住宅・不動産

システムキッチンを創っていた男のガチお役立ち話

某大手住宅設備メーカーの子会社でシステムキッチンを14年間に渡って創り続けた男が、新築やリフォーム時におけるプランニング、現場ウラ話、トラブル体験などを語ります。立派なキッチンを創りたい人はぜひ読者登録を。

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【SKガチ話 第6号】 システムキッチンとは

2017/08/25

SK太郎です。


本日は、システムキッチンとは何ぞや、という基本中の基本を
語りたいと思います。



■ポイント

・何を以てシステムなのか

・流し台との違い

・キッチンの機能とは



では、スタート。

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●何を以てシステムなのか

システムキッチンの「システム」の意味は、ご存知ですかね。


何百種類というパーツを組み合わせることで、多様なキッチンを
提案できるのでシステムキッチンと呼ばれています。

このパーツというのは、

・キャビネット
・カウンタートップ
・調理器具
・小物類
・レンジフード
・キッチンパネル
・照明器具
・食器洗い乾燥機
・シンク
・水栓
・浄水装置
・食器棚

など、各メーカーによって品揃えは異なりますが、かなりの数が
ありますので、それらをパズルのように組み合わせて、お客さん
の要望に応えていくわけです。


ショールームでは、大抵、タカログに掲載されている標準プランを
参考に、若干のオプション品を付けて展示されています。

見てもらうことが一番ですから、それは豪華ですよ。


ショールームでは、見積もりのシステムが各社完備しているので、
どんなプランであっても、サッと見積もりと商品図面が出てきます。



ちなみに「プラン」とは、システムキッチンの姿ですね。

・シンプルなI型
・キッチンとリビングまたはダイニングを結ぶ対面型
・作業性が高まるL型
・調理スペースと仕込み、洗い、準備スペースを分けた?型
・周囲をキッチンに囲まれてコックピットのようなU型
・LDKの中心にキッチンが置かれるアイランド型


これがプランになります。
経験上、多い順に並べてみました。

圧倒的に多かったのは、間口(横幅)2400mmのI型ですね。


あ、キッチンでは横幅の事を間口と言います。
大体、150mmのモジュール寸法で調整します。

注)これからは「mm」の表記は省きます。



主流の間口は2400と2550ですね。


2400以下の間口だと、新築一戸建てや分譲マンションには
まず採用し難いと思います。
やっぱり、物足りないんですよ。

二世帯住宅のサブキッチンなら1800ぐらいかなあ・・。


広くても3000までが、日本の住宅事情からすると限界と
言いますか適切な間口になりますね。



奥行は650で、ほぼ統一されてます、システムキッチンの場合。
カウンタートップまでの高さは850で、これもほぼ統一。

日本人の女性の平均身長からすると、850ぐらいの高さが
作業しやすいんです。
エルゴノミクスから導き出されてます。


だけど、速水もこみちさんの「MOCO'Sキッチン」見ていると
かなり腰を曲げて調理しているので、辛そうに見えます(汗)
高身長の男性には、少し、低いかもしれないですね。




●流し台との違い


流し台と言われるキッチンは、明確な定義は無いものの、

・奥行が550〜600しかない
・調理機器とは一体型ではない

ことが大きな特徴です。


アパートなどで見かけるようなキッチンですね。


カウンタートップがステンレスの木製キッチンです。
ガスコンロをドンと置いて使用するタイプ。



流し台と比べるとシステムキッチンは、やっぱり女性は
憧れると思いますね。




●キッチンの機能


キッチンは料理を作る場所ではありますが、必要な機能としては

・調理(炒める、焼く、煮るなど)
・仕込み
・洗い
・保管
・収納
・換気
・生ごみ処理

など、一か所で出来る事がベストです。


最も重視して欲しいポイントは、収納です。
調理器具だけでなく食器も収納させるとなると、家族構成も
考えてプランを決定する必要が出てきます。

共働きで買い物が週に1度という状況ならパントリーの
設置も考えるはずなんですよね。


このように、意外とキッチン周りだけでも、収納すべき
ものはたくさんあるもんです。

土鍋とかね、小型のガスコンロとか、そういうのもね、
出来れば入れておきたいでしょ。



来客が多い場合は、家族分とは別に収納スペース取られますし。


各メーカー、収納にはこだわりがあるはずですよ。



さらに昔と違って、ゴミは分別しないといけないですから、
ゴミ箱が置けるキャビネットもキッチンのパーツに揃え
られていたりします。


ともかく、何でも出来ると思っていいでしょう。



あーっと、ディスポーザーだけは別です。

生ごみを粉砕して下水道に流すマシンですが、浄化槽とか
戸建てなら必要なんでね、ちょっと別だと言いました。


まあ、ぶっちゃけ、いらんです(汗)



いやあ、このディスポーザーについては、とある分譲
マンションの件で、いろいろ思い出しますなあ・・・。



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本日はココまで。


改めてキッチンのことを書こうとすると、どうしても
マニアックな方向になりがちなので、軌道修正が大変。


話のネタはたくさんありますので、眺めるだけでも結構。



リフォームや新築の際に、参考にしてくれると、もっと
嬉しいです。



ご購読、ありがとうございました。

次回も、よろしくお願い致します。



SK太郎

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創刊日:2017-08-03  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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