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“絶対”失敗したくない人だけに、コッソリ読んでほしい、新築・中古マンションのホンネトーク。

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■不動産取引探検隊 お助け!さくら事務所■ 不動産相談室

2000/11/14

     
       ■不動産取引探検隊 お助け!さくら事務所■
               不動産相談室  
                        2000年11月14日発行
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 ローンを組み、土地を購入し、間取りを考え、材質等を決めて、
「さあ 後は完成を待つだけ!」という時に、図面通りに建築されていなかったと
したら・・・みなさんはどうなさいますか?
 前回に続き、今回も不動産業者とのトラブルについてのQ&Aです。
前回が仲介業務に関わるトラブルであったのに対して、今回は建築に関わる
トラブルです。寄せられた質問とそれに対する回答は、原文のままを原則として
おりますが、今回は質問者の特別の事情により、一部表現を変えてあります。

■質問■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

  はじめまして。現在、造成工事中で、擁壁・階段を造っているところです。
しかし、階段の位置が図面通りではなく、実際のものと850mmほどずれて
いるのです。 階段の段数や1段目の位置も違うし、図面を見ずに施工していると
いった感じです。
 こちら(施主)からは直接言わず、設計士にその旨を伝えると、造成工事業者は、
申し訳ない、と言って庭に植木を植えていました。
階段の位置は意図があって図面の位置にしてあるのに、850mmずれたおかげで
台無しになってしまいました。
本当はやり直してほしいのですが、鉄筋も入っているし実際にそれを造り直すこと
は難しいように思います。
この場合、施工し直した際に発生する費用を請求(相殺)することは
できるのでしょうか?
また、どの時期に業者に伝えればよいのか、教えて下さい。
また、地ならしの際、既存のフェンス・側溝を壊しています。
(ユンボで土を掘り返す時にあてたと思われます)
これもどのような形でどの段階で申し入れればいいのか教えて下さい。
 この業者は基礎工事もやってもらうことになっています。
工事の請負先は、資材の仕入れと販売の会社で、友人の勤務先です。
業者も友人の紹介です。
今すぐに対処するのか工事が終わってから対処するのか、
施主が直接交渉して良いものかどうか、など、
どのように、どの段階で話を出していけばよいのかもわかりません。
ただ、そういうことで泣き寝入りはしたくありません。
よきアドバイスをお願いいたします。

■回答■
 メールを拝見致しました。ご質問にお答え致します。
設計士を通じて苦情を伝えたということですが、その際に、造成工事業者に
対し、どのような対処を望んでいるのかは、伝えなかったのでしょうか。
造成工事業者は、植木を植えたことで、施工ミスに関する問題は和解して
い ると考えているのではないでしょうか。
設計士と工事業者の間で、どのような話がなされたのか、
早急に確認すべきです。
施工し直した際に発生する費用を、請求(相殺)したいということですが、
やり直しを希望されるのでしたら、ミスが発覚した時点で、
そのように申し入れるべきでした。
設計図と違うのですし、工事業者もミスと認めているのですから、
当然の権利です。
 しかし、あまりに時間が経ってしまうと、その間は認めていたことになりますから
強く主張することが難しくなります。
また、実際問題として、施工し直すことにより多額の費用がかかる時には、
工事全体の値引きや、オプションの無料サービスといった形で解決するケースが
殆どです。
 どの時期に業者に伝えればよいのかと迷われていますが、
一刻も早く伝えて下さい。地ならしの際に発生した損害についても同様です。
できるだけ早い時期に問題を指摘し、修復するように申し入れましょう。
 
 問題を発見したら、間をおかずにすぐ、指摘しましょう。
どのような対応を希望するのかも、その時にはっきり伝えます。
施主が直接交渉すべきかどうかは、工事業者との係わり方が不明ですので、
何とも申し上げられません。
設計士はどこに所属していて、どのように係わってくるのか等
この物件の取引の関係をお知らせ頂けましたら、お答え致します。

 一日も早い解決を願っております。
 
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 その後頂いたメールによりますと、質問の設計士は個人業者であり、
請負業者との関係が深いとのことでしたが、
【施主―請負業者―設計士―請負業者―工事業者】 の関係ですので、
この場合、施主が交渉すべきなのは、やはり請負業者となります。
 この請負業者は、悪意のある業者ではないようですが、消費者の立場を
考えることよりも、慣行を優先させて仕事をしているような印象を受けました。

 幾度かのやりとりを交わす中で、他にも幾つかの問題が出てきました。
質問者の方は、その度に現場をチェックしたり、業者にクレームを入れたりと
忙しい思いをされており、精神的な負担も相当なものであると考えられます。
しかし、ある時頂いたメールには、
「大変ですが、”自分の家”という実感がより強く持てるような気がします。」
という言葉がありました。やはり、こうありたいものですよね!

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創刊日:2000-11-01  
最終発行日:  
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