住宅・不動産

■買ってはいけないマンション■

“絶対”失敗したくない人だけに、コッソリ読んでほしい、新築・中古マンションのホンネトーク。

全て表示する >

■不動産取引探検隊 お助け!さくら事務所■ 不動産相談室

2001/01/12

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
     
     ■不動産取引探検隊 お助け!さくら事務所■
            不動産相談室  
   
   ★VOL.9     この契約やめたい!★   
                    2001年1月12日発行
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■  
★あけましておめでとうございます。
新しい年の幕開けに「今年こそは家を買うぞ!」と決意を新たに
された方も多いのではないでしょうか。
不動産取引が活性化するこの時期に比例して、
さくら事務所の不動産相談室に寄せられる相談も増大しています。
その多くは、契約後「やっぱりやめたいが、手付金を払いたくない」
というものです。契約前にすべきことを見なおす意味で、
今回はこの相談を取り上げたいと思います。
//////////////////////////////////////////////////////////
■質問■
  はじめまして。
 K県S市の建築条件付売り地の契約をしました。
線路から50メートルぐらいですが本数が静かで気になりません。
 用途地域が準工業地域ですが周辺は住宅が多くあります。 
物件自体も以前は宅地でした。(現状更地)
近くに工場のようなものがみえたので、 契約時に、
「あの工場は何ですか?」
ときいたら、不動産業者は口頭で
「事業内容はよくわからないがプロパンガス会社がある」
と言っていました。
後日、不動産売買契約書をよみかえしていて、
添付の書類にあった周辺案内図をみていたところ、
そのガス会社の施設はかなり大きいものだと気が付きました。
気になって実際に現地をのぞいてみると大規模なプロパンガスの
充填所であるのがわかりました。
 重要事項説明にははいっていませんでしたが、
そこはガスボンベの集積ターミナル(家庭用プロパンガスの配送センター)
になっており、他の高圧ガスも扱っています。
 ひとたび周辺で火災が発生し、飛び火でもしようものなら
数キロ四方が吹っ飛ぶ量があります。
 設置基準等でクリアしているからこそそこにあるのでしょうが、
人間である限り間違いはあります。
プロパンガスの充填は自動化されたとは言っても人手がたよりです。
ある充填所の火災事例では、ガスの充填作業をしていた人間が、
ポケットに入れていたガスライター(100円ライター)をポトンと
落としてしまったために引火し、周辺が跡形もなく消え去っています
(火元の作業員はもちろん即死)
 重要事項説明の補足資料では用途地域が準工業地域であれば
充填所の建設は可能なようです。
 しかしながらこの一点についてのみ家族の安全に対する不安が
ぬぐえず、後悔しています。
「重要事項の説明」の不足をたてに契約解除できないものでしょうか。
 私の見方では妻と子をおいて仕事へ出かけるにはあまりにも
「危険な場所である」と いわざるを得ません。
解約については違約金を払わなければなりませんが、
先方の説明が不足しているということは 無いでしょうか?

■回答■
メールを拝見致しました。
ご家族の安全と健康を願うお気持ちはよくわかります。
 
 プロパンガスを積んだ車も、定期的に出入りするでしょうし、
準工業地域の規制は比較的ゆるやかなので、商業的にも工業的にも
今後、様々な建設が予測されます。
周辺の状況については、もっと慎重に、事前に調べておくべきでした。

 契約解除を申し入れる時に、説明不足を主張して手付金の返還を
請求したいということですが、不動産業者の説明不足の責任を追及
することは難しいと思います。
その土地を選んだ経緯や、問題のガス充填所との距離にもよりますが、
買主の責任も問われる問題だからです。
もし、手付金の返還が無理でしたら、
これから先に別の場所の物件を、その不動産業者から購入する時には、
放棄した手付金分を返還してもらうことを約束してもらう等、
不動産業者と交渉なさってみてはいかがでしょうか。
//////////////////////////////////////////////////////////
★不動産を購入する際の事前調査は、絶対に必要です。
契約書は、契約してから読み返すのではなく、
契約前に熟読すべきなのです。周辺地図等の添付書類についても同様です。
(参照)契約書類の事前確認
http://www.sakurajimusyo.com/jizenkakunin.html
今回の相談でもそうですが、
買主の立場に立って周囲を調査してくれる業者でない限り、
こちらの望むような説明はなかなか受けられないものです。
契約前の重要事項説明は義務付けられていますが、
実際には、親切な説明ではなく、ただ説明書を読み上げられるだけです。
現状では、殆どの業者は無責任にならない範囲で、
採算との折り合いを付けて営業しています。
商売ですから、それもある程度は仕方のないのことでしょう。
ただ、プロとして、素人である買主に対してもう少し親切に
接してくれたら、と思います。
また、買主も、家を購入する以上、素人のままでいてはいけません。
あくまでも、契約は自己責任です。情報を集め、物件についての調査をし、
契約内容を把握することは、物件の購入の意思を固める前提にあるべき
ことなのです。
//////////////////////////////////////////////////////////
★登録と解除は、こちらでお願いいたします。
 まぐまぐ   http://www.home-knowledge.com/ml_link/magmag.html
 メルマ    http://www.home-knowledge.com/ml_link/melma.html
 Pubzine    http://www.home-knowledge.com/ml_link/pubzine.html
 マッキー!  http://www.home-knowledge.com/ml_link/macky.html
//////////////////////////////////////////////////////////
★このメールマガジンは、以下のインターネットサービスを利用して発行しています。
 インターネットの本屋さん『まぐまぐ』( http://www.mag2.com/ )
 『メルマ』( http://www.melma.com/ )
 『Pubzine』( http://www.pubzine.com/ )
  『マッキー!』( http://macky.nifty.com/ )
//////////////////////////////////////////////////////////
Copyright(C), sakurajimusyo.com, 2000 無断転載禁

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2000-11-01  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
Score!: - 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • コメントはありません。