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転職支援マガジン《 fortissimo 》 = 2003.12.22号 =

2003/12/21

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□    −●−○  ∬ 転職支援マガジン《 fortissimo 》∬  ○−●−

            −  VOL.122  2003.12.22 (隔週月曜日) 発行  −           ■
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     ┏ 転職コラム 〜 連載 〜
          アークスター転職コンサルタントからのリポート

        『 “求人票の見方”、ご存知ですか? 』

     ┏ 王様の耳はロバの耳  ▲▽ 好評連載 第73回 ▲▽
        〜転職経験者現役エンジニア "わにぞう" の心の声〜

        『 叫びの73:継続と停滞とネットとお風呂 』

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│転職コラム          │“求人票の見方”、ご存知ですか?
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  【募集!オープン系エンジニア】
  ・会計業務システムの設計・開発経験者
  ・RDBMS、C、UNIX関連等の経験、知識要
  ・英語:TOEIC600以上あれば尚可
  ・勤務地:東京
  ・年俸400万円〜1000万円
  ・年齢25〜35歳くらいまで
  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  新聞、求人誌は勿論、インターネットが普及してから企業のホームページ
、求人求職サイトやスカウトメール等々、様々な形で目にするようになった
“求人票”。(紙面の関係で上記“求人票”は簡素化しています)

  皆さんはその“見方”を理解しておられるだろうか。

  「見方と言っても、そのまんまじゃないか」とお思いの方もいるだろう。
  しかし、ここでその本当の求人企業側のニーズを読み取れないと痛い目に
合うこととなる。

  以下に当求人の私の見方(ポイント)をご紹介しよう。
  上から見ていくと経験や知識、語学力に関して「〜要」「〜あれば可」と
なっているが、これは“全く無し”であればNGであることは理解できるが
ではどの程度まで必要なのだろうか。

  そこでそれ以降の条件を見てみると、年俸や年齢に幅、それもかなりの幅
があることに気付くと思う。通常、キャリア採用は即戦力を求めるので募集
をかける企業側も具体的な要求スキルを持っている。そこに若干の幅がある
としてもここまでの幅というのはどうしてなのか。

  その答えは、採用人数だ。
  仮に募集人数が1名であれば、多少条件に幅はあってもここまでではない。
  それは上述の条件では(失礼ながら)下限に位置する人と上限に位置する
人とでは全く持っている力が異なるからである。要するに、先の条件では上
限下限両極端とまでは行かなくとも、「少なくともここまでのスキルを有し
ている方」と「ここに掲げる条件を高いレベルでクリアしている方」という
複数のクラスの方を考えていると読み取れるのである。

  気を付けなければならないのはこの点である。

  「34歳のエンジニアです。UNIX、Oracle、Cの経験は1年ですがあります
し、会計業務システムの開発経験はありませんが学生時代に簿記3級は取得
しています。英語は現在は使えませんがアレルギーはありませんので、これ
から学ぶ予定です。」

  上記求人に対して、こういった問い合わせが多く寄せられる。
  確かに文字上の条件を比較すれば、さほど大きく外れてはいないようにも
思えるかも知れない。しかしながら、企業が求めている人材はこのような方
では全く無い。

  お分かりだろうか。

  先ほど申し上げたように上記求人で求められているのは「少なくともここ
までのスキルを有している方」と「ここに掲げる条件を高いレベルでクリア
している方」である。そしてこの両者の幅の中で企業が求めるのは年齢に応
じたスキルの高さ、となるのである。

  仮に上記応募者が25歳であれば、採用される可能性は高いと思われる。が
しかし、34歳となると「〜あれば可」は「必須」となっていくのである。そ
してこの場合はさらに年齢に応じて「マネジメントスキル」なども要求され
ると考えて間違い無いであろう。

  何かしら目にすることが多くなった求人であるが、その見方を誤り、自分
は大丈夫、ニーズの高い人材なのだ、などと勘違いしていると、いざ転職先
を探す段階になってどこからも採用されない、といったことになってしまう。

  時代時代に応じて人材を求める求人票の内容を目にすることは、市場ニー
ズを把握する上でも、また、自身のスキルと比較したり、将来に向けてのス
キルアップの方向性を定めるためにも非常に重要な指針となる。しかし肝心
の見方を誤ってしまうと大変なことになる。

  現在どのような大企業、成長企業にお勤めであっても将来どうなるのか先
が読めない世の中であり、自分に転職の意志が有る無しに関わらず転職しな
ければならないという状況がいつ訪れるかも予想できないのが現実である。

  その時に慌てることの無きよう、多くに必要とされる年齢に応じたスキル
を身に付けておくことが大切である。

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│王様の耳はロバの耳  │叫びの73:継続と停滞とネットとお風呂
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  今年最後の回となりました。なんと3度目の年末です。凄い事だなぁと思
いつつ、関係各位に感謝している次第です。

