金融・保険

FPが教える!相続知識配信メルマガ

このメルマガは最近何かと話題になっている“相続”について、手続き方法から相続知識まで幅広いジャンルで配信していきます◎
読者の皆様と共にこのメルマガを作り上げていきたいと思っておりますので、お気軽にご意見など頂戴出来ればと思います。

全て表示する >

代償相続#3つの相続方法

2018/04/16

今回は、代償相続と生命保険の関係について解説させて頂きます。

代償相続の説明を始める前に、まずは3つの相続方法について説明していきます。

相続が発生すると、亡くなった方、つまり被相続人の財産を相続するのかしないのかを決めなければなりません。

被相続人の財産のすべてを相続することは、単純承認と言います。

マイナスの財産である借金などが一切ない、もしくはプラスの財産の中からマイナスの財産を返済しても問題ない場合に選択されます。

万が一、後になって莫大な金額の借金の存在が発覚したとすれば、その債務は相続人が負担しなければなりませんので注意が必要です。

単純承認を選択するといっても、なにか特別な手続きが必要になるわけではありませんので、安心してください。

続いて、被相続人の財産を一切相続しないことは、相続放棄と言います。

プラスの財産はあるが、明らかにマイナスの財産の方が大きく、債務を負担しなくない場合に選択されます。

相続放棄は、相続人が単独で申請することが出来ますので、全相続人の同意は必要ありません。

最後に、被相続人のプラスの財産の範囲内でマイナスの財産の返済に充てる相続方法は、限定承認と言います。

現時点では単純承認しても問題ないが、後に新たな債務が発覚しそうな予感がし、自分の財産に手を付けてまでも債務を返済したくない場合に選択されます。

限定承認は相続放棄と違い、相続人全員の同意の元、手続きを進めていく必要があります。

限定承認は、一見デメリットがない相続方法に感じるかもしれませんが、かなり複雑な手続きとなりますので、依頼する弁護士などの専門家も快く引き受けてくれないケースが多くあります。

というのも、被相続人のプラスの財産をすべて売って現金化し、そのお金の中から債務返済に充てるというものだからです。

限定承認は自宅を守れると聞くかもしれませんが、自宅も含めた全財産をお金に変える訳ですから、必ずしも自宅を守れるわけではありません。

しかし、自宅を売ったとしても相続人には先買権が付きますので、優先的に自宅を買う、つまり買い戻すことは可能です。

相続放棄も限定承認も、相続開始を知った日から3ヶ月以内に家庭裁判所において所定の手続きを行う必要がありますので、期限には気をつけましょう。

3ヶ月の期限を伸ばす伸長手続きを行うこともできますが、相続税の納税や申告義務の期限は変わらず10ヶ月なので、なるべく早めに手続きを行うようにしましょう。

また、被相続人の財産に少しでも手を付けてしまうと、その時点で単純承認したとみなされ、相続放棄や限定承認が出来なくなりますので、気を付けましょう。

次回も、今回の配信の続きを解説していきます。

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2017-02-16  
最終発行日:  
発行周期:毎週月・水・金  
Score!: - 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • コメントはありません。