし、そこで考える。目的は転職
であり内定を獲得すること。(本来は入社後に希望の仕事環境を得ること、
なのだが)その為にはいくつかのステップ(書類選考や面接)を経なければ
ならない。そのステップはそれぞれ“選考”である以上合否判定がなされる
のだから合格しなければ先へは進めない。では合格するには何をすればよい
のだろうか…。

  ここまで考え、それぞれに対して対策を立て、実行することができるかど
うかで合否の確率は格段に変わる。

  あまりにも思慮の浅い方が多過ぎる。

  自身の夢、希望へのパスを確実に獲得して頂きたいと心から願い、警鐘を
鳴らさせて頂いた。

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│王様の耳はロバの耳  │叫びの79:情報は大切です
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  ここ暫くの間に大規模個人情報漏洩が連続して報道されましたが、皆さん
はどのように感じられたでしょうか。今回はIT事業に関わる者としての視点
による本質把握と現場レベルが抱えている(と僕が感じている)問題点につ
いて述べたいと思います。

  個人情報漏洩についての報道は大別して2種類に分かれます。即ちデジタ
ル(コンピュータ)系・非デジタル系です。非デジタル系はいわゆる「ソー
シャルハッキング」的なもので、内部の人間によるデータの持ち出し等を指
します。クラッキングによるコンピュータへの違法進入・データ取得・改竄
以外は全て非デジタル系と言い換えることもできます。流出の元ネタが帳簿
であろうとコンピュータ内のデータであろうと、クラッキング等による外部
からの進入による漏洩以外は全て非デジタル系というのがポイントです。

  注意しなければならないのは非デジタル系の流出であってもコンピュータ
関連企業の場合はデジタル系の流出として扱われるケースが多いという事で
す。住基ネットやインターネットの普及に伴うネット上の情報漏洩が頻出し
た辺りから「コンピュータは個人情報が漏れるので怖い」とでも言うべき空
気が形成されていて、ニュースとしてインパクトがあるのはデジタル系とい
う事からそちらにミスリードしている感があるのは否めないと思います。技
術者としてはその問題が何に起因しているかを正確に見抜かなければならな
いでしょう。

(とあるニュース番組で DVD一枚に簡単な個人情報なら×億人分入る!など
とやっていましたが、余りにもポイントからズレていると感じました。それ
が重要でないのは明らかで「最近のデジタルメディアはこんなに怖い」とミ
スリードしていると言われても仕方ないと感じましたが、皆さんはこれをど
う思われるでしょうか)

  何度か述べている事ですが、直接システムに関係しないような事件や情報
などから多くを学ぶ事ができます。技術以外の引き出しを多くするメリット
は想像以上に大きなものです。情報漏洩問題からも多くの事が学べます。問
題は「様々な事象から役立つポイントを抜き出せるか」とそれを仕事上(も
しくは実生活)に活かせるかであり、情報を持っているだけでは単なる雑学
王で終わってしまうということです。書きながら心が痛んでいたりするのは
内緒です。


  現実問題として「生まれたばかりの子供宛にDMが何通も届いた」「頻繁
に複数の不動産屋から営業の電話がかかってくる」といった迷惑行為に遭遇
された方もいらっしゃると思います。良い悪いは別として個人情報の売買は
ごく普通に行われている事であり、中には明らかに違法な手段を使用して入
手したであろうことが容易に想像される情報もあったりします。そして内部
の人間が悪意を持った場合流出を防ぐのは相当難しいというのが実情であり
大きな問題であったりします。

  言い換えれば「コンピュータシステムの導入の有無に関わらず何らかのク
リティカルな情報を持つ企業等(=ほぼ全てが該当)は、このような(個人
情報に限らず全ての)情報流出の危険性を持っている」となります。どんな
にセキュリティが厳重でも、ネットワークに厳重な防御壁を築こうと、中か
ら持ち出されたら一発です。そして、我々エンジニアの多くはデータの重要
性・危険性に対して鈍感になっていると感じます。

  テストデータとして実際の顧客・取引先情報や商品・金額などが使われる
のは少なくありません。テストの検証作業の為にデータをプリントアウトし
たものを使用するのも日常的な光景です。日常的なだけに「普通の事」と捕
らえてしまいがちですが、よく考えてみれば、システムに関わっているとい
うだけで様々な機密データに触れられるという状況は相当に異常な事です。