  今年も総論的雑文をつらつらと書いてみようと思います。いつも以上に気
楽に読んで頂ければ幸いです。はい。

  人間とは忘却する動物とはよく言ったもので、この原稿を書くにあたって
「昨年と一昨年は何を書いたんだっけ?」と読み返してみたのですが…正直
呆然としました。忘れていた事あり、現在に続いている事あり…。

  最初の年末原稿でNYテロについて触れいて、昨年は戦争に移行し、今年は
「戦争終結宣言が出たが実際は未だに戦争状態で、終結宣言を出した当事国
が『未だ戦闘状態にある』と声明を出す」という、奇妙で不気味な状況にな
っています。拉致問題も解決していないどころか状況は混乱する一方のよう
に見えます。あまり政治的な部分に踏み込むつもりはありませんが、人命に
関わるような事を政治利用するのだけは本当にやめて欲しいと思ってます。

  今年を「継続と停滞の年」と位置付けてみました。ここ数年の悪い事が今
年も続いてしまい、経済等は停滞している…という感じです。年金等の政策
や犯罪などが継続し悪化するのは勘弁して欲しいですし、本当にどうにかし
て欲しいと思っているのですが、どうも…。

  停滞というのはコンピュータ関連についても当てはまるように感じます。
今年はエポックメイキングな出来事が無かったように思うのですが、単に僕
の記憶中枢がどうにかなってしまっただけかも…。あ、Macユーザにとって
はそれなりに大きな変動がありましたね(僕もMacユーザなもので)。

  最近セキュリティについて触れましたが、長野の住基ネット侵入実験は物
凄い結果になってしまい…とか言いながら、実は「あぁ、やっぱりなぁ」と
いうのが本音だったり。住基ネットについては去年の年末に書いた状態から
一歩も踏み出していない感じで、全くもって恐ろしいと思います。いや、こ
こまで改善が為されないとは思っていなかったので。一番怖いのはこの状態
に慣れてしまう事だと思っています。「物凄く脆弱なシステムに我々の個人
情報は入れられていて、それはもしかすると悪意を持った第三者によって改
竄されてしまうかもしれない状態にある」と明言するとかなり異様な状態に
あると実感出来るかもしれません。何とかならないものでしょうかねぇ…。

  僕がよく題材にする本についてはちょっと変化があったように思います。
コンピュータ関連の本・雑誌が一般向け、エンジニア向け共に沢山出た年だ
と思っているのですがどうでしょうか?特に非技術系を含むエンジニア向け
の本の出版量はかなりのものだったと思います(あくまで体感ですので、間
違っていたらご勘弁を。「平積みになって書店側が押し出していた」と言っ
た方が正しいかもしれません)。

  以前にも述べましたが、出版業界はマンガを含めて本が売れなくなって苦
労している状態です。ミリオンセラーが出たら大騒ぎの状態でして「バカの
壁」はそういう状況の中でよく売れたなぁと、実は某格闘技雑誌で某選手と
養老さんが対談をしているのを読んで以来注目していた身としては喜んでい
たりします。しかし買った人達は何をあの本に期待していたのでしょう?実
は僕はそれが一番気になっている事だったりするのです。何処までも斜めか
ら物を見ようとする習性が染みこんでいるようでして…。

  例によって話が逸れましたが、「売れない」からこそ「売れそうなジャン
ル」についてはどんどん出して行きます。結果、以前のようなマニアックさ
が消え、代わりに変に「イケナイコト」を前面に押し出したような雑誌が氾
濫し、エンジニアをターゲットにした書物がどんどん出た…という構図のよ
うです。それらの書物は「良い物もあれば悪い物もある」わけで、手に取る
時に有用なものかどうかを見抜く目を持たなければならなくなっています。

  パソコンやネットが一部マニアの物ではなくなり、一般化した結果、ネッ
トは無法地帯で多少イリーガルな事をしても大丈夫、といった認識になって
いってしまったのは残念であり、大きな問題だと思っています。某巨大掲示
板が槍玉に上がる事が多いのですが、雑誌や書籍で「悪用厳禁」などと書か
れているものが堂々と売られていればモラルが低下しても当たり前と思うの
ですが、果たして考え過ぎでしょうか?

