政治・経済

大前研一通信マンスリーレポート

ビジネス情報、政治・経済、教育、社会問題までを網羅した、会員制の総合情報誌「大前研一通信」のご紹介です。英国エコノミスト誌で5人の「現代社会のグル」に選ばれた大前研一が、毎月最新情報をお届けします。

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●大前研一通信マンスリーレポート ■特集■「私はこうして発想する!」

2005/12/26

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★    THE OHMAE REPORT 【大前研一通信】   
☆    メールマガジン  メルマ版   VOL.124  
★    【あなたにも“隠れた真実”が見えてくる!】      
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◆INDEX◆ 
【1】大前研一通信 12月号 掲載記事 紹介
【2】大前研一通信 新春 2006年1月号 掲載予定記事 紹介
【3】 大前グループ 最新情報

 
12月号の特集は・・・「私はこうして発想する」です!

(最新刊)
◆私はこうして発想する (文藝春秋社)
◆著者名 大前研一 
◆ISBNコード 4-16-367610-4 
◆定価 本体1429円(税込1500円) 
www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163676104/theohmaerepor-22/

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【1】 大前研一通信 12月号 掲載記事 紹介  
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「私が考え抜いた答えはこれです」と言い切れる人をトップは信用する
                     (週刊ポスト・2005/7/29号)
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プレゼン能力を高めるためには、とにかく論理的で分かりやすいサマリーを作る
練習を繰り返さなければならない。しかし、どうも日本人、とりわけ30代後半
〜40代のポスト世代にはこれが苦手で、結論を他者に委ねてしまう人が多い。

たとえば、テレビでニュースを見ていても、自分の頭で考えず、解説者の説明を
聞いて「なるほどね」とうなずく癖が付いてしまっている。これでは紋切り型の
考え方しかできなくなる。プレゼンとは、データに基づいてすべてを自分の頭で
組み立て、トップが最後はどう意思決定をすればいいのかということを、ひと言
でいわなければならない。だから、解説者が出てきたらテレビの音をオフにして、
自分がもし解説者席に座っていたらどう答えるのか、と考えたり、自分が社長な
らどう考えるのが正しいのか、トップの視点で考える調練を平素から積んでおく
ことが必要だ。


プレゼン能力とはイエスかノーかで相手に迫ること

 私は昔から「リサーチャーはいいコンサルタントになれない」、といってきた。
なぜなら、リサーチャーというのは天気予報士のようなものだからである。つま
り天気予報は、今日の天気は晴れのち曇り、ところによっては雨、雨の降る確率
は……という。これはリサーチのやり方と同じで、シンクタンク(総研)などの
経済予測リポートの類はたいがいそうなのだが、なんでもありで「要はどういう
こと」なのか、結論がわからない。

 しかし、意思決定者が知りたいのは「では、傘が要るのか、要らないのか」と
いうことだ。したがって、プレゼンでは二者択一の結論が必要なのである。

 ところが、ポスト世代のプレゼンの大半は、傘は要るのか要らないのかわから
ないフリをして「みなさん、どちらにしましょうか」とやる。これは一番いけな
い。もっと自分を追い込んで、傘は要らないという意思決定をその場で引き出さ
なければ、プレゼンの意味はない。要は、自分のカネならどうするのか、会社の
ことであっても、自分の家を建てるときのように考えなくてはならないのである。

 私はマッキンゼーの経営コンサルタントを全員このやり方で育ててきた。君は
社長の前でどちらをいうのか、その理由は何なのか、と徹底的に問い詰めるのだ。
すると、なかには大前さんなら社長になんていいそうかな、と私の顔色を見なが
らリポートを作ってくる奴がいる。そういう奴は最も危険なコンサルタントだ。
相手の顔色を見る癖は絶対につけてはいけない。実際、私が何といおうが自分は
こういいます、自分が社長ならこうします、と自説を曲げなかった奴しか伸びて
こなかった。

 要するに「私が考え抜いた結果はこれです」ときっぱりいえる訓練をとことん
積んだ人間しか、トップから見て頼りにならないし、優れたトップにもなれない
のだ。本来、この訓練は若いうちから始めるべきだが、ポスト世代のミドルでも
遅くはない。「イエスかノーか」と相手に意思決定を迫ることができる訓練を、
今すぐ始めていただきたい。

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 【2】 大前研一通信 新春 2006年1月号 掲載予定記事 紹介
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答えのない問題に向き合う勇気を持とう
            (SAFETY JAPAN 2005 2005/8/10掲載 第7回)
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私も全世界の教育を研究したわけではないが、例えば、デンマークでは、ただ一
つの結論を教えることをせずに、多面的なものの見方に気付かせる教育をしてい
る。そのうえで、「困難にぶつかり、一義的な回答が得られないとき、いかにし
て乗り越える勇気を持つか」を教師は支援する。答えのない時代には、そこまで
おもんぱかれる人が最後は指導者になれるという信念があるからだ。 

 しかし、現在の日本のように、考えるよりも先に解答と解法を覚えてきたよう
な集団が答えのない世界に直面すると、思考停止になり、チャレンジしようとい
う勇気そのものがなくなってしまう。逆に、つかの間の心理的安定を得るために、
自分がかろうじて分かっている世界にしがみつき、同じことを何度もほじくり返
すようになる。これが一番危険だ。指導者的立場の人がこれをやり出したら、グ
ループ全員が迷走してしまう。 

 小泉首相の郵政関連法案の国会対策を見ていても、国民には話しかけていない。
なぜ民営化が必要なのかの理解よりも、賛成・反対に議員を二分して力で押し切
ろうとする。○×式で二択しかない戦後日本の教育を反映している。テレビの話
題も古くは「ミッチー・サッチー論争」、最近では「若貴騒動」一色となってし
まう。今の世の中はそれほど単純ではない。近隣諸国との関係でも、高齢化の問
題でも、○×で決着の着くような問題ではない。 

 国家と言うものに「集団IQ(知能指数)」とでも呼べるものがあるとすれば、
21世紀の勝ち組は恐らく集団IQの高いところだろう。日本はそのための準備をし
ていない。いや、それ以前に、そうしたことが大切なのだという議論の端緒にも
至っていない。 

 何が正しいのか分からないという状態に平然と耐え、チャレンジした先にこそ
答えがある。自分だけではなく、誰も答えが分からない物事に対して、自分で仮
説を立てて立証していく「勇気」と「しつこさ」を持つ…。これが21世紀を勝ち
残る上で、個人にも集団にも最も必要な能力だ。ところが、日本の教育ではこれ
が育たない。


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