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映画館で逢いましょう

「映画との最良の出会いの場は映画館」を信条とし、劇場公開作品のREVIEW、オススメビデオ・名作映画のご紹介、その他特集記事を月一回お届けする映画批評月刊誌です。

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映画館で逢いましょう 第216号 【 2003年度 BEST MOVIE 】

2004/04/10

─映画の真価は、映画館でこそ問われるべき───────────────
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< 紅パパの 映画館で逢いましょう >  vol.216(2004. 4. 10)

発行者:映画館鑑賞推進委員長 紅乃ちゃんのパパ

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       http://www.geocities.jp/kurenataka/  (毎週金曜日更新)
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メルマガ【映画館で逢いましょう】は鑑賞前でも安心してお読みいただける
ネタバレ無添加のREVIEWを心がけております。
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==contents==
1.2003年 第1回 KuRePaPa BEST MOVIE
2.映画館で逢えなかった作品は、ビデオでチェック!
  【 ロボコン 】
3.徒然なるままに・・・編集後記
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☆☆☆2003年 第1回 KuRePaPa BEST MOVIE☆☆☆

2003年日本で公開された600本以上の作品の内、一割程度しか観ていな
い私が年間ベストを選ぶという厚かましいこの企画。必ずしも完成度の高い作
品を選んでいるわけではなく、あくまで個人的にお気に入りの作品を列挙して
おります。ビデオ化されている作品も多いので、気になる作品がございました
ら是非レンタルビデオ店に足を運んでください。

◆ 作品賞 ◆
第1位 【シティ・オブ・ゴッド】
第2位 【キル・ビル】
第3位 【ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔】
第4位 【ボーリング・フォー・コロンバイン】
第5位 【トーク・トゥ・ハー】
第6位 【極道恐怖大劇場 牛頭】
第7位 【座頭市】
第8位 【フレディvsジェイソン】
第9位 【ファム・ファタール】
第10位 【女はバス停で服を着替えた】
次点  【東京ゴッドファーザーズ】【青の炎】【WATARIDORI】

【シティ〜】はビデオ鑑賞ながら、圧倒的暴力描写の根底にある人間ドラマに
魅せられた。【キル・ビル】は映画おたくの夢を叶えたバイブル。【ロード〜
】は三部作中最もドラマティックであり、まだ観ぬ三部作への期待を一気に高
める連作の見本。【ボーリング〜】は愛すべきポッチャリ系マイケル・ムーア
の鋭い切り口に感服。【トーク・トゥ・ハー】は、ペドロ監督の流暢な語り口
と不思議な男の友情に一票。【極道〜】には三池監督の狙いすました不条理世
界につげ義春の「ねじ式」の再現を観た。【座頭市】は勝新太郎という牙城に
無謀な挑戦を行い勝利した北野監督を讃えて。【フレディvsジェイソン】は
今後のコラボレーション企画に大きな期待を抱かせた功績に。【ファム・ファ
タール】はデ・パルマ監督に振り回される快感とレベッカの完璧なプロポーシ
ョンに。【女は〜】はマイナーな日本映画だが、情熱的なサルサのリズムが似
合う素晴らしい熟年恋愛映画として是非観て頂きたいので。

◆ 個人賞 ◆
監督賞    ペドロ・アルモドバル(トーク・トゥ・ハー)
主演男優賞  エミネム(8Mile)
主演女優賞  ウマ・サーマン(キル・ビル)
助演男優賞  哀川 翔(極道恐怖大劇場 牛頭)
助演女優賞  キャサリン・ジータ・ジョーンズ(シカゴ)

監督賞は、卓越した構成力で地味な題材を一シーンたりとも退屈させることの
なかったペドロ・アルモドバル監督は不動。主演賞は、初主演を物怖じせずに
等身大の青年を熱演したエミネム、タランティーノ監督のとんでもない要求に
体を張って応えたウマ・サーマンに捧げたい。哀川翔は、作品自体には最初と
最後にしか出ていないにも関わらず、作品そのものを支配し続けた存在感に、
キャサリン・ジータ・ジョーンズは【シカゴ】を観た方ならその熱いダンスと
躍動感に納得していただけるはず。

