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システムキッチンを創っていた男のガチお役立ち話

某大手住宅設備メーカーの子会社でシステムキッチンを14年間に渡って創り続けた男が、新築やリフォーム時におけるプランニング、現場ウラ話、トラブル体験などを語ります。立派なキッチンを創りたい人はぜひ読者登録を。

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【SKガチ話 第7号】 システムキッチンの種類

2017/08/26

SK太郎です。


本日は、システムキッチンの種類について。
レイアウトの事ではなくて、棲み分けという感じです。



■今号のポイント

・大きく3つありますよ

・私が関わったのはコレだ

・イレギュラーなキッチン


では、スタート。

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●大きく3つありますよ


キッチンは間取りや置き場所によって、カテゴリー分け
しているメーカーもあります。



1Rマンションやビルの給湯室等に置かれるミニキッチン

民間の賃貸アパートや公団住宅向けのコンパクトキッチン

一戸建てや分譲マンションに合わせられるシステムキッチン



大きく3カテゴリーというイメージですね。

厳格な棲み分けはありませんが、そういうもんだと考えて
下さるだけで結構です。


ミニキッチンやコンパクトキッチンは、あまり個人で
購入する機会は無いと思います。
それ故に、設備キッチン、設備系キッチンと呼ぶ場合も
あります。




●私が関わったのはコレだ

えー、私が現職だった頃は、全てのキッチンカテゴリーに
首を突っ込まざるを得ませんでした(汗)


いろいろと勉強もしましたよ。

ミニキッチンの調理器具は、一般的には電気コンロですが
ガスコンロやIHクッキングヒーターも品揃えがあります。


特にIHクッキングヒーターは100Vタイプを組み込む前提で
作られるのですが、200Vタイプの注文が入ることがありました。

当時はオーダー品に相当しましたので、ちょっとした設計
変更をする必要が出てきたんですね。



しかも工場側に設計の丸投げですよ、超有名ブランドなのに。


本社サイドは、

「良きに計らえ」

で終わりです。



この辺で、子会社は下僕なんだなと、ピンと来ましたけど。



設計変更によって、特別オーダーの部材なども必要になって
くるわけですが、その発注、納期の管理もしました。

更には工程への指示書作りも。



一度やれば、経験として残りますから、次の注文には
上手く対応出来るようになります。


ミニキッチンでさえ、このようなイレギュラーなオーダー
を受けることがあるのですよ。




●イレギュラーなキッチン


世の中、規格品ばかりが受け入れられる時代ではありません。

多様化の時代ですから、それに対応できないと淘汰されます。



一番のイレギュラーなキッチンは、介護施設の居室に納品
されるキッチンでしたね。

簡単に言えば、トランスフォームして車椅子の方でも使える
キッチンを作れというものでした。



これは流石に本社の開発チームも合流してきましたよ。
受注分母がデカイですし、福祉分野への参入の絶好の機会。


※こういう時だけ本社が絡むという嫌味は言いません



これは難儀しましたよ。

実際に車椅子を使って、実験したりしました。


幸いなことに、依頼主であるディベロッパーやゼネコンの
承認も取れたので、量産にこぎつけることが出来ました。

ただし、カタログに乗るものではないので、期間限定と
言いますか、相手先限定ですね。



ただ、実際にトランスフォームしたという報告は、在任中は
一度も聞きませんでした。

必要だったんでしょうかね、そもそも機能として(汗)





とまあ、そんな感じです。



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本日はココまで。


仕事自体は楽しかったのですが、何と言うか、ミニキッチンを
扱う時期になると、本社サイドの態度が冷たいんですよね。

工場では、立派なメイン生産品でも、本社からすればミニ
キッチンは、「住宅設備機器のひとつ」なので、その意識の差
でしょうかね。



「戦闘力・・・たったの5か・・・ゴミめ」

「私の戦闘力は530000です」


要は、こういうことが本社側の根底にあったのだと思います。



個人的にはね。





それでは、ご購読、ありがとうございました。

次回も、よろしくお願い致します。



SK太郎

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創刊日:2017-08-03  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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