  勿論工数等の問題で本番データを使用するという判断をする事があるのは
仕方がないと思いますし、顧客の依頼により様々な本番データを作成しなけ
ればならない事があるのも分かっています。が、ここで声を大にして述べた
いのは「万が一データを漏らすような事があった場合、失う物はあまりに大
きい」という事をしっかり認識して頂きたいという事です。

  「そんな事は分かっている」という声が聞こえてきそうですが、本当に大
多数の方が認識されているかは疑問だったりします。実際、僕は通勤電車の
中で検証作業の為にプリントアウトしたと思われる顧客情報等のリストを広
げてペンでチェックしていたり…というような場面に何回か遭遇しています。
ソースリストに至っては幾度となく見た事があります。

  ソースは問題ないだろうと思う方もいるようですが、コメント等から様々
な情報を読み取る事ができます。紙袋の社名が大きなヒントになる事もあり
ます。もしそこから「こういった機能をシステムに搭載しようとしている」
という事が同業他社に知られた場合、アドバンテージを喪失する可能性が無
いとは言えない事実にお気づきでしょうか。

  生の情報に至っては見る人が見れば様々な事を読み取られる可能性があり
ます。株をやっている方ならば情報が如何に大切かをご存じと思います。忙
しいから…などと気軽に持ち出してはいけないものが多いという事にもっと
自覚的でなければなりません。管理者ならば意識付けの重要性を認識しなけ
ればならないでしょう。もっとも重要と言われてかなり時間が経っているわ
けで「分かっちゃいるけど」なのかもしれません。が、トラブルが発生した
時に一体誰が責任を取るかを考えればその重要性は明らかです。

  データ流出はどんなに気を付けていても、また、どんなに対策を練っても
データにアクセスできる人間がその重要性の大きさを認識していなければ簡
単に穴が開いてしまいます。記憶メディアの持ち込み・持ち出しを厳しく検
査しているところもありますが、その気になれば大抵あっさりパスできてし
まうのが実情です。

  結局行き着く所は教育と危機管理になります。本番データをプリントアウ
トしたものを机の上に置いておくような事は論外として、作業に必要だから
といって安易に持ち出したり外部で話してはならない事だという意識付けが
最も大切です。知ってしまった情報は決して口外しないという事はエンジニ
アの最低限のモラルとして持たなければならない事の一つと言えます。それ
を敢えて言葉で説明しなければならない位に現場の意識は曖昧になっている
と言えるでしょう(勿論しっかりしている所もあります。念のため)。

  蛇足ですが「内部の人間による犯行」の「内部」には出入りの業者も含ま
れます。セキュリティについて意識をしっかり持っていなければならない筈
の業界から不祥事が発生するような事態は絶対に避けねばなりません。管理
者はその点を強く認識するべきだと考えます。

  持ち帰り残業などという言葉が死語になる迄は「データの管理」はどうし
ても難しく重要な問題になってしまいます。まずはデータを持ち出さないで
済むような状況を作る事が大切なのですが…。何にせよ「データは顧客の生
命線」位の意識を持つ所から始めないといけないと思います。手慣れた気分
で顧客の重要なデータをハンドリング…というのが一番危険です。危険と気
がついた時にはもう手遅れというのが世の常です。データがあなたにとって
危険なものになりませんよう。

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│ 編集後記 │
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  春が来た〜♪春が来た〜♪どこに来た〜♪

  使い古されたギャグかもしれませんが、このように浮かれた感じで文章を
書き出すと、「お前の頭に来たんだろ」と突っ込まれそうですが、昨日まで
お世話になっていた重いコートを脱ぎ捨てるだけでも気分が軽くなります。
(花粉症にお悩みの方には「一番嫌な季節」なのかもしれませんが…)

  私も冬の間は家にこもっておりましたが、最近週末になると温かさにつら
れて、まるで冬眠から覚めた熊のように、目的もなく街中を歩いたりしてい
ます。桜の季節も直ぐそこまで来ています。花鳥風月をめでた万葉詩人のよ
うにたまには都会を離れて田舎でも散策してみようかと考えています。

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