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転職支援マガジン《 fortissimo 》 = 2004.01.19号 =

2004/01/18

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□    −●−○  ∬ 転職支援マガジン《 fortissimo 》∬  ○−●−

            −  VOL.124  2004.01.19 (隔週月曜日) 発行  −           ■
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     ┏ 転職コラム 〜 連載 〜
          アークスター転職コンサルタントからのリポート

        『 ”ビッグウェーブ”に乗り遅れるな! 』

     ┏ 王様の耳はロバの耳  ▲▽ 好評連載 第75回 ▲▽
        〜転職経験者現役エンジニア "わにぞう" の心の声〜

        『 叫びの75:学校に行こう!って簡単には言えない 』

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│転職コラム          │”ビッグウェーブ”に乗り遅れるな!
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  皆さんはお気づきであろうか。
  採用に“波”があることを。

  これは決して特定の企業を指しているものではない。(勿論、すべての企
業が一日も違わずに同じ波長の波で動いているわけではないが…)

  “波がある”ということに多少なりとも気づいている方であれば、その波
が何の影響を受けて起きているものであるか感づいていることと思う。

  そう、“景気”である。
  考えてみれば解ると思うが、一般的に企業は景気の落ち込みの影響を受け
ると“節約”や“カット”といった言葉が関係する行動に出る。そうなると
当然“投資”も控えることとなり、採用の勢いも劣る。

  先日、Hさんというエンジニアとお会いした。
  最初にお会いしたのはもう1年程前のことであるがHさんは当時流行の技
術経験を持つ方で、その頃は極端な話をすればどこの企業でも「○○の経験
者を至急探している」との声が聞かれた。また、それはWEBや求人誌上で
も多く取り上げられ、その中でもHさんの技術ニーズはかなり強く、ひっぱ
りだこであった。

  そのことはHさんも気づいており、当時の勤務先に対して待遇面の不満を
持っていたため、「近いうちに転職を」と真剣に考えていた。当時Hさんは、
あるプロジェクトに参画しており、カットオーバーは3ヶ月先、「このプロ
ジェクトが終わったら」と転職の時期を考えていた。

  システム開発に携わった経験をお持ちの方であれば経験したことがあるか
も  知れないが、仕様変更や機能追加、見積もり間違い等々様々なことが要
因となって“納期が遅れる”ということは意外と多い。Hさんのプロジェク
トも御多分に漏れず開発途中で仕様変更が勃発、納期が3ヶ月延びた。

  3ヵ月後、晴れてカットオーバーを迎え、自由の身に。
  「さぁ、転職活動に本腰を入れようか」と思った矢先、どこからか「うち
の会社も今期かなりの業績悪化が見込まれ、リストラが敢行されるらしい。」
との噂、そして「早期退職プログラムも実施されるようだ」とのこと。そこ
でHさん、「どうせ辞めるのであれば早期退職に応募して、退職金の上乗せ
ができれば…」と考えた。

  1ヵ月後、早期退職プログラムの通知は中々されてこない。
  「どうなっているのだろうか」と不安になりながらも、上乗せになるであ
ろう額を“獲らぬ狸の皮算用”し、待ち続けた。

  その内にHさんのところへ次のプロジェクトのアサイン話が…
  ここでアサインされてしまうと長期のプロジェクトの為、再び転職活動が
できるのが1年近く後になってしまう。かといって今辞めてしまうと早期退
職の制度を受けることができなくなってしまう。

  Hさんはもう少し待つことを選択、アサインに従った。

  それから数ヶ月、噂通り会社の業績は良くない状況に変わりはなかったが、
まだ耐えられる状況であるとの上層部の判断により、早期退職優遇制度の話
は一向に進む気配がない。

  その内に家族の学校の問題や住宅の問題などHさん個人にも様々な状況変
化が起こってきた、また、今年も昇給は見送られる可能性が高い。「もうこ
れ以上待っていられない」ということになった。幸いにもプロジェクトの状
況は順調で、今抜けてもそう大きな影響はないと思われる。

  Hさんはこのときとばかり上司に退職の意思表示を行った。上述の通り会
社の業績は今良くない。Hさんは引き止められることもなく、退職の運びと
なり具体的な日も決定、「これでいよいよ本格的に転職活動が行える」。

