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システムキッチンを創っていた男のガチお役立ち話

某大手住宅設備メーカーの子会社でシステムキッチンを14年間に渡って創り続けた男が、新築やリフォーム時におけるプランニング、現場ウラ話、トラブル体験などを語ります。立派なキッチンを創りたい人はぜひ読者登録を。

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【SKガチ話 第16号】 システムキッチンの収納のお話

2017/09/05

SK太郎です。


システムキッチンの細かい部分にスポットを当てた
話をしてくシリーズに突入しています。

よりマニアックな情報をお楽しみに。



業界関係者の方にとっては、つまらない内容かも
知れませんが、ブランクがあるので、そこはご容赦
願います。




■今号のポイント

・収納は重視される

・開き扉と引き出しの使い勝手

・把手と兆番及び金物メーカー


では、スタート。

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●収納は重視される


キッチンの周辺って、なかなかスッキリ片付かないですね。

さぞ、こんまりさんの助言を貰いたい事でしょう。



調理道具だけじゃなく、食器類もたくさんあると、収納が
めちゃくちゃ大変です。

多分、キッチンだけじゃ納まりきれないので、今の時代、
新築物件を見ると、カップボード(食器棚)やパントリーが
当たり前のように付いてます。


システムキッチンも収納力は随分と上がっていると思います。



今はスライド引き出し型の収納がメジャーですが、開き扉
全盛だった頃のシステムキッチンは、ビルトイン調理器具の
下のキャビネットと、その横に3段や4段の引き出しがあった
程度です。


シンク下のキャビネットは、排水トラップがありますから、
収納スペースが限られてきます。

大量にはモノが置けない状態になってました。

スポンジや洗剤、ラップにビニール類などを主に収納する
しか無かったと思います。
パイプ棚と置いてね。



ところが、どこのメーカーかは忘れましたが、オールスライド
収納が出始めると、各メーカーも追随しました。

引き出し収納なんて、余計にモノが入らないといった声も
ありましたね。


革新的だったのが、足元まで引き出し収納として機能し始めた
ことでしょう。

要するに、ケコミ部分まで引き出すことで、キャビネットが
2段収納になったんですね。



目地ラインが横にそろって、見た目もカッコイイですし、
格段に収納量はアップした画期的な機能だったと思いますね。

フライパンや土鍋、ポータブルガスコンロなどが、足元の
スライド収納にぴったり納まるので、必然的に整理整頓が
適うわけです。



最初に国内で普及に励んだ人は、とても素晴らしいですね。



●開き扉と引き出しの使い勝手


結論から言えば、引き出しの方が使い勝手は良いと思います。


取り出しや仕舞う態勢もラクですし、奥のモノまで出し入れが
手早く出来るのは、時間短縮に貢献しているはずです。

一時期は、引き出しのレールのスライド幅が小さくて、奥行
いっぱい引き出すことが出来なかったのですが、レールの改善
によって問題はあっさり解決されました。



開き扉だと、手前のモノを一旦取り出す余計な作業が
ありますから、時間のロスは短くても、頻度が高いと
イヤになってきますよ。



●把手と兆番及び金物メーカー


収納を機能させるには、把手や兆番といった金物が重要です。

もちろんレールも。



要は金物メーカーが品質の良い商品を出さないと、音の静かな
スライド収納は出来ません。


主なキッチン金物を扱うメーカーとしては、

・アトム
・スガツネ工業
・ブルム
・ハーフェレ
・カワジュン


その他にも、たくさんありますけど、



特に印象に残っているのは、カワジュンさんの把手です。

めちゃめちゃ引き合いが多かったです。



よく吊戸棚に使われましたね。

次第に、吊戸棚は扉を底板より下に伸ばした、把手無し
スタイルに切り替わっていき、キャビネットの方は、
レール引手が重用されました。


当時は。


ああ、懐かしいです。





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いろいろとしゃべりましたけど、

本日はココまで。




収納の話、面白かったですかね。


収納と金物は切っても切れない関係です。



把手が変わるだけで表情かわりますからね。

把手、取っ手・・・。



どちらが正しいのか、わかりません(汗)





それでは、ご購読、ありがとうございました。

次回も、よろしくお願い致します。



SK太郎



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創刊日:2017-08-03  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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