住宅・不動産

システムキッチンを創っていた男のガチお役立ち話

某大手住宅設備メーカーの子会社でシステムキッチンを14年間に渡って創り続けた男が、新築やリフォーム時におけるプランニング、現場ウラ話、トラブル体験などを語ります。立派なキッチンを創りたい人はぜひ読者登録を。

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【SKガチ話 第5号】 プロローグ そして自己都合退職へ

2017/08/24

SK太郎です。


第五回目の配信です。

「なぜシステムキッチンに関わったか」

シリーズの最終回です。



■前号のポイント
・設計開発部門への異動

・本社へ抜擢の話が舞い込む

・アウトソーシングの波



では、スタート。

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●定年まで変わらない環境に恐怖

なんやかんやで勤続10年。
一応は、記念品みたいなのが貰えましたが、私にとっては
一区切り単位でしかありません。


独立起業への思いが強くなっていきました。

きっかけは、30才で方向性を見直した事。
一度だけの人生、退職金や企業年金はあるとしても、このまま
でいいのかと自問自答したわけです。



今の会社は、看板はデカイですけど、所詮は子会社です。
しかも地元の金属加工会社に、有名ブランドという衣装を
纏っただけの実態。

下請け体質は変わりません。
注文は親会社に100%依存しているわけですから、自己成長は
まず考えられません。


案の定、今では規模も半分に縮小、人員も整理されてます。




このまま更に勤続20年、30年と経過したところで、将来の
ポジションが見えてしまったんですね。


これでは人生はツマラナイ、そう思って、独立起業を決心。
勤続10年を達成した日から5年以内に、新しい道で生きていく
ことに決めたのです。

このころ、昇給は年に数千円程度。
役職者を目指そうにも、指標も無いわけです。
しかもですよ、人員に変化が無いですから、3人にひとりが
何らかの役職名が付いているという不思議さ。


社員の平均年齢の高齢化も見えてくるわけです。


はっきり言えば閉塞感に押しつぶされそうになってました。



●身体に異変

もう限界だったんでしょうね。


13年目ぐらいだったでしょうか。
出張帰りの博多駅で新幹線を待っている時、得体のしれない
気だるさに見舞われました。

その前の酒席から異変は感じていたのです。
ちなみに私は、一切アルコールは入れない主義なので上辺の
付き合いです(断言)


決まって、仕事の愚痴、人間関係の愚痴しか飛び交う事の無い
ので、そんな酒席に時間を奪われるのが許せず、ストレスは
一段と高まりました。


座っているだけで身体が辛い。
しかも立ち上がれない。
なんとか新幹線に乗り込みましたが、ホームに立っている
ときは本当にシンドイ記憶が残っています。



這う這うの体で帰宅したとき、フッと思いました。


「オレは、このままだったら、潰れる」


10数年間の小さいストレスの積み重ねによって、身体が
悲鳴を上げ始めました。

病院に行って症状を伝えて検査をしても、何も異常が無い。


「疲れですね」


何度聞いたでしょうか、このセリフ。



内科では埒が明かないと思い、心療内科に行くと

「仮面うつと言われる、軽度のうつ病よりも軽い状態ですね」

との診断に、「やっぱりね」という気持ちと共に、原因が
わかったことで対処法が明確になった嬉しさもありました。


幸い、半年ほどの投薬治療で、改善はしました。
深みにハマるところでしたよ。

蝕まれていってたんですね、いつの間にか。
怖い怖い。



そして、改めて決意しました。

働く時間を決められ、
昼食時間を決められ、
出社時刻は決められているのに、帰る時間は見て見ぬふり
家庭環境を一切無視した他社出向も平気な人事異動
始業と終業に社歌を歌う洗脳教育


こんな場所には居られないと、退職届をすぐに書きました。



●1年半後にやっと退職と言うブラック企業

相変わらず世間では、ひどい会社をブラック企業と呼びます。
当時は、そういう適切なワードがありませんでしたが、
内情はブラックでした。


見た目はブランド背負ってますから、良さそうに見えますけど、
中身は、ちょっとだけ洒落た田舎の町工場でした。


※縁故採用云々は、この頃も頭にありませんでした
※だって自分の人生が潰されるかの瀬戸際ですから
※有能な人はどんどん辞めていきましたよ
※私は有能とは言いませんが(笑)



さて、背伸びした会社の悪い癖。
それは先進的な事を導入したがる事でした。
世間では、年功序列がバッシングされ始めて、能力制度、所謂、
実力主義がクローズアップされ始めたころでした。

これをやっちゃったわけですな。


ツライですよ。
ポンコツな上司から評価されるわけですから。
頑張って成果を出しても、ポンコツだから評価できない。

年功序列のぬるま湯に浸った連中が、評価なんて出来るわけ
ないんですよ。


このころ私は、既に社内での評価なんて全く気にしませんでした。

もう次のステップへと照準を定めていたので、部長面談の
時に退職届を出したのです。

驚いた顔をしてましたね。


退職届を出したのは7月でした。
そして年末一杯で、去りたいとはっきり言いました。


残った仕事の事を考えると、半年あれば十分と思ったんです。

それよりも短い期間で退職出来るのにですよ、一応は筋を
通してやろうかなと(上から目線)考えまして。



数か月に一度は部長面談という、訳の分からない人事制度の
お陰で、退職の話は進みました。

が、いかんせん慢性的な人手不足と、社内より社外からの
「辞めないでコール」がありまして、退職日がズルズルと
延びていきました。


結局、1年半後に無事に卒業です。
この期間もツラカッタ。

有給どっさり残したままですよ、っとにもう!!!



もう辞めるって周りも知っていたはずなのに、最後の出勤時に
ひとりひとりに退職の挨拶をすると、しらじらしく驚く人ばかり。

その時に、辞めて正解だと思いました。



何の悔いもない14年間と言っておきましょう。

人間関係も一切断交しましたので、ホントにすっきりして
現在に至っています。


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本日はココまで。



自らの体験としては、就職って難しいなあと思いましたね。



今の暮らしは、ホントに私にあってます。
自営業者としてスタートして、新しい発見もありましたよ。


私、引きこもり体質でした(笑)


パソコンの前に何時間でも座っていられます。
実際には、腰が痛くなってしまうので、軽い体操はしますが。

しかもボッチ体質で、他人と一週間以上しゃべらなくても平気です。
一ヶ月以上でもOKです。
多分、家族以外はしゃべらなくてもいいかな、ぐらいです。


その証拠に、友達ゼロです。

仕事関係での付き合いはありますが、プライベートで時間を
共有する友人関係はゼロです。
全然、快適です。

家族だけで十分です。


そんなね、変人SK太郎ですが、次号より、システムキッチンを
中心とした話題をお送りします。


ご購読、ありがとうございました。



SK太郎



ps.
こんな内容じゃ、誰も読まないか(笑)



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創刊日:2017-08-03  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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