  ちょっとマニアックな方向に走るとすこーしだけ悪い事に手を出してみた
いと思ってしまうのは割と普通にある事だったりしますが、そこを自制する
のが理性でありモラルの筈です。一般的でない間は「暗黙の了解」が成立し
ますが、メジャーになってしまうと「イケナイコトをしている」という感覚
が希薄になったり、無くなったりという現象が生じるという面もあります。

  かなり無茶な法律がこれ迄も成立してきたように、このままだとネットに
対して何らかの規制が入ってもおかしくない状態です。実際、規制を求める
むきもあります。が、メディアは規制が入った瞬間にダメになることが多い
ものでして、ネットは紛れもなく一種のメディアですから(問題の一つは利
用者がメディアであるという意識を持っていない事にあると考えています)
規制はネットをマズイ方向に向かわせると思っています。具体的には、規制
をする側にとって不都合なサイトは不利益を被るでしょうし、一般ユーザは
変な利用制限でやはり不利益を被るでしょう。そして犯罪的行為は更に巧妙
になり、これまでヘビーにファイル交換を行ってきたようなユーザは地下活
動的に、そして度合いを増して蠢くようになるでしょう。ネットの空洞化が
発生するというわけです。これはイカンですね。

  実は既にそういう動きがあったりします。最近の例を挙げると。イラクで
大使館員二名が殺害される痛ましい事件がありましたが、実はロイターなど
は二人とイラク人運転手の遺体写真を全世界に配信したのです。が、日本の
マスコミは人道的見地や配慮等もあってか殆どそれに触れる事はしませんで
した。が、ネットではその写真を入手した幾つかのサイトがそれを掲載した
のですね。スタンスは色々で(スキャンダリズムではあっても)報道的見地
から公開していた所もありました。それらに対して外務省広報課が一律「公
序良俗に反し、亡くなった方々を冒涜し、遺族・関係者を傷つけるものであ
る。削除を強く申し入れる」という内容のメールを送付しました

  僕自身遺体写真の公開は様々な問題があると感じます。が、それ以前の問
題に「何故この写真を撮影することが出来たのか?」「ロイター等海外のメ
ディアに対する姿勢はどうなのか?」という疑念が生じます。実際、海外の
サイトでは未だに写真が公開されている状況です。そこにも削除申請を行っ
たのでしょうか?(非日本人の戦死者等の写真を日本で掲載する事に対して
外務省が乗り出したという話は聞かないので、多分海外に対して何らかのア
クションを起こす事は無いでしょう)

  写真の問題点は「米軍が管理している施設内で明らかに隠し撮りではなく
撮影が行われ配信された」という所にあります。そこには目を向けず、国内
のサイトのデータだけ削除させるというのは強く違和感を感じます。「臭い
物には蓋」という言葉を思い出し、外務省はネットを面倒な物と考えている
ように感じてしまうのですが、これは穿ち過ぎでしょうか?

  何度も繰り返し述べていますが、インターネットはその成り立ち・思想か
らして自由であるべき「空間」です。ここが閉塞した空間になってしまうと
大きな損失となるでしょう。それはエンジニアにとってもですし、多くの利
用者にとってもです。マズイ方向に行った時にストップをかける必要はあり
ますが、それは「規制」ではなく「モラル」によって行われるべきものだと
考えています。

  考えてみるとネットのビジネス利用(55回)など、今年このコラムでネット
について取り上げる事が多かったですね。ネットの一般化とトラブルが増え
ていることが根底にあるのですが、今後エンジニア的にはネットビジネス展
開を考える時や社内利用でネット経由を考える時、また、ネットを利用する
システムを構築するような時に「これはネットの考え方にマッチするか」を
強く意識する事がこれ迄以上に重要になってくるでしょう。

  来年も継続する事もあるでしょうし、何かしかドラスティックな変革があ
るかもしれません。状況がどうなるにしても自分自身が次のステップに進め
るようにアクションを起こすことが大切でしょう。「現状維持は後退」とい
う言葉はエンジニアにこそ贈られるべきものかも知れません。

  さて、皆さんにとって今年はどんな年だったでしょうか?僕は例によって
大晦日にはゆっくりお風呂の中で「反省をせずに」今年はどうだったかを振
り返り、来年のビジョンを考えてみようと思っています。

  どうぞ良い年をお迎え下さい。来年は「新春放談」としてあまりエンジニ
アに関係ないようで実は…という音楽についてのお話から始めようと思って
います。次回予告などという珍しい事をするのも年末故の気の迷いというこ
とで…。ではでは。

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│ 編集後記 │
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  「歳月人を待たず」といいますか、はたまた「少年老いやすく学なり難し」
とでも申しますか、師走の寒さが身に染みるこの時期になりますと、今年一
年間、何かを成し遂げたであろうか?何か有意義なことをしたであろうか?
と深く自省せずにはいられないのであります。まあ、反省だけならサルにで
もできる訳で、年が明ければ、また何事もなかったかのように、心機一転、
今年は頑張るぞ!などと毎年同じことを繰り返している訳ですが…

  しかし歴史に残るような大事は成せないでしょうが、日々小さなことを積
み重ねて、まずは自分が気持ち良く日々を過ごし、少しでも周りに幸せのお
裾分けができるよう、来年こそは本当に本当に頑張る所存であります。ハイ!

  皆様、今年も一年間お付き合いいただきまして、ありがとうございました。
また来年も是非あなたの幸せのお役に少しでも役立てれば幸いです。来年も
よろしくお願い申し上げます。新年第一号は「2003年1月5日」発行です。

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