
60秒☆科学の英語
Scientific American誌のコラム「60-Second Science」、英文医学記事、特許文献などを題材として、翻訳や科学論文執筆に役立つ英語表現を取り上げます。サイエンスの雑学を楽しみながら英語の表現力をUPしましょう! 毎朝発行です☆
60秒☆科学の英語 [0291] absence
2018/08/31★★★今日の表現★★★
「absence」
Comet Holmes, back in view after a 115 year absence, is much brighter in the night sky than expected.
115年の時を経て再び観測されたホームズ彗星は、予想されていたよりもはるかに明るく夜空に輝いている。
♪♪♪
absence は、
「〜がないこと」
「不在」
「欠如」
という表現です。
今回の例では、
after a 115 year absence
115年の不在の後
→115年間、見えなかった後
→行方不明だった115年間の時を経て
という意味になります。
もうひとつ例文を挙げると、
Gene targeting allows researchers to inactivate individual genes. By the gene's absence, its true function is often revealed.
遺伝子ターゲッティング法により、研究者らは、個々の遺伝子の働きを止めることができるようになった。遺伝子をなくすことによって、その真の機能が明らかになることもよくある。
absence の反対語は
presence
「存在」を表します。
The sensor detects the presence or absence of the abnormality.
このセンサは、異常があるかないかを検出する。
このセンサは、異常の有無を検出する。
今回の例文に出てくる
ホームズ彗星(Comet Holmes)は、
1892年にエドウィン・ホームズが発見した彗星。
その後、行方不明になっていましたが、
2007年に突然、
増光(アウトバースト; outburst)して
肉眼でも見えるほど明るく
黄色い光を放ち始めました。
★★★出典・引用★★★
▼ "Sheer Luck Holmes A Bright Comet"
https://bit.ly/2nOlNNl
↓
▽ 日本語でのごく短い要約はこちら!
http://twitter.com/trivia_science
規約に同意してこのメルマガに登録/解除する
メルマガ情報
創刊日:2017-11-12
最終発行日:
発行周期:日刊
Score!:
非表示
コメント一覧コメントを書く
コメントはありません。
この記事にコメントを書く