  前回の転職活動時に「転職しようと思えばいくらでも転職先はある」との
強い感触を持っていたHさんは楽観、余裕を持っていた。しかしながら改め
て活動を再開して、その転職市場のあまりの変わりように愕然。求人誌にも
WEBの求職サイトを見てもあれだけあった求人が激減していたのだ。

  前回Hさんが転職を考えていた時、各企業が奪い合うようにしてそのスキ
ルの持ち主を求めていた。そのタイミングを見計らい、「今がもっとも自身
を売り込めるチャンス」とそれを待っていた他の同スキルの持ち主が転職活
動をし、高いニーズを持っていた会社に移っていっていたのだ。

  また、ある企業では人材の獲得をプロジェクトは待ってくれないと、協力
会社の人材を活用、既にプロジェクトも終盤に差し掛かり、今更の採用は不
要との判断。

  このように採用ニーズには独特の波があり、それに乗れるのと乗れないの
とでは大違いなのである。その波を逃してしまうことのないよう、転職を意
識し始めたら様々なところに掲載されている求人情報や転職動向に目を向け、
常にアンテナを張り巡らしておかれることをお勧めする。

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│王様の耳はロバの耳  │叫びの75:学校に行こう!って簡単には言えない
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  先日知人からちょっとした質問がありまして、これがなかなかに難しいも
のだったりしたもので、それを題材にしてみようかという安直なネタ選びで
スミマセンスミマセン…。

  その知人はとある会社(非IT業界です)でなかなか難しいポジションにい
まして、業務の一環としてウェブサイト構築をメインで担当していたりしま
す。元々自分でサイトを持っている位ですから、ある程度のウェブの知識を
持ってはいるのですが、いかんせんちゃんと勉強した事はなく、今後色々な
企画をウェブ上で展開する事を考えている彼は「ちゃんとした形で勉強した
方がいいのではないか」と思ったのですね。で、幾つか講座をピックアップ
して「行くとしたらどれがいいですかね?」と質問してきた…という訳です。

  どんなもんだろう…と講座の内容を説明しているページを覗いてみたので
すが、正直「うーむ」というものでした。

  一つは「Webディレクター講座」なるもので、企画の立て方・企画書の書
き方からプレゼン、進捗管理、クリエータとの交渉・纏め方、サーバ構築・
管理…と多岐に渡るもので、他はCGI+Perlといった技術系のものでした。

  結論から言ってしまうと、僕は「どれも不要だと思う」と返答しました。
「Webディレクター講座」は明らかにWebデザイナーがステップアップする事
を目的としたもので、システム構築の経験がある人なら「当然」と思ってい
る進捗管理等のマネージメントスキルを持っている人が圧倒的に少ないとい
う実情をバックボーンとしています。結構有名な所でも「納期死守」という
言葉だけでグダグダになりつつ作業をしているといたりするのですね。勿論
多くの場合納期(この日迄にアップしないと本当に洒落にならないというギ
リギリの日を指す場合もあります)を様々な手段を駆使して守り信頼を失わ
ずにいる、という面がありますが、マネージメントスキルを持っていれば有
利と考える人も当然いるわけで、そういう人には強くアピールするものがあ
ります。

  サーバ構築については、サーバ屋さんと交渉する時に知識が無い為に言わ
れるがままになってしまう事が多いというのがバックボーンです。サーバの
知識をつけて交渉できるようになればストレスも減り、必要な機能が実現で
きるようになりますし、クライアントの自社サーバを立てる時に自分達で出
来れば収入になり、思うように必要な機能が組み込める…という「売り」が
出来るという面もあります。

  言ってしまえばウェブサイト構築を生業としている(またはしようとして
いる)人向けのもので、個人や企業内の担当として必要なものとは言い難い
でしょう(技術系のものについても、CGI+Perl等のスクリプトはフリーのサ
ンプルスクリプトがネットに転がっているわけで、大抵はそれらを参考にす
る事で解決してしまったりします)。

  更に言ってしまえば、講義時間から考えると、どの内容も薄味、若しくは
ウェブに特化という形で限定した形の内容になっていると思われます。僕の
考えは「企画なら企画の、マネージメントならマネージメントの、技術なら
技術の講座を受けた方が内容的に濃いし、具体的な質問にも答えて貰いやす
く、効果がある」というものだったりします。