◆ トホホ賞 ◆
【ドリーム・キャッチャー】
 ジャンルを特定できない迷走感、面白げな予告編による騙しのテクニック、
 何もかもがいい加減で2003年度最もがっかりさせられた作品。トイレネ
 タが好きな人のみご覧ください。

【スカイハイ 劇場版】
 テレビシリーズ、コミックファンどちらの期待もしっかり裏切り、オカルト
 色を排したチャンバラアクションに染め上げた北村監督の責任は重い。

【バトル・ロワイアル2】
 テロ容認発言には閉口。銃弾の雨の中、仲間が死ぬ時だけ時間が止まる演出
 もあまりに陳腐。韓国で上映されると聞いて日本映画の評価に不安が…。

【マトリックス・リローデッド】
 回を重ねるごとに、シリーズの名をこれほど地に落とすとは誰も予想しなか
 ったのでは。一年間で二度がっかりさせた罪は重い。

【スパイキッズ 3−D:ゲームオーバー】
 内容は子供向けなのでとやかく言う気はないが、3Dメガネをかけて荒い映
 像を見せ続けられるのは拷問に近い。遊園地のアトラクションで観る立体感
 も望めず、正直意味はなかったような…。
 
あくまで個人的趣旨に基づいた選択ですので、ご意見の合わないところはご勘
弁ください。「私のベストはこれだー」「この作品を是非観てほしい」という
ご意見、ご感想をお待ちしております。

    ご意見・ご感想はこちらまで   kurenataka@ybb.ne.jp

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2.映画館で逢えなかった作品は、ビデオでチェック!
【 ロボコン 】
私的作品評価 ☆☆☆★
2003年 日本映画 118分
監督 古厩智之 出演 長澤まさみ/小栗旬/伊藤淳史/塚本高史

大ヒット作【ウォーターボーイズ】の理数系バージョン。ロボットコンテスト
略してロボコンを通じて、自分中心で生きてきた理数系の面々が仲間と共に目
標に突き進む素晴らしさを知っていく、とここまで言うと良くあるスポコン物
の流れなのだが、そこは理数系映画らしく、最後までローテンションです。あ
りがちな青春映画とせずに、内にこもりがちな面々による青春映画を飽きさせ
ることなく描ききった古厩監督の演出力は確かなものだ。難を言えば、紅一点
の長澤まさみが可愛すぎることか。この作品に限って言えば、長瀬の可愛さが
ロボコン優勝という目標の元に集った仲間たちに若干恋愛の臭いを残してしま
うからだ。古厩監督自身は、この作品から恋愛という要素を排しているだけに
違和感を感じる。
地味な題材ながら、熱くなれること請け合いのオススメ青春映画です。

この作品はビデオレンタル店の邦画新作コーナーにあります。
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3.徒然なるままに・・・編集後記

今号は、劇場公開作品の紹介は無しです。というのも、春休み興行作品にはど
うも劇場に足を運びたくなるような作品がないんですよ。恐らく主だった作品
は【ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還】とのバッティングを恐れて、GW
興行にスライドしているようで、恐らくは来週まで映画鑑賞はお休みします。

かわりに、【映画館で逢いましょう】では初めての試みである年間ベストを掲
載してみました。最初は軽い気持ちで書いていたのですが、今号を作るのにい
つもの3倍ぐらいの時間がかかっております。その割には読み返して見るとそ
れほど大した内容でもないような気がしますが…。

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      映画館をこよなく愛する紅乃ちゃんのパパがお贈りする

                 HP< 映画館で逢いましょう >  
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劇場公開作品のREVIEW・RENTALVIDEOのお勧め紹介・PostCardCollection展示
など映画尽くしのページです。共に映画について語り合いましょう。
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         【映画館で逢いましょう】 創刊1999年11月16日
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