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“絶対”失敗したくない人だけに、コッソリ読んでほしい、新築・中古マンションのホンネトーク。

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■不動産取引探検隊 お助け!さくら事務所■ 不動産相談室

2000/11/17

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     ■不動産取引探検隊 お助け!さくら事務所■
            不動産相談室  
   
   ★VOL.3 不動産業界の常識って?!★   
                    2000年11月17日発行
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★多くの人にとって、家は一生に一度の大きな買い物です。不動産取引に関する
知識が専門的に感じるのは、接する機会が圧倒的に少ない現状からくるのでしょう。
今回取り上げたのは、“不動産業界の常識”という言葉にぶつかり、取るべき道が
わからなくなってしまった方からの相談です。本文は長いので、途中を何箇所か
省略してあります。

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         ■質問■               
(前略)
 我々は半年ほど前より土地を探し中です。
気に入ったハウスメーカーのプランがあるので、
条件に合う土地が見つかったらそれを建てようと考えています。
我々は大手ハウスメーカーと提携している不動産業者A社、 
大手メーカーとは関係のない、地元の不動産業者B社と、おつきあいがあります。
ハウスメーカーを通したA社とのおつきあいの方がずっと長いのですが、
このたび気に入った物件をB社の折り込みチラシで見つけ、B社を訪問して
その物件の詳細情報を得ました。
後で聞いたところ、A社はこの物件情報を持ってはいたそうですが、
我々には(予算の面から)流してこなかったとのことです。

整地費用その他の見積もりがハウスメーカーより提示されたので、
なかば流れに乗るような感じではありましたが、
上物はメーカーさんにお願いするつもりなので、その関連の不動産業者
を通した方が我々にとってもメリットがあるかも、と素人考えながら思い、
B社ではなくA社に物件の値引き交渉をお願いしました。

(中略)
 そのことを知ったB社が
「うちが先にお宅に流した物件情報について、うちでなくA社に
値引き交渉させるのはおかしい」
といってきました。さらに、
「(素人である)お宅が悪いんじゃなく(そのようにし向けた)
 ハウスメーカーが悪い、不動産業界の常識を知らん!」
 (中略)
 「不動産業界の常識」っていうのが、B社担当者にいわせると
 「B社で先に流した情報なのだから、B社が値引き交渉をするのが筋である。
 それをA社が交渉に持っていくというのは甚だ常識はずれなことで、
 ハウスメーカーもろとも業界内の信用にかかわる問題だ」と・・・。
 彼の話を聞いていると、とんでもない掟破りだといわんばかりなのです。

 この「掟」というか「常識」って、ホントなんでしょうか。
我々はB社のいうように、A社の交渉を取り下げてB社に交渉を依頼する
 べきなのでしょうか。
 確かに今回の件では、B社には何のメリットもない。それはわかります。
 結果としてB社からの情報を利用するような形になったわけですし
 担当者は我々に若干の情報を提供するため動いたわけですから、そのぶんの
 人件費はかかっているでしょう。
 でも、買い手である我々が、自分にとってメリットがあると思われる方の
 業者を最終的に選ぶ自由って、ないのでしょうか。
 我々が不動産でなく、何かを購入しようというとき、いくつかのお店(業者)
をまわって相見積もりを取り、その結果一番安い(自分にとってメリットのある)
 お店から買う、ってことあると思うのですが、
 そんな話は不動産業界には通用しないということなんでしょうか。
 先に情報を得たB社に対し、義理立て?しなくてはいけないのでしょうか。

 「何が正しいのか? ゆえに我々が今後とるべき行動は?」
 を、お教えいただけると幸いです。

            ■回答■

 メールを拝見致しました。

 B社からすれば、広告費を費やして購入する意思のある客を
探し出したのですし、物件の説明も行なっているのですから、
落ち度があった訳でもないのに、突然に他社に鞍替えされては
憤るのも無理はないと思います。
A社にこだわるのでしたら、折り込みチラシを見た段階で、
A社に相談なさるべきでした。

 しかし、違法という訳ではなく、あくまで人間関係上の礼儀のようなものです。
特に不動産業界に特有なものではありません。
(購入の媒介契約を結んでいれば話しは別ですが・・・)

 今後の行動ですが、まずB社にA社を選んだ理由を明確に告げて、
B社に依頼する意思はないことをはっきりさせましょう。
何と言われようとA社に決めているという態度を見せましょう。
それから、この件についてのA社の意見を聞いてみてはいかがですか。
おそらくトラブルは避けたいでしょうから、B社との話し合いの場は持たずに、
あくまでも客の意思に従っているだけだという姿勢でしょう。
B社はA社が仕向けたという認識なのですから大きくずれてしまいます。
もし本当にA社が仕向けたのだとしたら問題ですが、そうではないのでしたら、
B社の誤解は解くべきです。

 出来る限り、自分達にとって優位に運ぶように考え行動することはとても
大切です。しかし、トラブルは精神力を消耗します。
トラブルの可能性を予測して事前に回避することも大切です。
 ちょっとした一言がトラブルを引き起こしたり、逆に回避したりします。
よくよくお考えになって行動して下さい。
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★保険会社・引越しサービス・車検・・・確かに様々な分野において、
相見積もりは常識となっています。何かを買う時も何件もの店を回って、商品を
比較検討してから購入します。それでは何故、不動産業界ではルール違反と
なってしまうのでしょうか。
不動産屋が持っている商品・・つまり売りだし物件は各店舗共通です。
どのようにして、客を集めるかの競争になりますから、高い広告費を費やし、
営業活動をし、購入意欲を高めるような工夫を凝らした物件説明をするわけ
です。しかし、やっとの思いで買主の購入の意思が固まっても、実際の契約は
他の業者に依頼されたのでは、全ての労力が無駄になってしまいます。
つまり、物件の説明からが既に、店舗における商品と同じようなものなのです。
とはいえ、このようなことは不動産業者側の都合といえなくもありません。
相談者は一般消費者です。不動産業者は、一般消費者に対する責任として
一般消費者に対する説明をもっと充実させて欲しいものです。

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創刊日:2000-11-01  
最終発行日:  
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