  このような事はシステム系のエンジニア向けの講座(研修)にも同様の問題
というか何というかがあったりすると感じています。

  流石に数年前に知人が経験した「未経験者でも参加可能です」とあった研
修に参加したところ、ある程度の知識が前提となっており「キミはまだこの
講義を受けるには早いようだね」とのたまわれた…というような事は無くな
っていると思いますが、果たしてこれは有用なのか?という内容のものも少
なくないのが実情です。

  とはいえ、OJT で全てを学ぶのは無理がありますし、研修を有効利用する
事によってスキルアップする可能性も充分にあります。自分の中で体系化で
きてなかった部分が体系化でき、仕事をするにあたって自信を持つこともで
きるというメリットもあったりします。

  多くの会社で、社内・社外研修を行っていますが、内容・効果ともに様々
で、受けて高い効果が期待出来るものも多くあります。個人的な意見ですが
社外研修のマネージメントやプレゼンテーション等の「非技術系」のものに
有用なものが多いように感じます。勿論技術系にも有効なものがありますし、
「今この問題を解決したいから」という時に即効性のある講座を受けられれ
ば一気に即戦力になる場合もあります(内容がマッチしないケースもありま
すが、多くは時間外の質問という形で具体的な回答を聞き出す事もできたり
する場合もありますので、何とかなったりします。実はこういう即効性が必
要な問題を解決するにはネットのフォーラム系や、メーカーのサポートに訊
くのが手っ取り早かったりしますが…)。

  世の中には研修マニアのような人がいまして、何でもかんでも受講しよう
とするのですが、果たしてどの位の効果、それこそ対費用・対時間効果が期
待できるかを見極める必要があると思います。

  自分では判断出来ない場合もあるでしょうが、そういう場合にはハイスキ
ルで自分のスキルも知ってくれている人に相談するのが一番確実だったりし
ます。相談する相手がいない場合はネット等で情報を集めたり、質問したり
するのもいいかもしれません。質問する場合は「自分のスキルはこの位で、
何を目的としているか」を明確にする必要があります。漠然と「この講座は
効果的ですか?」と訊かれた場合は、講師や講義内容が良いかどうかしか答
えようがなく、一番重要な「自分の方向性にマッチするか」という部分に対
する回答は得られません(こういう具体性を持った質問は普段から行うべき
大切な事だったりします)。

  また、マネージメント側の人に「忙しいんだから研修なんか行ってる暇な
んか無いよ」と研修の内容にかかわらず却下する人もいますが、将来的にプ
ラスとなるようなものであれば積極的に送り出すべきですし、目先に結果ば
かり気にして会社として重要な人材育成の機会を取り上げるような事があっ
てはならないと考えます。勿論、危急のものでなく時期をずらす事で解決す
るようなものや、そもそも受講するメリットが無い場合は本人と相談のうえ
延期・却下(できれば別の講座の紹介)をするべきです。プロジェクトは常
に予算という縛りの中で動いているのですから、メンバー側も過剰に遠慮し
ない程度に頭にプロジェクトの都合を置いておく事は重要でしょう。

  研修は通常の業務では得られない知識を得る重要な場所です。が、内容に
よっては自分の方向性にマッチしないものもありますし、技術書を読むだけ
で充分というものもあります。その辺りをしっかり見極め、スキルアップの
ツールとして利用しない手は無いとおもいます。逆に「この方向に行きたい
から、取り敢えずこの技術の初級編辺りを受けてみようか」といった使い方
は殆どの場合効果が出なかったりしますので注意が必要です。

  「良い物もあれば悪い物もある」というのも実情としてありますので、有
用な研修を「価格分はしっかり回収してやる!」位の勢いで利用して頂きた
いと思います。決して安いものではありませんので…。

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│ 編集後記 │
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  東京でも昨晩は少し小雪がちらついたようです。ここに来てかなり冷え込
んできましたね。皆様、風邪などは召されていないでしょうか?

  転職するにしても、仕事をするにしても、遊ぶにしても、まずは健康と体
力が一番大切です。ウィルスなどに負けないよう、特にこの時期は健康管理
に注意して下さいね。

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  転職支援マガジン《 fortissimo 》は株式会社アークスターの企画・編集
  で発行しています。掲載内容には十分に注意を払っていますが、不明な点
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