住宅・不動産

システムキッチンを創っていた男のガチお役立ち話

某大手住宅設備メーカーの子会社でシステムキッチンを14年間に渡って創り続けた男が、新築やリフォーム時におけるプランニング、現場ウラ話、トラブル体験などを語ります。立派なキッチンを創りたい人はぜひ読者登録を。

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【SKガチ話 第4号】 プロローグ 開発設計部門へ異動

2017/08/23

SK太郎です。


第四回目の配信です。

「なぜシステムキッチンに関わったか」

シリーズの続編です。



■前号のポイント
・組織では基本的に希望は通らない

・背伸びした会社

・縁故採用が足かせに



では、スタート。

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●設計開発部門への異動

苦痛の5年間を過ごした後、転機が訪れました。
開発部門への異動です。


営業を兼務するのですが、私の担当は、設計の面で営業担当に
助言を与える事と、周辺地域の設計担当者と情報を共有する
ことでした。

もちろん技術交流も親会社とやっていくことも重要な仕事。



これには、やりがいを感じました。

モノ作りは組立や部材の調達と管理も大切ですが、開発設計が
出来なければモノは作れないですから、打ち込みましたね。


作業服からジャケット姿になっての仕事です。



単調な生産管理の仕事から、ショールームや営業所での
打ち合わせと、設計業務は大変面白い仕事でしたね。


一気に視野が広がりました。

あのまま生産管理をやってたら、心身共に潰れていたでしょうし
単なる事務屋で終わっていたと思います。
もちろん潰し何て利かないですよ。



仕事相手が、本社、営業所、代理店、ディベロッパーになり
どんどん仕事にのめり込みました。

次第に顔も覚えてもらって、頼ってもらえるようになりました。


ゼネコンの所長から直々に打ち合わせに来てと懇願されたことも
ありましたね。

なぜかって、そのエリアの担当者が知識不足で、事が全然
運ばなかったからです。
何度か帯同しただけなんですが、呼び出しに驚きました。


うれしかったですけどね、頼ってもらえるという事は。
話は1時間も満たない内容で、移動の方が長いときもあったので
効率が悪いなあと思いながら、わが社の製品が使ってもらえる
ならと考えるようになりました。


成長するんです、尖ってた私も(笑)



●本社へ抜擢の話が舞い込む

いろいろと交流を深めていくうちに、本社の設計部門の部長が
直々に、私に向かって、

「おい、〇〇ちゃん、お前をウチに引っ張るけどええか?」


普通は、本人に隠して、部門長同士で話を付けるのですが、
オープンな方だったので、直接、意思確認されました。

私は、まだ独身でしたし、工場の体質から脱出出来るという
ことで問答無用でOKの返事をしました。



当然、私の直属の部門長からも話があったわけですが、結論は
残って欲しいと言われました。

直属の上司もこれまで何度か変わり、自由にさせて貰って
いる感謝もありましたので、相当に迷いましたね。


結局、残ることにしました。

これは私の意志というよりも、大局を見ての判断です。


その判断は、決して間違ってはいませんでした。



●アウトソーシングの波

今では派遣社員という言葉は浸透していますが、当時は、
これからという時代でした。


工程では派遣社員は多くいたものの、間接部門には一度も
派遣社員を置いたことは無かったんですね。

私がオーバーワーク気味になって、上司に直談判したんです。
直属の上司は前向きでしたが、管理部門が渋るんですよ。
前例が無いとかで。


この時代錯誤な考え方もイヤでした。


それと同時期に、一部の仕事を海外にアウトソーシングする
という方針が、本社の設計部門よりお達しがあってから、
あっさりと派遣社員の登用が認められました。


何でしょうね、この掌返し。


この海外のアウトソーシングによって、私の仕事は随分と
楽になりました。
まず、設計の実務時間が大幅に短縮されたので、技術相談と
開発、営業サポートに時間を大きく取れるようになりました。


営業所で設計実務を担当する派遣会社の人たちへ、技術研修会
などを開催するなど、そういう役回りが増えました。

既に本社サイドの営業所では、間接部門でも派遣社員が大活躍
していたんですね。
とても進んでいて、分業体制が出来上がっていました。


そういう現状を見ると、比較してしまうんですよね・・。




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本日はココまで。


ようやく仕事の面白さに目覚めた頃を書きました。

取り組みの温度が変わりますよね。



向き不向きや好き嫌いは、仕事に持ち込むべきではないと
言う人もいますが、それは仕事を選べない立場の言う事
だと、独立してわかりました。

たった一度の人生、押し付けられた我慢を美徳として働く
なんて、勿体ない。




第五号で続きを書きます。


ご購読、ありがとうございました。



SK太郎

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創刊日:2017-08-03  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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